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資料4 第4期がん対策推進基本計画(案)について事前にいただいたご意見 (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29457.html
出典情報 がん対策推進協議会(第86回 11/30)《厚生労働省》
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資料4

第4期がん対策推進基本計画(案)について
事前にいただいたご意見

委員氏名
黒瀨



事前意見
(続き)
P52、53
またこういった医療の進歩により、生活習慣と発癌だけではなく遺伝的要因による発癌の病態がより詳細にわかってくるものと期
待しますが、一方で、「遺伝性がん」という言葉が一人歩きしてしまう危険性も否定できません。「遺伝性がん」について多くの
国民に正しく理解していただけるよう、丁寧な説明を広く行っていくことが肝要と考えます。
P56
オンライン診療については、「関連学会及び日本医師会の意見を参考に、信頼性を基本とする患者にとって本当に安心安全なオン
ライン診療を検討する。」という姿勢を明確に示していただきたいと思います。

谷口

栄作

○P.52 がん教育について、取り組むべき施策の2段落目に「教育委員会及び衛生主管部局が連携して~」とあるが、学校教育だ
けでなく社会教育もここに含まれているのでしょうか?

中釜



「第2分野別施策と個別目標 2.患者本位で持続可能ながん医療の提供」において、「(5)新規医薬品・医療機器及び医療技
術の速やかな医療実装・患者還元」の項目追加が必要ではないか。例えば、ゲノム医療は研究開発を行いながら、並行して治療に
薬事承認薬以外のものも活用しながら、患者還元を同時に行っている状況である。臨床研究開発基盤を強化・拡大し、国内外の新
薬の導入や適応拡大等を速やかに治験・医師主導治験を実施することにより、一刻も早く最新の治療を患者に届けるよう医療実装
に繋げる必要がある。
・(p56)下線部の追記をしてはどうか。
「また、国は、患者やその家族等のアクセス向上や、医療・福祉・保健サービス の効率的・効果的な提供の観点から、オンライン
診療・治験や地方公共団体や医療機関における会議のオンライン化、相談支援のオンライン化に向けた取組を推進する。」
患者負担の軽減の観点から、オンラインでの外来フォローアップや治験参加の同意についてe-コンセントを活用するなど質を確
保しつつ、治験や医師主導治験に参加しやすい環境を整えていくことが重要である。
(p56) 下線部の追記をしてはどうか。
「国は、がん医療の質の向上と分かりやすい情報提供等を一層推進するため、「がん予防」、「がん医療」、「がんとの共生」の
各分野において、PHRの推進、現況報告書のオンライン化、レセプトやがん登録情報等を活用したがん対策の評価、オンライン
を活用した相談支援や効果的な情報提供等、デジタル技術の活用による医療のデータ化と即時性の高い利活用の推進について検討
する。」
(続く)

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