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オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版) (31 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/index_0024_00004.html |
出典情報 | オンライン診療その他の遠隔医療に関する事例集(令和6年4月版)(4/19)《厚生労働省》 |
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3 オンライン診療の実施の流れ
予約
⚫ 受診経験のある患者の退院後のフォローや検査結果伝達は、オンライン診療枠を設定。
新型コロナウイルス感染症では枠外で臨時のオンライン診療も実施。
⚫ HPから予約可能。
⚫ オンライン診療枠と並行してオンライン診療の患者以外の対面診療も順次実施。
診療
支払い
処方箋・処方薬
の受け渡し
⚫ 予約時間になったら、医師から患者携帯に連絡し、準備が出来たらオンライン診療システム
にアクセスし、診療を開始。
⚫ 対面診療と組み合わせ方法は、患者の希望を踏まえ医師の判断に基づきケースバイケース。例え
ば、一般診療を行ったあと、オンライン診療で検査結果の説明が可能な場合、追加の検査が必要で対面
診療をした方が良い場合など、状況に応じて適切な方法での受診を案内。オンライン診療を実施し
た場合でも、新たな症状等があり対面診療に切り替える場合もある。
⚫ オンライン診療終了後は、事務スタッフが処方箋及び処方薬の受け渡しと会計に関して説明。次回
対面診療時に窓口で支払い。
⚫ 処方箋は薬局にFAXで送付し、原本はその後送付(郵送または手渡し)。
⚫ 薬の受け渡し方法は、多くは近隣の薬局で調剤・服薬指導を受ける流れ。
4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
現在のオンライン診療システムは診療を行う医師や患者にとっては簡便で慣れてもいるが、予約や会計に関
して事務スタッフの負担が増えていることが課題であり、今後、より事務作業の負担の少ないオンライン診
療システムの導入の検討が必要となっている。
5 オンライン診療の効果と今後の展望
効果等
患者の通院の負担軽減につながっている。
地域との連携では、新型コロナウイルス感染症の流行下で受入れが難しい時期の対応として、救急隊の現場
到着時に、患者の居宅でオンライン診療を行い、新型コロナウイルス感染症患者の搬送・不搬送のトリアー
ジを行えたことがある。
今後の展望
将来的には、自治体と連携しながら、小児の救急搬送時にオンラインを活用していくことも始めていってよ
いのではと考えている。
重症患者の搬送時に、D to Dで患者情報や画像の連携がオンラインでできる枠組みがあると良い。
31
予約
⚫ 受診経験のある患者の退院後のフォローや検査結果伝達は、オンライン診療枠を設定。
新型コロナウイルス感染症では枠外で臨時のオンライン診療も実施。
⚫ HPから予約可能。
⚫ オンライン診療枠と並行してオンライン診療の患者以外の対面診療も順次実施。
診療
支払い
処方箋・処方薬
の受け渡し
⚫ 予約時間になったら、医師から患者携帯に連絡し、準備が出来たらオンライン診療システム
にアクセスし、診療を開始。
⚫ 対面診療と組み合わせ方法は、患者の希望を踏まえ医師の判断に基づきケースバイケース。例え
ば、一般診療を行ったあと、オンライン診療で検査結果の説明が可能な場合、追加の検査が必要で対面
診療をした方が良い場合など、状況に応じて適切な方法での受診を案内。オンライン診療を実施し
た場合でも、新たな症状等があり対面診療に切り替える場合もある。
⚫ オンライン診療終了後は、事務スタッフが処方箋及び処方薬の受け渡しと会計に関して説明。次回
対面診療時に窓口で支払い。
⚫ 処方箋は薬局にFAXで送付し、原本はその後送付(郵送または手渡し)。
⚫ 薬の受け渡し方法は、多くは近隣の薬局で調剤・服薬指導を受ける流れ。
4 オンライン診療を実施する際の課題と工夫点等
現在のオンライン診療システムは診療を行う医師や患者にとっては簡便で慣れてもいるが、予約や会計に関
して事務スタッフの負担が増えていることが課題であり、今後、より事務作業の負担の少ないオンライン診
療システムの導入の検討が必要となっている。
5 オンライン診療の効果と今後の展望
効果等
患者の通院の負担軽減につながっている。
地域との連携では、新型コロナウイルス感染症の流行下で受入れが難しい時期の対応として、救急隊の現場
到着時に、患者の居宅でオンライン診療を行い、新型コロナウイルス感染症患者の搬送・不搬送のトリアー
ジを行えたことがある。
今後の展望
将来的には、自治体と連携しながら、小児の救急搬送時にオンラインを活用していくことも始めていってよ
いのではと考えている。
重症患者の搬送時に、D to Dで患者情報や画像の連携がオンラインでできる枠組みがあると良い。
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