よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料5】医薬・生活衛生局からの定期報告 (8 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32109.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第11回 3/23)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No.※2

一般名

改訂内容

薬効分類

改訂理由

直近3年度の国内外の副作用症例
の集積状況 【転帰死亡症例】

インスリン自己免疫症候群の国内症例を
評価した。症例の因果関係評価及び使用
上の注意の改訂要否について、専門委員
の意見も聴取した結果、本剤とインスリン
自己免疫症候群との因果関係が否定で
きない国内症例が集積したことから、使用
上の注意を改訂することが適切と判断し
た。

インスリン自己免疫症候群関連症
例*の国内症例の集積状況は以下
のとおり。
*:医薬品医療機器総合機構におけ
る副作用等報告データベースに登
録された症例
① クロピドグレル硫酸塩
12例(うち、医薬品と事象との因果
関係が否定できない症例8例)
【死亡0例】
② クロピドグレル硫酸塩・アスピリ

0例

【「医療用医薬品添付文書の記載要領について」(平成9年4月25日付け薬発第606号局長通知)に基づく改訂(旧記載要領)】
改訂案

現行
副作用

副作用

重大な副作用

重大な副作用
インスリン自己免疫症候群:

(新設)

重度の低血糖を引き起こすことがあるので、観察を十分に行い、異常が
認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の注意

その他の注意
本剤投与中に、重度の低血糖を引き起こす可能性があるインスリン自
己免疫症候群が発症したとの報告があり、HLA型を解析した症例の中
には、インスリン自己免疫症候群の発現と強く相関するとの報告がある
HLA-DR4(DRB1*0406)を有する症例があった。なお、日本人はHLADR4(DRB1*0406)を保有する頻度が高いとの報告がある。
クロピドグレル硫酸塩
22-69 クロピドグレル硫酸塩・アスピリ


339 その他
の血液・体
液用薬

インスリン自己免疫症候群の発現はHLA-DR4(DRB1*0406)と強く相
関するとの報告がある。なお、日本人はHLA-DR4(DRB1*0406)を保有
する頻度が高いとの報告がある。

【参考】Uchigata,Y.,et al.:Diabetes 1995;44(10):1227-1232
Uchigata,Y.,et al:Human Immunol. 2000;61:154-157

【「医療用医薬品の電子化された添付文書の記載要領について」(令和3年6月11日付け薬生発0611第1号局長通知)に基づく改訂(新記載要領)】
改訂案

現行
11. 副作用

11. 副作用

11.1 重大な副作用

11.1 重大な副作用

(新設)

インスリン自己免疫症候群
重度の低血糖を引き起こすことがある。

15. その他の注意

15. その他の注意

15.1 臨床使用に基づく情報

15.1 臨床使用に基づく情報

本剤投与中に、重度の低血糖を引き起こす可能性があるインスリン自
己免疫症候群が発症したとの報告があり、HLA型を解析した症例の中
には、インスリン自己免疫症候群の発現と強く相関するとの報告がある
HLA-DR4(DRB1*0406)を有する症例があった。なお、日本人はHLADR4(DRB1*0406)を保有する頻度が高いとの報告がある。

インスリン自己免疫症候群の発現はHLA-DR4(DRB1*0406)と強く相
関するとの報告がある。なお、日本人はHLA-DR4(DRB1*0406)を保有
する頻度が高いとの報告がある。

【参考】Uchigata,Y.,et al.:Diabetes 1995;44(10):1227-1232
Uchigata,Y.,et al:Human Immunol. 2000;61:154-157

8