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資料1-2 調査結果報告書 (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27607.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(令和4年度第10回)
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シグアトの併用を開始する場合はリオシグアトの開始用量を 1 回 0.5mg を 1 日 3 回とする
ことを考慮する旨、併用中は低血圧の徴候及び症状に注意し低血圧の徴候又は症状が認め
られた場合には減量を考慮する旨が記載されている。
また、EU、英国、カナダ及びオーストラリアの添付文書では、データが限られており推
奨用量が不明のため、リオシグアトの用量が安定している患者には、強い CYP 並びに P-gp
及び BCRP 阻害薬の投与開始は推奨されず、他の治療を考慮することが望ましい旨が記載
されている。
5.2 HIV プロテアーゼ阻害剤等
5.2.1 リトナビル含有製剤
リトナビル含有製剤の海外添付文書の記載状況は、別添 3 表 2 のとおりであった。
リトナビル及びロピナビル・リトナビルのいずれについても、米国、カナダ及びオースト
ラリアの添付文書には、リオシグアトとの併用に関する記載はなかった。EU 及び英国の添
付文書では、リオシグアトは併用禁忌とされていないが、リトナビル又はロピナビル・リト
ナビルの CYP3A 及び P-gp 阻害作用によるリオシグアトの血中濃度増加の可能性があるた
め、併用は推奨されない旨が記載されている。
5.2.2 アタザナビル
アタザナビルの海外添付文書の記載状況は、別添 3 表 3 のとおりであり、いずれもリオ
シグアトとの併用に関する記載はなかった。
なお、HIV プロテアーゼ阻害剤以外の 17957 試験で使用された抗 HIV 薬(エファビレン
ツ、エムトリシタビン、テノホビル、リルピビリン、エルビテグラビル、コビシスタット、
アバカビル、ドルテグラビル、ラミブジン)について、海外添付文書の記載状況を確認した
結果、いずれもリオシグアトとの併用は禁忌とされていなかった。
Ⅳ. 調査の結果を踏まえた機構の判断について
機構は、以下の理由から、相互作用によるリオシグアトの曝露量増加に伴う低血圧等の
リスク最小化策(リオシグアトを 1 回 1.0 mg、1 日 3 回より低用量からの開始も考慮する
等)がなされることを前提に、リトナビル含有製剤又はアタザナビルとリオシグアトの併用
を可能として差し支えないと考える。


18634 試験において、リオシグアト単独投与のヒストリカルデータと比較してリトナ
ビル又はアタザナビル併用投与時にはリオシグアトの曝露量が 1.3 倍程度増加する
ことが示されている。この曝露量増加の程度を踏まえると、リオシグアトは低用量か
ら開始して患者の状態に応じて用量調整する薬剤であるため、通常の開始用量より
低用量から開始することにより安全域の確保は可能であること。



海外(米国、EU、英国、カナダ及びオーストラリア)の添付文書において、HIV プ
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