議題3 参考資料 (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41117.html |
出典情報 | 先進医療会議(第133回 7/4)《厚生労働省》 |
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<先進医療告示27>
子宮内細菌叢検査2
適応症
不妊症(これまで反復して着床・妊娠に至らないものに限る)、慢性子宮内膜炎疑い又は難治性細菌性腟症
内容
(先進性)
次世代シークエンサー(new generation sequencer:NGS)を用いた、子宮内腔液に含まれる細菌の16S リボソーム
RNA 解析により、通常の培養検査または、子宮鏡、病理学的検査では困難な子宮内細菌叢の正確な把握が可能
である。結果に基づいて治療を行うことで着床率や生児獲得率が改善する可能性がある。
(概要)
子宮内膜細胞採取器具を用いて、自然周期では黄体期に、ホルモン補充ではプロゲステロン投与後5-6日目に子
宮内膜を含む子宮内腔液を採取する。
次世代シークエンサー(new generation sequencer:NGS)を用いて、子宮内腔液に含まれる細菌の16S リボソーム
RNA 解析を行うことで、Lactobacillus 属の占める割合、その他細菌叢の分布を明らかにする。
(効果)
子宮内細菌叢の正確な把握が可能となる。
検査結果については、Lactobacillus 属が90%以上を正常、90%以下を異常とする。
(先進医療にかかる費用)
先進医療に係る費用は44,000円である。
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