よむ、つかう、まなぶ。
○個別事項(その9)について-3 (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第504回 12/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
難聴の臨床経過
○ 難聴には、聴力レベルが進行性に低下する疾患がある。また、一般的に、聴力レベルは年齢とともに低下する。
難聴の疾患の臨床経過の例
年代による聴力レベルの比較
加齢性難聴:
高音部の障害ではじまり、年齢とともに中音部、さらに低音部へと
難聴が拡大し、聴力レベルは大きく低下する。
先天性/遺伝性難聴:
常染色体優性遺伝形式をとる先天性/遺伝性難聴は進行性難聴を示
す。
若年発症型両側進行性感音難聴:
罹病期間20年で約30dBの聴力低下を示す
メニエール病:
低音部の障害ではじまるが、発作を繰り返し罹病期間が長くなるに
つれて、高音部・中音部にも難聴が拡大し、さらに約40%の症例は
両側メニエール病に移行し、最終的に両側高度難聴(聴力レベルが
70 dB以上)で固定する。
先天性サイトメガロウイルス感染症による感音難聴:
進行性難聴を示す。
薬剤性難聴:
薬剤(抗がん剤やアミノグリコシド系抗菌薬)投与中止後も聴力低
下が進行する。
提供:近畿大学医学部土井勝美教授
出典:Patterns of hearing changes in women and
men from denarians to nonagenarians. Lances Reg
Health West Pac. 2021 Mar 24;9:100131.
27
○ 難聴には、聴力レベルが進行性に低下する疾患がある。また、一般的に、聴力レベルは年齢とともに低下する。
難聴の疾患の臨床経過の例
年代による聴力レベルの比較
加齢性難聴:
高音部の障害ではじまり、年齢とともに中音部、さらに低音部へと
難聴が拡大し、聴力レベルは大きく低下する。
先天性/遺伝性難聴:
常染色体優性遺伝形式をとる先天性/遺伝性難聴は進行性難聴を示
す。
若年発症型両側進行性感音難聴:
罹病期間20年で約30dBの聴力低下を示す
メニエール病:
低音部の障害ではじまるが、発作を繰り返し罹病期間が長くなるに
つれて、高音部・中音部にも難聴が拡大し、さらに約40%の症例は
両側メニエール病に移行し、最終的に両側高度難聴(聴力レベルが
70 dB以上)で固定する。
先天性サイトメガロウイルス感染症による感音難聴:
進行性難聴を示す。
薬剤性難聴:
薬剤(抗がん剤やアミノグリコシド系抗菌薬)投与中止後も聴力低
下が進行する。
提供:近畿大学医学部土井勝美教授
出典:Patterns of hearing changes in women and
men from denarians to nonagenarians. Lances Reg
Health West Pac. 2021 Mar 24;9:100131.
27
関連画像
ページ内で利用されている画像ファイルです。
有料会員登録をして頂くことで、このページ内で利用されている画像を個別に閲覧・ダウンロードすることができるようになります。
有料会員登録のお問い合わせはこちらから。