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資料-2参考1 認知症 (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》
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適切なケアマネジメント手法の策定に向けた調査研究事業の概要、具体的な手法、取組等
本事業の概要 本事業の具体的な手法、取組等
<アプローチの基本的な方向性>
ケアマネジャーが取り扱う課題は、本来生活全般が対象であるが、範囲が膨大であることから「一定の条件を定め」、
まずは『疾患』に着目してアプローチをした。
1.ケアマネジメントの標準化(共有化)についての概念整理を行う
2.一定の条件を定めそれを基にエビデンスのある「想定される支援内容」を整理する。
3.それらを理解し分析可能とする為に介護支援専門員が備えておくべき基本知識を整理する。
<具体的な取り組み>
ケアマネジメントは広く生活上の課題を取り扱うが、まずは単なる経験
知に基づくだけでなくエビデンスが明確なことを一定条件とし、『疾患』に
着目し、「想定される支援内容」を検討した。
※ 「疾患選定」の考え方
○ 地域連携クリティカルパスが普及していること
○ 医療の領域におけるガイドラインがあること
○ 要介護認定の原因疾患として占める割合が大きいこと、又は患者数
の多い疾患
<『疾患』に着目したケアマネジメント標準化の検討手順>
〇 実務者を中心に構成されるワーキング・グループでの検討、有識
者で構成される委員会での検討を踏まえ、ケアマネジメントの標準
化項目の検討案を作成。
〇 全国の介護支援専門員を対象に、各自の担当事例を持参して
もらい、「検討案」を活用しながら、ケアマネジメントプロセスを振り返
る「実証検証」を実施。
〇 検証結果をもとに、ワーキング・グループおよび委員会での検討
を経て「疾患別のケア」のガイドラインを成案化。

<本事業で標準化(共有化)されたガイドラ
インの主な内容>

〇 最低限押さえておくべき知識の共有(確認)
・ 基本ケア(高齢者の生理・心理)
・ 疾患特性に留意したケア
〇 自立支援に資する為にエビデンスに基づく
最低限検討すべき想定される支援内容
〇 想定される支援内容を導き出す(確認)為
に必要なケアマネジャー及び他職種が共有
すべきアセスメント項目、モニタリング項目

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