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【資料1】被用者保険の適用拡大及びいわゆる「年収の壁」への対応について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_46880.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第189回 12/12)《厚生労働省》
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これまでの被用者保険の適用拡大による市町村国保の異動数・財政影響
被用者保険の適用拡大の内容
(変更点は下線)

国保から異動する
被保険者数

財政影響
(※2)

平成24年制度改正

・週20時間以上
・月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上)
・勤務期間1年以上
・学生を除外
・従業員 501人以上の企業に適用

▲15万人

+40億円

令和2年制度改正

・週20時間以上
・月額賃金8.8万円以上(年収106万円以上)
・勤務期間2か月超
・学生を除外
・従業員50人超の企業に適用
・士業の個人事業所を適用業種に追加

▲40万人

0億円

今回(案)

・週20時間以上
・賃金要件撤廃
・勤務期間2か月超
・学生を除外
・企業規模要件撤廃
・5人以上個人事業所の非適用業種解消

▲110万人
◯賃金要件
▲30万人
◯企業規模要件▲55万人
◯非適用業種解消
▲25万人

+170億円

※1 異動、財政影響は各法改正時の医療保険部会で示した推計値
※2 「+」は財政改善を示す。

◯従前の改正と比較して、今回の見直し案において、国保から異動する被保険者数が多い。
◯こうした被保険者数の減少に対しては、保険料水準統一、事務の効率化等の取組を進め
るとともに、個別の保険者への影響も注視。
◯国保の構造的な課題への対応については、今後の制度改革の中で検討。
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