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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html
出典情報 オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》
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事例2

とびた眼科
所在地

事例の
ポイント

埼玉県さいたま市

⚫ 外眼部疾患やアレルギー疾患などの患者をオンライン診療で対応
⚫ 対面診療時にアプリの導入などのサポートも実施
医療機関の概要

遠隔医療の実施状況
2020年4月

-(無床診療所)

開始時期
診療科

診療科

眼科

対象患者

外眼部疾患の患者、アレルギー疾患の患者等

職員数

医師1人、看護職員3人、事務スタッフ5人

患者数

約6人(2024年1月)

設立主体
病床数

医療法人

眼科

1 オンライン診療の導入の経緯
新型コロナウイルス感染症流行下で対面診療が難しくなることを想定して導入した。オンライン診療の「希
望」は新患が多く、中には遠方の患者もいた。

2 オンライン診療の導入までの流れ
オンライン診療システムと電子カルテを完全に分離しており、セキュリティ面の問題がないものを選択した
。導入時は他のオンライン診療システムはあまりなく、選択肢がなかった。
対面診療実施済みの再診患者には、対面の診察の際にオンライン診療について医師から周知した。その後、
事務スタッフが分担して、アプリ導入などのサポートを実施した。事務作業については通常の対面診察の流
れとほとんど変わらないため、特にマニュアルはないが、投薬については処方薬の取り扱い・在庫の有無や
患者の受け取り時間の調整など細やかな対応を行った。

対象患者
対象患者は、オンラインで経過観察可能な、ものもらい・結膜炎の方などの外眼部疾患(カメラに映すこと
のできる目の表面またはまぶたの疾患)の患者である。アレルギー疾患等で、対面での視診をした上で薬の
処方が中心になる患者等、患者の状況に合わせて対面診療と組み合わせてオンライン診療を実施している。
初診の患者に対しては、事前に記載された問診表の内容を確認し、対面診療のほうが良さそうな場合は、対
面診療を案内している。なお、薬の処方のみを希望する患者は断っている。