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○個別事項(その9)について-3 (65 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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呼吸不全の治療について
○ 呼吸不全の患者に対しては、原因疾患の治療とともに、必要に応じて、酸素療法等の補助療法が実施され
る。酸素療法等で対応しきれない重症呼吸不全の患者に対しては、人工呼吸や、ECMO(体外式膜型人工肺)
等の補助療法が実施される場合がある。
呼吸不全に対する人工呼吸

呼吸不全に対するECMO

○ 肺炎や心不全などの原因疾患による重症の呼吸不
全の患者に対して、酸素化の維持や換気の補助等を
目的として実施される、補助的な治療。

○ 人工呼吸器を用いた管理では対応しきれない、より
重症の呼吸不全の患者に対して、酸素化の維持・二
酸化炭素の除去等を目的として実施される、補助的
な治療。

※ 「人工呼吸」は、狭義には、気管挿管を伴う「侵襲的陽圧
換気(IPPV)」を指す。

※ 患者の脱血・送血位置及び回路構成に応じて、VV-ECMO、
VA-ECMO等の呼称がある。

送血

ガス交換

脱血

(参考:現在の診療報酬上の評価)

(参考:現在の診療報酬上の評価)

J045 人工呼吸
1 30分までの場合
242点
2 30分を超えて5時間までの場合
242点に30分又はその端数を増すごとに
50点を加算して得た点数
3 5時間を超えた場合(1日につき)
819点

K601 人工心肺(1日につき)
1 初日
30,150点
2 2日目以降
3,000点
(算定留意事項)
○ 急性呼吸不全又は慢性呼吸不全の急性増悪であって、
人工呼吸器で対応できない場合に使用した場合は、本
区分により算定する。

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