よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


○個別事項(その9)について-3 (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

鎮静薬の中断・減量による効果について
○ 日中に鎮静を中断した患者群と、鎮静を継続した患者群とを比較すると、鎮静を中断した患者群において、
人工呼吸器の装着期間及びICU滞在期間が短かった。
○ 浅い鎮静管理をされた患者群と、深い鎮静管理をされた患者群とを比較すると、浅い鎮静管理をされた患者
群において、抜管までの期間が短く、また、院内生存率及び2年生存率が高かった。
人工呼吸器管理中の重症患者に対する鎮静薬中断について



























Intervention group: 日中に鎮静を中断した患者群
Control group:鎮静を継続した患者群

深鎮静管理のリスクについて
抜管までの期間(日数)
: Not deeply sedated (NDS)
: Deeply sedated (DS)
NDS: RASS -2以上で管理された患者群
(浅い鎮静管理をされた患者群)
DS: RASS -3以下で管理された患者群
(深い鎮静管理をされた患者群)

Control group (n=60)

relative risk of extubation: 1.9
95%信頼区間: 1.3 to 2.7 (P<0.001)
Intervention
group (n=68)

院内生存率

2年生存率

Control group (n=60)

relative risk of discharge: 1.6
Intervention
group (n=68)

95%信頼区間: 1.1 to 2.3 (P<0.02)

出典:John P, et al. Daily interruption of sedative infusions in critically ill patients
undergoing mechanical ventilation. The New England Journal of Medicine,
May 18, 2000.

出典:Jfelix Balzer, et al. Early deep sedation is associated with decreased inhospital and two-year follow-up survival. Critical Care(2015) 19:197

67

ページ内で利用されている画像ファイルです。