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資料1 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_32352.html
出典情報 保険者による健診・保健指導等に関する検討会(第45回 3/30)《厚生労働省》
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好事例の横展開を効果的に行うためのポイント
(WG構成員から示唆された主な意見・コメント等)

○ 好事例を掲載しても、保険者が抱える企業・産業の種別により状況は様々であり、全ての保険者が同じよう
に取り組めるわけではない。ついては、取組困難な理由も重要ではないか。例えば、「どういった理由で健
診受診勧奨が促進されないのか」「特定保健指導を受けられないのか」等。
○ 取組困難な理由を抽出することで、その解決策として(例えば)アプリの開発・活用等に繋がることに期待。

○ 好事例は、取組の結果のみでなくストーリー性のあるプロセスも併せて提示することで、有用な事例の横展
開につながることが期待される。
○ 加算減算制度における取組好事例としては、これまで特定健診・保健指導実施率が低調であった保険者が実
施率を伸ばしてきた事例や、コラボヘルスを推進している事例などの保険者の取組の過程が分かるものが参
考になると思われる。その際、外部委託ではなく保険者自身がどのような取組を主体的に行ったかを抽出し
展開することが肝要である。
○ 取組が進んでいる保険者にとっては当たり前のこと(現場の暗黙知)になっていることが、客観的にみると
必ずしもそうではないことも多々ある。知見の抽出・共有にあたっては「ノウハウの明文化」が重要である。
○ データヘルス・ポータルサイト上に好事例の収集を行う目的(=成長と分配を促す循環型の制度を目指すこ
と)を明示しておくことで、各保険者の理解が得られ、円滑な事例の抽出・共有に繋がるのではないか。
○ 保健事業の種類によって保険者の担当者が実施するルーチンワークの範囲が異なる(例えば、特定健診・保
健指導に関しては、受診勧奨は保険者が、検査は健診実施機関がそれぞれ担当する等)ことから、背景因子
の違い示すことが望ましい。

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