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資料1 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32352.html
出典情報 保険者による健診・保健指導等に関する検討会(第45回 3/30)《厚生労働省》
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第4期の減算基準の方向性について
論点(保険者ヒアリングより)

方向性

【評価方法】

【評価方法】

• データヘルス計画に基づく保険者機能の強化の取組は、2015
年から約10年間ほど経過しており、取組の導入期からは脱し
つつある。
• しかしながら、現状は取組の有無の自己報告に基づく評価の
ため、取組内容に対して客観性を重視した評価ができていな
いことにより保険者間の公平性を損ねている。

【評価項目】
• 総合評価項目の大項目2~7は、疾患別の取組内容(重症化
予防等)を客観的に評価をするための項目になっていない。
(例えば速やかに受診を必要とする者の受診率の維持・向上
の達成状況について客観的な評価ができない)

【減算対象となる要件】
• 加減算制度を通じて取組内容が実質的に指定されている結果、
保険者としての創意工夫の余地がない。また、職員数の少な
い保険者にとっても事業の選択と集中がしづらい。
• 減算要件に限っても大項目は最低でも8つ(2021年度以降は
大項目2は2つ以上)を達成する必要があり、財政的に豊か
な健保とそうでない健保では、その達成の難易度に大きな違
いがあると思われる。

➢ 総合評価項目に基づく評価はアクティビティ評価(取組有無
の自己申告ベース)が中心であるため、取組の質を定量的に
評価できるようにアウトカム及びアウトプットの定量指標に
基づく成果の評価に移行してはどうか。
➢ アクティビティ評価に関しては、今後各保険者が強化・充実
することが求められる取組に限定してはどうか。

【評価項目】
➢ 減算に係る新たな評価項目として、疾患別の取組(努力の度
合いを含む)を定量的に評価するための共通評価指標を導入
してはどうか。また、公平性・客観性の観点から、国がNDB
から抽出・集計した保険者ごとの数字や相対値を用いてはど
うか。

【減算対象となる要件】
➢ 減算要件となる項目は、中長期的にみて各保険者が必ず達成
すべき取組(法定の義務、国が目標値を掲げているもの、政
府方針に掲げられている取組を推進するための体制整備)に
限定してはどうか。
➢ 減算の要件は、アウトカム及びアウトプットの定量指標を最
小限かつ必須のものに限定し、それ以外の定量指標は、減算
の要件とはせず、保険者の努力の度合いを加点方式で点数化
し、上位から下位までのグラデーションで評価できるように
してはどうか。

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