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参考資料1 地域包括ケアシステムの更なる深化・推進(1)(参考資料) (113 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27365.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第96回 8/25)《厚生労働省》
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介護支援専門員法定研修カリキュラムの見直しについて
 介護支援専門員の法定研修について、「介護支援専門員の資質向上に資する研修等のあり方に関する調査研究事
業」(令和3年度老健事業)において、近年の施策動向等を踏まえたカリキュラムの見直しを検討
 今後、当該事業における検討案を踏まえ、カリキュラムの見直しを実施(令和5年10月以降施行)
カリキュラム見直しのポイント(老健事業案)



幅広い視点で生活全般を捉え、生活の将来予測や各職種の視点や知見に基づいた根拠のある支援の組み立てを行うことが介護支援専門員に
求められていることを踏まえ、そのような社会的な要請に対応できる知識や技術を修得できるように科目の構成・内容を見直す
 根拠のある支援の組み立ての基盤となる視点(適切なケアマネジメント手法や科学的介護(LIFE)等)を学ぶ内容を各科目類型に追加
 高齢者の生活課題の要因等を踏まえた支援の実施に必要な知識や実践上の留意点を継続的に学ぶことができるように、適切なケアマネジメ
ント手法の考え方を実務研修、専門研修Ⅰ・Ⅱ、主任研修・主任更新研修に横ぐしをさして学ぶ科目類型を追加
 認知症や終末期などで意思決定支援を必要する利用者・世帯がさらに増えるとともに、根拠のある支援の組み立てに向けて学ぶべき知識や技
術の変化が今後も進むと考えられる。そのような変化の中では、職業倫理の重要性は一層高まることが見込まれる。そのため、職業倫理につい
ての視点を強化



介護保険以外の領域も含めて、制度・政策、社会資源等についての近年の動向(地域共生社会、認知症施策大綱、ヤングケアラー、仕事と介
護の両立、科学的介護、身寄りがない人への対応、意思決定支援等)を定期的に確認し、日々のケアマネジメントの実践のあり方を見直すため
の内容の充実・更新を行う
 制度・政策、社会資源等についての近年の動向に関する内容を反映
 専門研修Ⅱ、主任更新研修にケアマネジメントの実践の振り返りを行うとともに、ケアマネジメントプロセス等に関する最新の知見を確認し、実
践のあり方の見直しを行うための科目を新設



法定研修修了後の継続研修(法定外研修、OJT等)で実践力を養成することを前提に、カリキュラムの内容を幅広い知識の獲得に重きを置い
た時間配分(=講義中心)に見直す
 限られた法定研修の時間数を考慮し、法定研修の内容は継続研修への接続を意識した知識の獲得に重きをおいた内容とする
 継続研修での実践力の養成の基盤となる幅広い知識の獲得が行われるように、主に実務研修課程について、「必要な知識を記憶しており、
具体的な用語や実例等を述べることができるレベル」又は「必要な理念や考え方について理解しており、その理念や考え方について自分の言葉
で具体的に説明できるレベル」を修得目標として設定

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