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・資料No.2~2-1_日本薬局方の参考情報の改正(案)について (9 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174942_00007.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 日本薬局方部会(令和4年度第1回 7/26)《厚生労働省》 |
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新
旧
錠剤の硬度など他の物理的強度の試験を補足するもので
錠剤の硬度など他の物理的強度の測定を補足するもので
ある.
ある.
装置
内径283.0 〜 291.0 mm,深さ36.0 〜 40.0 mmの内面
内径283 〜 291 mm,深さ36 〜 40 mmの内面が滑ら
が滑らかな透明な合成樹脂製で,静電気をおびにくいドラ
かな透明な合成樹脂製で,静電気をおびにくいドラムを用
ムを用いる(典型的な装置については図1参照).ドラムの
いる(典型的な装置については図参照).ドラムの一方の側
一方の側面は取り外しができる.錠剤はドラムの中央から
面は取り外しができる.錠剤はドラムの中央から外壁まで
外壁まで伸びている内側半径75.5 〜 85.5 mmの湾曲し
伸びている内側半径75.5 〜 85.5 mmの湾曲した仕切り
た仕切り板に沿ってドラムの回転ごとに転がり落ちる.中
板に沿ってドラムの回転ごとに転がり落ちる.中心軸リン
心軸リング部の外径は24.5 〜 25.5 mmとする.ドラム
グ部の外径は24.5 〜 25.5 mmとする.ドラムは,25±1
は,24 〜 26 rpmで回転する装置の水平軸に取り付けら
rpmで回転する装置の水平軸に取り付けられる.したがっ
れる.したがって,錠剤は各回転ごとに転がり若しくは滑
て,錠剤は各回転ごとに転がり若しくは滑ってドラム壁に
ってドラム壁に又は他の錠剤の上に落ちる.
又は他の錠剤の上に落ちる.
図1
錠剤の摩損度試験装置
操作法
1錠の質量が650 mg以下のときは,6.5 gにできるだけ
1錠の質量が650 mg以下のときは,6.5 gにできるだけ近
近い量に相当するn 錠を試料とする.1錠の質量が650 mg
い量に相当するn錠を試料とする.1錠の質量が650 mgを
を超えるときは10錠を試料とする.試験前に注意深く錠剤
超えるときは10錠を試料とする.試験前に注意深く錠剤に
に付着している粉末を取り除く.錠剤試料の質量を精密に
付着している粉末を取り除く.錠剤試料の質量を精密に量
量り,ドラムに入れる.ドラムを24 〜 26 rpmで100回転
り,ドラムに入れる.ドラムを100回転させた後,錠剤を
させた後,錠剤を取り出す.試験開始前と同様に錠剤に付
取り出す.試験開始前と同様に錠剤に付着した粉末を取り
着した粉末を取り除いた後,質量を精密に量る.
除いた後,質量を精密に量る.
通常,試験は一回行う.試験後の錠剤試料に明らかにひ
通常,試験は一回行う.試験後の錠剤試料に明らかにひ
び,割れ,あるいは欠けの見られる錠剤があるとき,その
び,割れ,あるいは欠けの見られる錠剤があるとき,その
試料は不適合である.もし結果が判断しにくいとき,ある
試料は不適合である.もし結果が判断しにくいとき,ある
いは質量減少が目標値より大きいときは,更に試験を二回
いは質量減少が目標値より大きいときは,更に試験を二回
繰り返し,三回の試験結果の平均値を求める.多くの製品
繰り返し,三回の試験結果の平均値を求める.多くの製品
において,一回の試験又は三回の試験の平均として得られ
において,最大平均質量減少(三回の試験の)が1.0%以下で
る質量減少は,1.0%以下であることが望ましい.発泡錠
あることが望ましい.
やチュアブル錠の摩損度規格はこの範囲を超えることが
ある.
もし錠剤の大きさや形によって回転落下が不規則にな
もし錠剤の大きさや形によって回転落下が不規則にな
るなら,錠剤が密集状態にあっても錠剤同士が付着して錠
るなら,錠剤が密集状態にあっても錠剤同士が付着して錠
剤の自由落下を妨げることのないよう,水平面とドラムの
装置下台との角度が約10°になるよう装置を調整する.
剤の自由落下を妨げることのないよう,水平面とドラムの
吸湿性の錠剤の場合の試験は,適切な湿度の雰囲気下で
行う必要がある.
装置下台との角度が約10°になるよう装置を調整する.
発泡錠やチュアブル錠は,異なった摩損度を示す.吸湿
性の錠剤の場合には,適切に湿度が調節された条件が試験
のために必要である.
多くの試料を同時に試験できるよう設計された,仕切り
多くの試料を同時に試験できるよう仕切り板を二つ持
板を二つ持ったドラムや二つ以上のドラムを備えた装置
ったドラムや二つ以上のドラムを備えた装置を利用して
を利用してもよい.
もよい.
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備考
旧
錠剤の硬度など他の物理的強度の試験を補足するもので
錠剤の硬度など他の物理的強度の測定を補足するもので
ある.
ある.
装置
内径283.0 〜 291.0 mm,深さ36.0 〜 40.0 mmの内面
内径283 〜 291 mm,深さ36 〜 40 mmの内面が滑ら
が滑らかな透明な合成樹脂製で,静電気をおびにくいドラ
かな透明な合成樹脂製で,静電気をおびにくいドラムを用
ムを用いる(典型的な装置については図1参照).ドラムの
いる(典型的な装置については図参照).ドラムの一方の側
一方の側面は取り外しができる.錠剤はドラムの中央から
面は取り外しができる.錠剤はドラムの中央から外壁まで
外壁まで伸びている内側半径75.5 〜 85.5 mmの湾曲し
伸びている内側半径75.5 〜 85.5 mmの湾曲した仕切り
た仕切り板に沿ってドラムの回転ごとに転がり落ちる.中
板に沿ってドラムの回転ごとに転がり落ちる.中心軸リン
心軸リング部の外径は24.5 〜 25.5 mmとする.ドラム
グ部の外径は24.5 〜 25.5 mmとする.ドラムは,25±1
は,24 〜 26 rpmで回転する装置の水平軸に取り付けら
rpmで回転する装置の水平軸に取り付けられる.したがっ
れる.したがって,錠剤は各回転ごとに転がり若しくは滑
て,錠剤は各回転ごとに転がり若しくは滑ってドラム壁に
ってドラム壁に又は他の錠剤の上に落ちる.
又は他の錠剤の上に落ちる.
図1
錠剤の摩損度試験装置
操作法
1錠の質量が650 mg以下のときは,6.5 gにできるだけ
1錠の質量が650 mg以下のときは,6.5 gにできるだけ近
近い量に相当するn 錠を試料とする.1錠の質量が650 mg
い量に相当するn錠を試料とする.1錠の質量が650 mgを
を超えるときは10錠を試料とする.試験前に注意深く錠剤
超えるときは10錠を試料とする.試験前に注意深く錠剤に
に付着している粉末を取り除く.錠剤試料の質量を精密に
付着している粉末を取り除く.錠剤試料の質量を精密に量
量り,ドラムに入れる.ドラムを24 〜 26 rpmで100回転
り,ドラムに入れる.ドラムを100回転させた後,錠剤を
させた後,錠剤を取り出す.試験開始前と同様に錠剤に付
取り出す.試験開始前と同様に錠剤に付着した粉末を取り
着した粉末を取り除いた後,質量を精密に量る.
除いた後,質量を精密に量る.
通常,試験は一回行う.試験後の錠剤試料に明らかにひ
通常,試験は一回行う.試験後の錠剤試料に明らかにひ
び,割れ,あるいは欠けの見られる錠剤があるとき,その
び,割れ,あるいは欠けの見られる錠剤があるとき,その
試料は不適合である.もし結果が判断しにくいとき,ある
試料は不適合である.もし結果が判断しにくいとき,ある
いは質量減少が目標値より大きいときは,更に試験を二回
いは質量減少が目標値より大きいときは,更に試験を二回
繰り返し,三回の試験結果の平均値を求める.多くの製品
繰り返し,三回の試験結果の平均値を求める.多くの製品
において,一回の試験又は三回の試験の平均として得られ
において,最大平均質量減少(三回の試験の)が1.0%以下で
る質量減少は,1.0%以下であることが望ましい.発泡錠
あることが望ましい.
やチュアブル錠の摩損度規格はこの範囲を超えることが
ある.
もし錠剤の大きさや形によって回転落下が不規則にな
もし錠剤の大きさや形によって回転落下が不規則にな
るなら,錠剤が密集状態にあっても錠剤同士が付着して錠
るなら,錠剤が密集状態にあっても錠剤同士が付着して錠
剤の自由落下を妨げることのないよう,水平面とドラムの
装置下台との角度が約10°になるよう装置を調整する.
剤の自由落下を妨げることのないよう,水平面とドラムの
吸湿性の錠剤の場合の試験は,適切な湿度の雰囲気下で
行う必要がある.
装置下台との角度が約10°になるよう装置を調整する.
発泡錠やチュアブル錠は,異なった摩損度を示す.吸湿
性の錠剤の場合には,適切に湿度が調節された条件が試験
のために必要である.
多くの試料を同時に試験できるよう設計された,仕切り
多くの試料を同時に試験できるよう仕切り板を二つ持
板を二つ持ったドラムや二つ以上のドラムを備えた装置
ったドラムや二つ以上のドラムを備えた装置を利用して
を利用してもよい.
もよい.
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備考