よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料1】電子カルテ情報共有サービスのこれまでの整理 (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40268.html
出典情報 健康・医療・介護情報利活用検討会 医療等情報利活用ワーキンググループ(第22回 6/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(参考)電子カルテ情報共有サービスの経緯

健康・医療・介護情報利活用検討会
第20回 医療等情報利活用ワーキンググループ
(令和6年1月24日)

時期
2019/11
2020/7

公開元
標準的医療情報システムに関する検討会
データヘルス改革(閣議決定)

電子カルテ情報共有サービス関連の経緯
Web API及び国際標準規格HL7 FHIRへの対応が明記される。
「新たな日常にも対応したデータヘルスの集中改革プラン」(厚生労働省データヘルス改革推進本部)
⇒電子カルテ内の情報について、相互運用性に向けた次世代標準規格の開発・活用を含めた標準化を目指す。

2020/10

健康・医療・介護情報等利活用検討会

2021/6

データヘルス改革推進本部

電子カルテ等の標準化範囲として、4文書(①診療情報提供書、②退院時サマリー(画像含む)、③電子処方箋、④健診結果報告書)、6
情報(①傷病名、②アレルギー情報、③感染症情報、④薬剤併用禁忌情報、⑤救急時に有用な検体検査結果等の情報、⑥生活習慣病
関連の情報)が候補に挙げられる。
データヘルス改革に関する工程表の中に、「医療機関間における情報共有を可能にするための電子カルテ情報等の標準化」についてのスケ
ジュールが示される。
<2021年-2022年>
• 全国的に電子カルテ情報を閲覧可能とするための基盤のあり方(※)をIT室(デジタル庁)とともに調査検討し、結論を得る ※主体、費
用、オンライン資格確認等システムや政府共通基盤との関係、運用開始時期、医療情報の保護と利活用に関する法制度の在り方
<2023年以降>
• 上記(原文は「左記」)を踏まえたシステムの課題整理・開発

2021/7
2021/11

健康・医療・介護情報等利活用検討会
医療情報ネットワークの基盤に関するWG

2021/12

医療情報ネットワークの基盤に関するWG

2022/3

厚生労働省標準規格

厚生労働省標準規格に3文書1情報が採択。
・HS036 処方情報 HL7 FHIR 記述仕様
・HS037 健康診断結果報告書 HL7 FHIR 記述仕様
・HS038 診療情報提供書 HL7 FHIR 記述仕様
・HS039 退院時サマリーHL7 FHIR 記述仕様
⇒以後は、3文書6情報(検査(救急、生活習慣病)に集約化)として表記。

2022/5

医療情報ネットワークの基盤に関するWG

オンライン資格確認等システムの基盤を活用した実装方法(イメージ)が提示。同様の資料が、健康・医療・介護情報等利活用検討会(9
回目)、医療部会(88回目)、医療保険部会(151回目)にも提示。

2022/5

健康・医療情報システム推進合同PT

2022/6

経済財政運営と改革の基本方針2022
(令和4年6月7日閣議決定)

2022/9

「医療DX令和ビジョン2030」厚生労働省推
進チーム

「医療DX令和ビジョン2030」の提言が公表。全国医療情報プラットフォームの創設、電子カルテ情報の標準化が明記。⇒その後、骨太の方
針2022にも記載。
すでに整備が進んでいるオンライン資格確認等システムの拡充を進めることで、全国いつどこの医療機関にかかっても必要な医療情報が共有さ
れる社会を実現するにあたり、既に進めてきた電子カルテ情報(文書情報、医療情報(6情報))の共有の仕組みの検討と連携する必要
性が示唆。
「全国医療情報プラットフォーム」(将来像)が示される。また、「電子カルテ・医療情報基盤」タスクフォースの設置案が提示される。

2022/10
2022/11
2023/3
2023/5
2023/9

医療DX推進本部
医療情報ネットワークの基盤に関するWG
医療情報ネットワークの基盤に関するWG
医療等情報利活用WG
医療等情報利活用WG

医療情報ネットワークの基盤に関するワーキンググループの設置について報告される。
全国的に、電子カルテ内の、文書情報(診療情報提供書、退院時サマリー)及び医療情報(6情報)を閲覧可能とするための基盤のあり
方の調査・検討開始
HELICS協議会の要請により、「処方箋データHL7FHIR記述仕様」の名称が、「処方情報HL7FHIR記述仕様」に変更されたため、電子処
方箋の区分を「文書」から「情報」に変更。(3文書7情報へ修正)

2023年春までに、医療DX工程表の策定が行われることが明示される。
電子カルテ情報の提供の仕方について3文書6情報の対応の方向性や、Pull型/Push型等の検討が行われる。
全国的に電子カルテ情報を交換・共有するための仕組み(電子カルテ情報共有サービス)の構築を進め、2025年春の運用開始を目指す。
処方情報の取扱いについて議論される。
健診結果報告書、患者サマリー、処方情報の取扱い、マイナポータルの同意機能の権限設定について議論される。
技術解説書(案)が公表される。

28