よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料-2参考1 認知症 (100 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

令和2年度診療報酬改定 Ⅲ-1 医療機能や患者の状態に応じた入院医療の評価 -⑥

せん妄予防の取組の評価
せん妄ハイリスク患者ケア加算の創設
➢ 一般病棟入院基本料等を算定する病棟において、入院早期にせん妄のリスク因子をスクリーニン
グし、ハイリスク患者に対して非薬物療法を中心としたせん妄対策を行うことについて、新たな評
価を行う。
(新)

せん妄ハイリスク患者ケア加算

100点(入院中1回)

[算定要件]
施設基準に適合しているものとして届け出た保険医療機関に入院している患者について、せん妄のリスク因子の確認及び
ハイリスク患者に対するせん妄対策を行った場合に、入院中1回に限り、所定点数に加算する。
【対象となる入院料】
急性期一般入院基本料
特定機能病院入院基本料(一般病棟)
救命救急入院料

特定集中治療室管理料
ハイケアユニット入院医療管理料
脳卒中ケアユニット入院医療管理料

せん妄対策のイメージ
患者入院

[施設基準]
(2) せん妄のリスク因子の確認のためのチェックリスト及び
ハイリスク患者に対するせん妄対策のためのチェックリストを
作成していること。
【せん妄のリスク因子の確認】








70歳以上
脳器質的障害
認知症
アルコール多飲
せん妄の既往
リスクとなる薬剤
全身麻酔の手術

【ハイリスク患者に対する対策】








認知機能低下に対する介入
脱水の治療・予防
リスクとなる薬剤の漸減・中止
早期離床の取組
疼痛管理の強化
適切な睡眠管理
本人・家族への情報提供

リスク評価(チェックリスト)

持参薬確認
(リスク薬剤
確認)

予防的対応
(リスク薬剤を外す、脱水予防、疼痛管理)

定期的なせん妄モニタリング実施

100