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2015年06月18日(木)
[医療改革] 「病床数削減の試算値」は参考値としての位置づけ 厚労省
- 厚生労働省は6月18日、「6月15日の内閣官房専門調査会で報告された必要病床数の試算値について」と題する文書を、各都道府県の衛生担当部長あてに発出し、直近の医療関係業界で焦点となっている「試算値」は、単純に病床数の削減を自治体に求めているわけではないなどとして、理解を求めた(p1参照)。 この試算値とは、政府が6月15日に開催した「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会 第1次報告」で示・・・
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2015年06月18日(木)
[行政改革] 可能な限り早く後発医薬品80%の目標達成を 行政改革推進会議
- 政府は6月18日、行政改革推進会議を開催し、後発医薬品の使用促進を中心とする「重要課題検証:医薬品に係る国民負担の軽減」の中間取りまとめ(p2参照)(p3~p13参照)を示した。 これは、同推進会議の「歳出改革ワーキンググループ(WG)重要課題検証サブ・グループ(SG)」で、5月以降、討議が重ねられてきたもので、その過程では4回にわたって、厚労省や財務省、総務省、日本医師会、日本製薬工業協会、日本ジェネリ・・・
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2015年06月18日(木)
[医療改革] 健康情報拠点薬局=かかりつけ薬局+健康サポート 薬局検討会
- 厚生労働省は6月18日、「健康情報拠点薬局(仮称)のあり方に関する検討会」を開き、検討課題のひとつの「定義」(p3~p11参照)について討議した。この検討会は、6月4日の初会合で検討課題を提示しており、2015年夏ごろまでの取りまとめを目指している。 健康情報拠点薬局(仮称)は、2013年6月14日に閣議決定した「日本再興戦略」のなかに、薬局・薬剤師を活用したセルフメディケーションの推進が盛り込まれたことに由来し・・・
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2015年06月18日(木)
[医療機器] ドイツの小児用補助人工心臓を通常より早く承認 厚労省
- 厚生労働省は6月18日、小児用体外式補助人工心臓システム「EXCOR Pediatric」を承認したことを発表した。6月12日に開かれた、薬事・食品衛生審議会の「医療機器・体外診断薬部会」の審議を経て決定したもの。従来の投薬治療・外科手術などでは症状の改善が見込めない小児の重症心不全患者で、心移植または心機能が回復するまでの循環改善を目的に使用される(p1参照)。小児用の補助人工心臓の承認は日本初となる。 「EXCOR・・・
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2015年06月17日(水)
[医薬品] 2015年5月の医薬品貿易、輸入額1,221億円 東京税関
- 東京税関は6月17日、東京税関管轄内(東京港、成田空港、羽田空港)の「2015年5月分 貿易概況(速報)」を公表した。 管内の輸出額は1兆2,575億円(前年同月比7.3%増)、輸入額は1兆8,998億円(同5.1%増)。 医薬品に関しては、輸出が92億57百万円(同30.4%増)と、輸出総額の0.7%を占め、輸入が1,221億8百万円(同10.5%増)と、輸入総額の6.4%だった(p7~p8参照)。・・・
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2015年06月17日(水)
[医学研究] 保険加入の取り扱いなど遺伝学的検査の課題整理 厚労省研究班
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- 遺伝学的検査をめぐる課題について厚生労働科学特別研究事業の報告書が取りまとめられました(6/17)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房 厚生科学課 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器 医療制度改革
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2015年06月17日(水)
[医療改革] 政府の2025年医療機能別必要病床数の推計に懸念を示す 日医
- 日本医師会(横倉義武会長)は6月17日の定例記者会見で、先ごろ政府が発表した「2025年の医療機能別必要病床数の推計結果」やそれを含む報告書に対し、「納得できない」、「行き過ぎ」などとする見解を公表した。 政府は6月15日、「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会 第1次報告」を発表し、そのなかで、「2025年の医療機能別必要病床数の推計結果」(p6~p8参照)を示している。主な内容に、医療施設調・・・
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2015年06月17日(水)
[病院] 病院不動産を対象とするヘルスケアリートにGL案 国交省検討委
- 国土交通省は6月17日、「病院等を対象とするヘルスケアリートの活用に係るガイドライン検討委員会」を開催し、ガイドライン案(p4~p12参照)を議題とした。 ヘルスケアリートとは、多くの投資家から募った資金をもとに建築物を建設し、賃貸などで得た利益を投資家に分配する投資商品。リートに病院不動産を売却することで、病院建設者が負担した初期投資費用を早期回収でき、借入金の借り換えリスク(金利上昇等)がなくなり・・・
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2015年06月16日(火)
[規制改革] 処方日数制限や市販薬品類似薬給付を見直し 規制改革会議答申
- 規制改革会議は6月16日、甘利明経済財政・再生担当大臣(内閣府特命担当大臣)らに、規制改革に関する第3次答申をした。答申は同日の規制改革会議で取りまとめられたもの。 医療・介護の規制改革項目は(1)患者本位の医薬分業(2015年度)、(2)新医薬品の14日の処方日数制限見直し(2015年度)、(3)市販薬品類似薬の給付見直し(2015年度)、(4)国保有の医療情報の有効活用(2015、2016年度)、(5)遠隔診療(2015年度・・・
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2015年06月16日(火)
[難病対策] 今後の難病施策の基本となる骨子案を提示 難病対策委
- 厚生労働省は6月16日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「難病対策委員会」を開催し、今後の難病対策のあり方を定める、「難病の患者に対する医療等の総合的な推進を図るための基本的な方針」の骨子案(p3~p5参照)を示した。この基本方針は、厚生労働大臣が定めることが、難病の患者に対する医療等に関する法律で規定されている。そのため同委員会では、2015年2月から5月にかけて4回にわたり、関係団体や専門家から難病対策に・・・
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2015年06月16日(火)
[高度医療] RI内用療法の実施施設の安全管理に関する答弁書 政府
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- 衆議院議員階猛君提出わが国の放射性同位元素内用療法(RI内用療法)の現状及び今後の国の施策に関する質問に対する答弁書(6/16)《内閣》
- 発信元:内閣府 カテゴリ: 医療制度改革 医学・薬学 保健・健康
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2015年06月15日(月)
[医療改革] 2025年必要病床は6都府県以外減少、全国で19万床過剰 政府推計
- 政府は6月15日、「医療・介護情報の活用による改革の推進に関する専門調査会 第1次報告」(p200~p254参照)を公表した。同調査会が2025年の医療機能別必要病床数の推計結果などを含む検討内容(p1~p199参照)を同日、取りまとめたもの。 結果は地域医療構想策定ガイドライン等に基づき地域ごとに推計。2025年に病床機能分化等をしないまま高齢化を織り込んだ場合の152万床程度に対して、目指すべき必要病床数は現状(2013・・・
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2015年06月12日(金)
[医療改革] UHC推進とその規範である日本の国民皆保険堅持を 日医総研
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- 「国際的潮流」と「我が国の国民皆保険等」を踏まえた グローバルヘルス戦略の研究 ―国連・世界銀行等と協調した「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」推進と 世界の模範である「我が国の国民皆保険」の持続性確保を―(6/12)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医療保険
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2015年06月12日(金)
[行政改革] 診療報酬改定で後発医薬品使用の伸び率維持を 政府SG
- 政府は6月12日、行政改革推進会議の「歳出改革ワーキンググループ(WG)重要課題検証サブ・グループ(SG)」を開催し、「後発医薬品の利用促進」について、中間取りまとめ骨子案が示された(p43~p45参照)。 この会合は、WGに設けられた3つのSGのうちの1つ。「秋のレビュー」(外部有識者と各府省担当者により事業を検証し、改善策などを議論するもの)で取り上げた重要テーマ・事業の検証などが主な役割で、2015年4月の初会・・・
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2015年06月12日(金)
[医療安全] 倫理審査委の認定制度の要件の検討結果報告 厚労省研究班
- 厚生労働省は6月12日、「倫理審査委員会の認定制度と要件に関する検討」に関する報告書を公表した。2014年度厚生労働科学研究費補助金による研究で、「臨床研究・治験活性化5カ年計画2012」とそのアクションプランで求められている倫理審査委員会の認定制度導入に関する制度設計・認定要件を検討して、報告している。 5カ年計画は今後の日本の臨床研究・治験の目指すべき方向性を策定したもので、中長期的に「倫理審査委員会の・・・
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2015年06月12日(金)
[告知] キーワードでみる厚生行政 vol.29 厚生政策情報センター
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- キーワードでみる厚生行政(第29号 6/12)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医薬品・医療機器
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2015年06月11日(木)
[医療改革] 成長戦略改訂にヘルスケア産業創出、ICT化盛り込む 競争力会議
- 政府は6月11日、産業競争力会議を開催し、日本再興戦略(成長戦略)の改訂骨子案を示した。 骨子案では、「『日本再興戦略(成長戦略)』改訂2015」の基本的考え方として、今後の成長戦略の課題は賃金上昇、消費の拡大により、今後は生産性向上による対応が課題と指摘。確実に生まれ始めている「経済の好循環」を本格化させるための正念場と位置づけ、ヘルスケア産業の構造改革などを実施するとしている。また、成長戦略の実行・・・
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2015年06月10日(水)
[がん対策] 中間報告書案にがん種別の年齢調整死亡率を追記 厚労省協議会
- 厚生労働省は6月10日、「がん対策推進協議会」を開催し、前々回・前回会合に引き続き、「がん対策推進基本計画の中間評価報告書」について議論した。基本計画は2012年に策定され、対象年度は2012年度から2016年度までの5年間。中間評価は基本計画で明示された目標の進捗状況を把握するため実施している。 厚労省は中間評価報告書の修正案を提示して、「II 全体目標についての進捗状況」を追記。がん種別の年齢調整死亡率の変化・・・
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2015年06月10日(水)
[医療安全] 特定機能病院検査の重点目的はガバナンスの実態把握 厚労省TF
- 厚生労働省は6月10日、「大学附属病院等の医療安全確保に関するタスクフォース(TF)」を開き、6月から3カ月間をめどに実施される、「特定機能病院に対する集中検査項目」の具体像を中心に討議した。 このTFは、医療安全に関する重大な事案が大学病院などで相次いで発生していることをふまえ、大学病院・先進的な医療を行う病院(特定機能病院)に対する集中立ち入り検査などを通じて、特定機能病院の承認要件の見直しなどを実・・・
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2015年06月10日(水)
[医療改革] 後発医薬品目標のさらなる前倒しを厚労相に求める 諮問会議1
- 内閣府は6月10日、経済財政諮問会議を開催し、「経済再生と両立する財政健全化計画策定・社会保障」に関して議論した。民間有識者の伊藤元重議員(東京大学大学院教授)らは前回の議論をふまえて論点を提示した。 病床の適正化に関しては、地域差の見える化の具体的方法や、病床再編・削減の手段とプロセス(診療報酬体系の見直しによる誘導、改革が進まない地域における診療報酬の引き下げ、県の権限強化)などを明らかにする・・・
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2015年06月10日(水)
[社会保障] 骨太方針の骨子案で歳出改革の重点分野に社会保障 諮問会議2
- 6月10日の経済財政諮問会議では、このほか、骨太方針である「経済財政運営と改革の基本方針2015(仮称)」骨子案が示されている。 骨子案では、デフレを脱却して中長期的に持続する経済成長を実現するため、経済の好循環の拡大、潜在的な成長力強化、まち・ひと・しごとの創生に加え、公共サービスのムダ排除・質向上などの改革が必要と指摘(p42参照)。 経済・財政一体化改革の取り組みとして、経済再生なくして財政健全・・・
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2015年06月09日(火)
[医療改革] 近未来政策を示す提言書「保健医療2035」 厚労省策定懇
- 厚生労働省の「保健医療2035」策定懇談会は6月9日、いまから20年後の2035年を見すえた保健医療政策のビジョンとその道筋を示す提言書である「保健医療2035」(p1~p9参照)(p10~p55参照)を公表し、塩崎恭久厚生労働大臣に手交した。 この懇談会は、急激な少子高齢化や医療技術の進歩など医療を取り巻く環境が大きく変化するなか、国民の健康増進、保健医療システムの持続可能性の確保、保健医療分野における国際的な貢献・・・
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2015年06月08日(月)
[臨床研修] 2015年度の研修医採用実績は8,244人で過去最多 厚労省
- 厚生労働省は6月8日、2015年度の「臨床研修医の採用実績調査」の結果を公表した。採用人数全体は、2014年度を452人上回る8,244人。医学部の入学定員増加の効果もあって、過去最多となった(p1参照)(p7参照)。 この2015年度の採用人数8,244人のうち、大都市部のある6都府県(東京都、神奈川県、愛知県、京都府、大阪府、福岡県)は、3,595人(前年度比133人増)だった一方、6都府県をのぞく道県では、4,649人(同319・・・
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2015年06月05日(金)
[医療保険] データヘルス計画による保健事業の先進モデルを公表 厚労省
- 厚生労働省は6月5日、「先進的な保健事業の実証等」に関する事業報告書などを公表し、2015年度からすべての健康保険組合などが実施する、データヘルス計画にもとづいた保健事業の「モデル」となる、19組合の取り組み(p3~p21参照)を示した。 データヘルス計画は、レセプト・健診情報などのデータ分析にもとづいて、保健事業をPDCAサイクルで効果的・効率的に実施するための事業計画。期間(第1期)は、2015年度から2017年度・・・
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2015年06月05日(金)
[行政改革] 財務省・総務省も後発医薬品の使用促進策を推進 政府SG
- 政府は6月5日、行政改革推進会議の「歳出改革ワーキンググループ(WG)重要課題検証サブ・グループ(SG)」を開催し、これまでに引き続き後発医薬品の使用促進などについて討議、中央省庁からの資料が示された。 この会合は、WGに設けられた3つのSGのうちの1つ。「秋のレビュー」(外部有識者と各府省担当者により事業を検証し、改善策などを議論するもの)で取り上げた重要テーマ・事業の検証などが主な役割で、今回の会合が第・・・
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