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○個別事項(その9)について-3 (37 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第504回 12/10)《厚生労働省》 |
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てんかんについて
○ 様々な原因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳神経細胞の激しい電気的な乱れ(てんかん発
作)を特徴とし、それにさまざまな臨床症状や検査所見がともなうもの
患者数
症状
• 患者調査による推計患者数:21万8千人(平成29年)
• 意識の消失
• 文献等によれば、てんかんの発症率は0.5~1%との推計もあ
り、わが国のてんかん患者数は100万人にのぼる可能性があ
る。
• 全身を硬直させる「強直発作」
• 平成24年度の厚生労働科学研究において、てんかんの中核群
は有病率は千人当たり2.95人、周辺群も含めた有病率は千人
当たり7.24人という結果がでており、日本の人口(127,799
千人)に当てはめると、中核群で37.7万人、周辺群も含める
と最大92.5万人という結果であった。
• ガクガクと全身がけいれんする「間代発作」
• 体を一瞬ビクっとさせる「ミオクロニー発作」
など様々な症状を認める
診断
• 発作の種類と症状
• 脳波検査、脳磁図検査
原因
大きくは症候性てんかんと特発性てんかんに分けられる。
• CT、MRI、SPECTなどの脳画像検査
• 症候性てんかん
脳に何らかの障害や傷があることによって起こるてんかん
(例)生まれたときの仮死状態や低酸素、脳炎、髄膜炎、
脳出血、脳梗塞、脳外傷など
• 血液検査
• 特発性てんかん
様々な検査をしても明らかな原因が見つからない、
原因不明のてんかん
などから総合的に診断する
治療
• 抗てんかん薬*の内服が主
• 薬物療法で発作が抑制されない難治性てんかんに対しては、
外科手術が検討されることもある
• 精神障害者保健福祉手帳の対象となる
*抗てんかん薬:脳の神経細胞の電気的な興奮をおさえたり、興奮が他の神
経細胞に伝っていかないようにすることで発作の症状をおさえる薬
社会・援護局精神・障害保健課作成資料を保険局医療課において編集
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○ 様々な原因によってもたらされる慢性の脳疾患であって、大脳神経細胞の激しい電気的な乱れ(てんかん発
作)を特徴とし、それにさまざまな臨床症状や検査所見がともなうもの
患者数
症状
• 患者調査による推計患者数:21万8千人(平成29年)
• 意識の消失
• 文献等によれば、てんかんの発症率は0.5~1%との推計もあ
り、わが国のてんかん患者数は100万人にのぼる可能性があ
る。
• 全身を硬直させる「強直発作」
• 平成24年度の厚生労働科学研究において、てんかんの中核群
は有病率は千人当たり2.95人、周辺群も含めた有病率は千人
当たり7.24人という結果がでており、日本の人口(127,799
千人)に当てはめると、中核群で37.7万人、周辺群も含める
と最大92.5万人という結果であった。
• ガクガクと全身がけいれんする「間代発作」
• 体を一瞬ビクっとさせる「ミオクロニー発作」
など様々な症状を認める
診断
• 発作の種類と症状
• 脳波検査、脳磁図検査
原因
大きくは症候性てんかんと特発性てんかんに分けられる。
• CT、MRI、SPECTなどの脳画像検査
• 症候性てんかん
脳に何らかの障害や傷があることによって起こるてんかん
(例)生まれたときの仮死状態や低酸素、脳炎、髄膜炎、
脳出血、脳梗塞、脳外傷など
• 血液検査
• 特発性てんかん
様々な検査をしても明らかな原因が見つからない、
原因不明のてんかん
などから総合的に診断する
治療
• 抗てんかん薬*の内服が主
• 薬物療法で発作が抑制されない難治性てんかんに対しては、
外科手術が検討されることもある
• 精神障害者保健福祉手帳の対象となる
*抗てんかん薬:脳の神経細胞の電気的な興奮をおさえたり、興奮が他の神
経細胞に伝っていかないようにすることで発作の症状をおさえる薬
社会・援護局精神・障害保健課作成資料を保険局医療課において編集
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