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資料4 第4期がん対策推進基本計画(案)について事前にいただいたご意見 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
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資料4
委員氏名
阿久津

友紀

第4期がん対策推進基本計画(案)について
事前にいただいたご意見
事前意見
追記いただいた内容を評価。そのうえで非正規フリーランスなど働き方も多様化していることからP36下段 国は、就労支援の更な
る充実に向けて、さまざまな就労形態におけるがん患者の離職と就労の実態を把握し、それを踏まえた就労支援の提供体制につい
て検討する を追記。さらに産保センターは要と言えるが両立実現に伴う課題の多くが患者よりも周りの無理解と誤解であること
から官民合わせて支援していくことが肝要。P36下段。国は、がん患者が治療と仕事を両立できるよう、中小企業も含めて、企業に
おける支援体制等の環境整備を更に推進するため、産業保健総合支援センターや民間団体等の活用や助成金等に支援、普及啓発に
ついて検討する。
P49中段。国は、国民に対するがんに関する知識の普及啓発について、がん情報サービス や拠点病院等における相談支援センター
の広報により、取組を進めてきた。一方 で、インターネットの普及等により、科学的根拠に乏しい情報が多く存在すること、患者
や患者を取り巻く家族や市民が必要な情報に適切にアクセスすることが難しいことなどが指摘されている。P50上段 事業主や医療
保険者は、がん対策推進企業アクション等の国や地方公共団体 の事業を活用することも含め、雇用者や被保険者・被扶養者が、が
んや仕事との両立・がんとの共生に関する正しい知識を得ることができるよう努める。【個別目標】国民ががんを正しく理解し、
がん予防や早期発見・治療の重要性を認識するとともに、がんとともに生きるために必要な知識を得ることを目指す はどうか。
ロジックモデル
「高齢者」 がん医療の実態把握が入っていることを評価。どのように家族や本人が意思決定したのか、意思決定するための材料
を提示するためには●●のような状況のとき、●●のような決定をした人がどれくらいいて、●●のような決定をした人が●●い
る、など【その内容・項目】が網羅されていてほしい。決して、個別の状況を踏まえた対応をした拠点病院の数では測れないと思
うのだがいかがか?
「相談支援・情報提供」 がん患者はがんに対して正しい認識を持てること、とあるが、患者だけに限るのが正解かどうか。
「社会連携」 ピアサポーターの認知度向上だけ若干ここにあるのが違和感。社会連携とはいえるけれども次のアウトカムとつな
がりずらい気がするがどうか。ここでも量も質も問われるべきだがこの指標でよいのか。「相談支援・情報提供」にも表記あるの
でまとめてでよいか。むしろ、「社会連携」の文脈だと、相談できるべき医療従事者・在宅コーディネーター・ソーシャルワー
カーなどへのつながりのほうが妥当か。

小原

眞知子

その他の社会的な問題に「経済的課題の把握と利用可能な施策についての周知や課題解決に向けた施策の検討」を個別施策に加え
て頂けたことは評価できます。アウトプット指標は、都道府県がん診療連携拠点病院51箇所などのがん相談支援センターで経済的
課題の相談件数など、相談内容がまとめられていると思うので、それらの情報を収集し分析することでデータソースとして活用で
きないかと考えます。ここから紐づく中間アウトカムが示されていないので、現在示されている項目以外に別途項目を立てる必要
があると考えます。

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