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総-6○医療計画について (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00186.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第545回 5/17)《厚生労働省》
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令和4年度診療報酬改定

Ⅲ-4-6

小児医療、周産期医療、救急医療の充実-⑮

救急医療管理加算の見直し
➢ 患者の重症度に応じた質の高い救急医療を適切に評価する観点から、以下の見直しを行う。

算定対象となる状態の見直し


救急医療管理加算の対象患者の状態について、状態の明確化と状態の追加をするとともに、評価の見直しを行う。
現行

改定後

【救急医療管理加算】(1日につき)(7日まで)
1 救急医療管理加算1
950点
2 救急医療管理加算2
350点

【救急医療管理加算】(1日につき)(7日まで)
1 救急医療管理加算1
1,050点
2 救急医療管理加算2
420点

[対象患者]
・救急医療管理加算1の対象となる患者は、ア~サのいずれかの状態であって、緊急に入院が必要と認められた重症患者。
・救急医療管理加算2の対象となる患者は、ア~サまでに準ずる状態又はシの状態であって、緊急に入院が必要と認められた重症患者。







吐血、喀血又は重篤な脱水で全身状態不良の状態
意識障害又は昏睡
呼吸不全又は心不全で重篤な状態
急性薬物中毒
ショック
重篤な代謝障害(肝不全、腎不全、重症糖尿病等)








広範囲熱傷、顔面熱傷又は気道熱傷
外傷、破傷風等で重篤な状態
緊急手術、緊急カテーテル治療・検査又はt-PA 療法を必要とする状態
消化器疾患で緊急処置を必要とする重篤な状態
蘇生術を必要とする重篤な状態
その他の重症な状態(加算2のみ)

算定要件の見直し



救急医療管理加算の算定において、対象患者の一部の状態について、緊急入院が必要であると判断した医学的根拠を診療報酬明細書
の摘要欄に記載することを要件とする。
DPCデータの入力において、救急医療管理加算の対象患者の一部の状態の状態指標について、状態指標を記載する時点の明確化を行
う。
改定後

[摘要欄記載事項]




アからサのうち該当する状態
イ、ウ、オ、カ又はキを選択する場合は、それぞれの入院時の状態に係る指標
イの状態に該当する場合はJCS 0の状態、ウの状態に該当する場合はNYHA1又は
P/F比400以上の状態及びキの状態(気道熱傷及び顔面熱傷を除く。)に該当する
場合はBurn Index 0の状態について、緊急入院が必要であると判断した医学的根
拠(救急医療管理加算2においても、イ、ウ及びキに準ずる状態については同様の
取り扱いとする。)
◆ 当該重症な状態に対して、入院後3日以内に実施した検査、画像診断、処置又は手
術のうち主要なもの

[DPC様式1]※予定・救急医療入院の患者に限る
患者の状態/状態指標
意識障害患者/JCS
心疾患患者/NYHA
呼吸不全の患者/P/F
熱傷患者/Burn Index

状態指標の記載時点
・救急受診時
・治療室又は病棟入室時
・救急受診時
・治療室又は病棟入室時
・救急受診時
・治療室又は病棟入室時
・治療室若しくは病棟入室時又は傷病が発生した時点

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