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【参考資料】これまでの議論で出された主な意見.pdf (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46170.html
出典情報 厚生科学審議会 医薬品医療機器制度部会(令和6年度第9回 11/28)《厚生労働省》
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⑤その他

【第1回】
○ 例えば、小児用医薬品のドラッグロス、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、検査キットの需要・供給が急速に
増大したために体外診断用医薬品の特性を踏まえた適切な規制のあり方の検討、少子高齢化を迎えての薬局・薬剤師
の業務の効率化、緊急時・へき地等での薬剤提供や地域における薬局の機能のあり方、一般用医薬品の濫用等の課題
への対応など、いろいろな検討会などで今まで議論されてきている。同じような議論をしていくことにしないために、その中から
拾い上げてもう少し掘り下げた議論ができるよう、論点にまとめていただきたい。
○ 販売制度の検討会で11回にわたって議論がされ、取りまとめで示された内容、方向性に従って、国民による医薬品へ
のアクセスの確保、国民が安全・安心に医薬品を使用できるよう法改正を進めるべき。

【第2回】
○ 安全性の確保と実効性を両立した医薬品販売制度に関し、販売制度の検討会でのとりまとめが行われているため、国
民が安全・安心に医薬品が使用できるよう、このとりまとめの内容、方向に従って進めるべき。
【第4回】
○ 医薬品販売制度検討会には、日本チェーンドラッグストア協会も正規の構成員として参加し、意見交換してきたはずで
ある。もし制度部会でも議論するのであれば、検討会のとりまとめで両論併記かつ問題になっているところについてしっかりと
意見交換していきたい。
○ 一般用医薬品の販売における導線を分ける件について、要指導医薬品、一類医薬品は品目数が限定されており、通
常幅90㎝の棚1本での取り扱いであり、薬剤師が販売しているため、導線は確保できている。一方、濫用等のおそれのあ
る医薬品は取り扱いの品目数が多く、(更に、濫用等のおそれのある医薬品以外で同じ効能の商品を含めて陳列してい
ることから、)陳列スペースも広いため購入者の導線を一律に薬剤師等へ持っていくことは難しく、また、ドラッグストアは医薬
品以外にも日用品、化粧品、食品等の多くの商品を販売している中で、医薬品を購入する場合に導線を分けることは現
実的には難しいと考える。薬剤師等が医薬品コーナーやレジ等において、今迄以上に販売に関与することが現実的である。
○ 医薬品の販売時の対応だけでは対策として限界がある。販売の問題に集中するあまり、国やメーカーのやるべきことにつ
いて議論されないのはどうなのか。国のやるべきこととしては、まず濫用等のおそれのある医薬品のリストに、2022年に実施し
たパブリックコメントで寄せられた成分を加えることを検討していただきたい。OTC医薬品を製造・販売する企業も、昔からあ
る薬をただ売り続けるのではなく、現代の医学・薬学の進歩、またEBPMの考え方を踏まえ、自社の薬を改良し、有効性・
安全性に関するはっきりした科学的裏付けのある薬を作る責任がある。
○ 医薬品の濫用については、家庭環境なのか、学校環境なのか、濫用はなぜ起きているのかを踏まえて全体的に対策を
考えるべき。自殺などがあった場合は、すぐにニュースで相談窓口の案内があるように、オーバードーズについても相談できる
仕組み作りなど、抜本的な取組みが必要ではないか。

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