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2024年07月17日(水)
[医薬品] その他の循環器官用薬など「使用上の注意」の改訂を指示
- 厚生労働省は7月17日付けで「その他の循環器官用薬」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した<doc15791page1>。 その他の循環器官用薬「エポプロステノールナトリウム」では「重大な副作用」を新設し「腹水」を記載した。腹水が認められた場合、原因を検索し当該薬剤に原因があると疑われる場合は、減量や投薬の中止など適切な処置を行うよう注意を促している・・・
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2024年07月17日(水)
[医療機器] 臨床検査1件の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は17日、臨床検査1件を承認した。詳細は以下の通り。【臨床検査】決定区分E3(新項目)(2024年8月収載予定)<doc15719page1>●プラテリア アスペルギルス IgG抗体(バイオ・ラッド ラボラトリーズ)<doc15719page2>▽使用目的:血清中のアスペルギルスIgG抗体の検出。▽保険点数:390点・・・
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2024年07月17日(水)
[診療報酬] 今年度の薬価調査、22年度と同様の方法で実施へ 中医協
- 中央社会保険医療協議会は17日の総会で、2024年度の薬価調査について22年度調査とほぼ同様の客体数で実施することを了承した。24年度中の1カ月間の取引分を対象に実施する<doc15718page3>。 24年度の販売サイド調査は、医薬品卸売販売業者の営業所などの全数から無作為で抽出した3分の2(約4,400客体)を対象に実施する<doc15718page3>。 一方、購入サイドの調査は、全病院の40分の1(約200客体)、全診療所の400・・・
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2024年07月16日(火)
[診療報酬] 薬局機能への報酬、半数以上で不満 NPhAが予測調査
- 日本保険薬局協会(NPhA)は16日、2024年度調剤報酬改定のうち地域支援体制加算など薬局機能に対する報酬について、会員企業または薬局グループ82社の半数以上が「ネガティブ」か「ややネガティブ」に感じているという予測調査結果を公表した。 24年度調剤報酬改定では、地域医療に貢献する薬局の整備を進める観点から、街中にある個人経営の薬局などを主に想定した「調剤基本料1」を42点から45点に、病院前に店舗を構える門前・・・
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2024年07月05日(金)
[医薬品] 後発医薬品のGMP調査、PMDAへの委譲に「反対」
- 後発医薬品メーカーなどによる医薬品医療機器等法(薬機法)の相次ぐ違反事例を受け、厚生労働省は5日、一部のGMP適合性調査の主体を都道府県から医薬品医療機器総合機構(PMDA)に委譲する案を厚生科学審議会の部会に示した<doc15576page24>。これに対し、中島真弓委員(東京都保健医療局健康安全部薬務課長)は、都道府県のGMP調査体制が弱体化し、GMP違反に対する措置や医薬品・医薬部外品などの品質に関するGQPの調査・・・
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2024年07月05日(金)
[医薬品] 一般用医薬品の濫用問題、厚労省案に「実現不可能」
- 薬局やドラッグストアで購入できる一般用医薬品の濫用が広がっている問題で、厚生労働省は5日、厚生科学審議会の部会で販売方法の見直しについて議論した。対象の医薬品を購入者の手が届かない場所に陳列し、20歳未満の購入や複数または大容量の製品購入時には氏名や年齢などを確認し、記録する案を厚労省が示したのに対し、森信参考人(日本チェーンドラッグストア協会理事)は、「実現不可能」と強く反発した・・・
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2024年07月02日(火)
[医療提供体制] バーコード表示、医療用消耗材料で9割超
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- 「医療機器等における情報化進捗状況調査」(令和4年9月末時点)の結果公表(7/2)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器
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2024年06月28日(金)
[医療費] 23年度2月の調剤医療費、前年度比9.1%増の6,869億円 厚労省
- 厚生労働省は6月28日、2023年度2月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。2月の調剤医療費は6,869億円となり、対前年度同期比で9.1%増加した。内訳は、技術料が1,852億円(対前年度同期比8.1%増)、薬剤料が5,005億円(9.6%増)。後発医薬品の薬剤料は979億円(3.5%増)だった<doc15644page1><doc15644page2>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、85.3%(前年同期差1.6%増)・・・
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2024年06月28日(金)
[医療機器] 区分A2などの医療機器を保険適用 厚労省
- 厚生労働省は6月28日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2024年7月1日から保険適用となった対象の医療機器は、区分A2(特定包括)「デジタルラジオグラフィ装置 TFD-3000A」(キヤノンメディカルシステムズ)など<doc15603page2>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc15603page2>、区分B1(個別評価)<doc15603page4>、製品名・製品コードに追加・変更があった・・・
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2024年06月25日(火)
[医薬品] 「レナリドミド」後発品、安全管理手順「TERMS」による運用を了承
- 厚生労働省の薬事審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は6月25日、多発性骨髄腫などの治療薬「レナリドミド」の後発品が新たに承認された場合、胎児への薬剤暴露防止を目的とした安全管理について、類似の化学構造を持つ「サリドマイド」の安全管理手順「TERMS」に基づき運用することを了承した。 多発性骨髄腫の治療に用いるレナリドミドとサリドマイドは共に強い催奇形性がある。このため安全管理手順として、レナリドミ・・・
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2024年06月19日(水)
[医薬品] 新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
- 厚生労働省は6月19日付で新たに6医薬品を希少疾病用医薬品に指定したと各都道府県衛生主管部(局)、医薬品医療機器総合機構、医薬基盤・健康・栄養研究所に通知した。詳細は以下の通り<doc15427page1><doc15427page2>。▽ベネトクラクス/再発または難治性のマントル細胞リンパ腫/アッヴィ▽エンコラフェニブ/BRAF遺伝子変異を有する治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌/小野薬品工業▽カナキヌマブ(遺伝子組・・・
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2024年06月19日(水)
[医薬品] 2024年5月分貿易統計(速報) 財務省
- 財務省は19日、2024年5月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc15325page3><doc15325page5>▽総額/1,351億円(前年同月比77.2%増)▽米国/533億円(137.8%増)▽EU/144億円(7.4%増)▽アジア/395億円(19.8%増)▽中国/229億円(21.9%増)●輸入額<doc15325page4><doc15325page13>▽総額/3,681億円(2.1%増)▽米国/889億円(5.5%増)▽EU・・・
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2024年06月14日(金)
[医療改革] 後発医薬品業界の再編は「待ったなし」 武見厚労相
- 武見敬三厚生労働相は14日に開いた記者会見で、後発医薬品業界の再編についての質問を受け「業界再編は待ったなしだと考えている」と言及した。また、「後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会」の報告書に記載された、「企業間連携を後押しするための金融・財政措置」<doc14983page27>についても触れ、「独占禁止法との関係整理や金融・財政措置など、関係省庁と緊密に連携し業界再編に必要・・・
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2024年06月11日(火)
[医薬品] その他の循環器官用薬など「使用上の注意」の改訂を指示
- 厚生労働省は6月11日付けで「その他の循環器官用薬」などについて、添付文書の「使用上の注意」の改訂を指示する通知を日本製薬団体連合会に送付した<doc15376page1>。 その他の循環器官用薬「フィネレノン」では「禁忌」として、「ポサコナゾール」「ボリコナゾール」を投与中の患者に投与しないよう現行の薬剤に追記した。また、「併用禁忌」の「薬剤名等」にも「ポサコナゾール」「ボリコナゾール」が追加された・・・
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2024年06月06日(木)
[医薬品] 新たに7医薬品を希少疾病用医薬品に指定 厚労省
- 厚生労働省は6月6日付で、希少疾病用医薬品として新たに7医薬品の指定と3医薬品の指定取消しについて、各都道府県衛生主管部(局)長などに通知した。 指定取消しとなったのは、「エファビレンツ」(MSD)、「TransCon PTH」(Ascendis Pharma Bone Diseases)、「Obexelimab」(Zenas BioPharma)の3医薬品。これらの医薬品は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」第77条の5および同法第77条・・・
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2024年06月06日(木)
[医薬品] 濫用の恐れある医薬品、手の届かない場所に陳列 厚労省案
- 薬局やドラッグストアで購入できる一般用医薬品の濫用が若年者を中心に拡大しつつあるとして、厚生労働省は6日、そうした医薬品を購入者の手が届かない場所に陳列し、購入者の状況確認や医薬品の濫用に関する情報提供を薬剤師などに新たに義務付ける販売方法の見直し案を厚生科学審議会の部会に示した<doc15035page6>。 解熱鎮痛薬や「かぜ薬」など濫用の恐れがある医薬品の販売は、現在は原則「1人1包装」に制限され、そ・・・
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2024年05月31日(金)
[医療費] 23年度1月の調剤医療費、前年度比6.5%増の6,790億円 厚労省
- 厚生労働省は5月31日、2023年度1月の「最近の調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表した。1月の調剤医療費は6,790億円となり、対前年度同期比で6.5%増加した。内訳は、技術料が1,821億円(対前年度同期比7.2%増)、薬剤料が4,956億円(6.3%増)。後発医薬品の薬剤料は954億円(2.6%増)だった<doc15098page1><doc15098page2>。 後発医薬品の割合は数量ベース(新指標)で、85.4%(前年同期差1.6%増)・・・
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2024年05月31日(金)
[医療機器] 区分A2などの医療機器を保険適用 厚労省
- 厚生労働省は5月31日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2024年6月1日から保険適用となった対象の医療機器は、区分A2(特定包括)「ImagingRingモバイルイメージングシステム」(エレクタ)など<doc15047page2>。 その他、医科における新たな保険適用で区分A2(特定包括)<doc15047page2>、区分B1(個別評価)<doc15047page6>、製品名・製品コードに追加・変更があったものの保険適用で区・・・
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2024年05月24日(金)
[医薬品] 「治験エコシステム」導入へ、事業実施機関の公募開始 厚労省
- 厚生労働省は医薬品医療機器総合機構(PMDA)と共に、2024年度に開始する「治験エコシステム導入推進事業」の実施機関の公募を始めた。より効率的に治験を実施することで、ドラッグ・ラグやロスなどの課題解消につなげる治験エコシステムの導入に向けて、最大で3機関を選定し、治験環境の整備を推進する<doc14994page1>。 日本の医薬品産業を巡っては、海外で承認されている医薬品が開発に着手すらされない「ドラッグ・ロ・・・
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2024年05月23日(木)
[感染症] 小児の20価肺炎球菌ワクチン、定期接種化に異論なし
- 厚生労働省のワクチン評価に関する小委員会は23日、小児に対する沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)の定期接種化について議論し、おおむね異論は出なかった。議論の内容は厚労省が整理した後、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会の予防接種基本方針部会に報告される。 小児用肺炎球菌ワクチンの定期接種は、標準的なスケジュールでは生後2カ月ごろから4週間隔で3回、生後12カ月以降に4回目を接種する。今年4月からは・・・
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2024年05月22日(水)
[医薬品] 後発医薬品業界再編へ、具体策の早期実行求める 厚労省
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- 後発医薬品の安定供給等の実現に向けた産業構造のあり方に関する検討会報告書の公表について(5/22)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医薬産業振興・医療情報企画課 医薬品産業・ベンチャー等支援政策室 カテゴリ: 医薬品・医療機器 医療提供体制
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2024年05月22日(水)
[医薬品] 2024年4月分貿易統計(速報) 財務省
- 財務省は22日、2024年4月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc14988page3><doc14988page5>▽総額/1,052億円(前年同月比5.6%減)▽米国/242億円(46.0%減)▽EU/134億円(14.6%増)▽アジア/333億円(10.0%減)▽中国/156億円(9.9%増)●輸入額<doc14988page4><doc14988page13>▽総額/3,512億円(7.2%減)▽米国/655億円(6.7%減)▽EU/1・・・
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2024年05月21日(火)
[医薬品] 医薬品3品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
- 厚生労働省は5月21日付けで、新たに3医薬品の一般的名称を定め、都道府県衛生主管部(局)に通知した。対象品目は、以下の通り。▽ゲフルリマブ(遺伝子組換え)<doc14857page2>▽トアルクエタマブ(遺伝子組換え)<doc14857page3>▽オレメペルミン アルファ(遺伝子組換え)<doc14857page6>・・・
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2024年05月17日(金)
[医療提供体制] 薬局との申し合わせ「なし」、訪看事業所の約半数で
- 在宅患者への薬物治療の提供に関する実態調査によると、95カ所の訪問看護事業所の約半数で、利用者や患者の状態が変化して迅速な対応が求められる際に、薬剤や医療材料が必要となった場合の対応の手順について薬局と申し合わせを行っていなかった<doc14793page5>。 薬局の営業時間外を含め利用者や患者の状態が変化して迅速な対応が必要になった時に薬剤や医療材料が必要となった場合の対応手順についての薬局との申し合・・・
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2024年05月16日(木)
[医療改革] 市販薬の過剰摂取対策にマイナカード活用など提案 日薬
- 厚生科学審議会の医薬品医療機器制度部会は16日、医薬品医療機器等法(薬機法)の次の改正に向けて関係団体からヒアリングを行い、日本薬剤師会は、乱用の恐れがある市販薬の取り扱いに関して、マイナンバーカードを活用し医薬品の購入履歴を一元管理できるようにすることや、小容量1個の販売を原則とする仕組みを提案した<doc14776page2>。 日薬はまた、薬剤師か登録販売者が必要な指導や説明を行った上で、提供・販売す・・・
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