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2014年06月24日(火)
[介護保険] 26年4月分の介護サービス受給者は377万5000人
- 厚生労働省は6月24日に、平成26年4月審査分の介護給付費実態調査結果の概要を公表した。 受給者は、介護予防サービスでは106万2100人、介護サービスでは377万5000人であった。複数サービスを受けた者については名寄せを行っている(p1参照)。 受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービスでは4万400円、介護サービスでは19万円となっている(p1参照)。 介護(予防)サービス受給者の状況をみると、介護予防居宅サ・・・
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2014年06月24日(火)
[救急医療] 26年6月16日~6月22日の熱中症による救急搬送者数、全国で770人
- 総務省消防庁は6月24日に、平成26年6月16日から6月22日までの1週間の「都道府県別熱中症による救急搬送人員数」(速報値)を発表した。 6月16日(月)から6月22日(日)までに、全国で熱中症により搬送された人の数は770人であった(p2参照)。 この週は、ほぼ全国的に梅雨入りしたこともあり、気温はやや低めであったが湿度が高くなった。これに伴い搬送者数も増減し、6月16日は146人と多めだが、22日には55人と約3分の1・・・
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2014年06月24日(火)
[医療情報] 医療分野に共通番号導入し、医療の質向上と保険財政改善を
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- 医療等分野における番号制度の活用等に関する研究会(第2回 6/24)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官(社会保障)付 情報政策担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革 医療保険 医療提供体制
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2014年06月24日(火)
[審査支払] 電子レセプト請求、請求件数全体の94.4%に 支払基金
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- 平成26年5月受付分の電子レセプトの割合 件数で94.4%、機関数で80.5%(6/24)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
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2014年06月24日(火)
[規制改革] 改訂「骨太方針」「成長戦略」まとまる、薬価改定の頻度を検討
- 政府は6月24日に、経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議を開催し、「経済財政運営と改革の基本方針2014」(骨太方針の2014年版)(p2~p38参照)(p261参照)と「日本再興戦略」改訂2014(成長戦略の改訂版)(p39~p168参照)(p169~p259参照)を取りまとめた。 いずれも、同日の臨時閣議で決定している。 骨太方針は、経済再生と財政再建を目指すもの。 財政再建の最重要項目として社会保障改革をあげ、・・・
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2014年06月24日(火)
[介護] 福祉人材の確保、潜在有資格者へのきめ細かい支援の継続が重要
- 厚生労働省は6月20日に、「福祉人材確保対策検討会」を開催した。 この日は、事業者からのヒアリングを行っている。 意見陳述を行ったのは、(1)全国社会福祉協議会中央福祉人材センター(p2~p15参照)(2)介護労働安定センター(p16~p17参照)(3)株式会社ケアワーク弥生(p18~p24参照)(4)地域密着型総合ケアセンターきたおおじ(p25~p26参照)(5)マッキンゼー・アンド・カンパニー(p27~p35参照)―の・・・
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2014年06月23日(月)
[改定速報] 大規模病院では、高度急性期・急性期を目指す病院多い
- 福祉医療機構は6月23日に、「平成26年度診療報酬改定等の影響に関するアンケート」の分析結果を発表した。 これは、201施設(対象は1380施設)から得られた回答結果を分析したもので、回答病院の属性は次のとおりである(p1参照)(p10~p12参照)。●病床規模は、99床以下が77施設(38%)、100~199床が73施設(36%)、200~299床が32施設(16%)、300床以上が19施設(10%)(全病院の構成とほぼ同じバラつき)●平成2・・・
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2014年06月23日(月)
[がん対策] がん患者へ、主治医は「すぐ仕事辞める必要ない」旨の説明を
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- がん患者・経験者の就労支援のあり方に関する検討会(第5回 6/23)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 がん対策・健康増進課 カテゴリ: 保健・健康 医療提供体制
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2014年06月23日(月)
[医療保険] ジェネリック軽減額通知、協会けんぽ医療費は5年で227億円削減
- 全国健康保険協会は6月23日に、運営委員会を開催した。 今回は、(1)保険者機能強化アクションプラン(第2期)の実施状況(p81~p197参照)(2)5年収支見通しの前提(p198~p200参照)―について議論したほか、社会保障審議会・医療保険部会の状況(p2~p80参照)が報告されている。 (1)の保険者機能強化アクションプラン(第2期)は、名称どおり「保険者の機能を強化する」ことを目的に平成24年7月に策定された。 ・・・
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2014年06月23日(月)
[医療保険] レセコン使用し書面請求する医療機関、電子請求へ移行予定多し
- 厚生労働省は6月23日に、「電子レセプトへの移行確認結果」を発表した。 医療機関等については、原則、レセプト請求を電子媒体で行うことが求められている。 しかし、レセコンを使用して書面で請求している医療機関(常勤の医師等が全員65歳以上であることにより、電子レセプト請求への移行が免除されたものを除く)については、審査支払機関への届出により、当該レセコンの減価償却期間(保守管理契約期間)またはリース契約・・・
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2014年06月23日(月)
[規制改革] 関西圏の国家戦略特区、阪大病院や京大病院が先端医療を提案
- 政府は6月23日に、「関西圏国家戦略特別区域会議」の初会合を開催した。 国家戦略特区においては、首相主導のもとで大胆な規制改革等を行い、「世界1ビジネスをしやすい街」の構築などを目指す。 国家戦略特区では、特区ごとに「区域会議」を設置し、(1)国家戦略特区計画(2)計画実施に係る連絡調整(3)国家戦略特区における産業の国際競争力の強化・国際的な経済活動拠点の形成に関し必要な協議―などを行う(国家戦略特別・・・
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2014年06月23日(月)
[DPC] 基礎係数の割合引下げ、機能評価係数IIの割合引上げるべきとの提案
- 厚生労働省は6月23日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日の議題は次の4点。(1)医療機関群のあり方(2)ICD-10見直しへの対応(3)CCPマトリックス(4)短期滞在手術等基本料3とDPCとの関係◆医療機関群のあり方で、基礎係数と機能評価係数IIのシェア見直し求める意見も (1)の医療機関群のあり方については、厚労省当局から「I群、II群、III群のあり方」や「激変緩和措置のあり方」などについて論点・・・
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2014年06月23日(月)
[医療保険] 傷病手当金や海外療養費の不正受給対策等を医療保険部会で議論
- 厚生労働省は6月23日に、社会保障審議会「医療保険部会」を開催した。 この日は、「給付の効率化(p4~p56参照)」に関する議論を行ったほか、「審査支払機関のあり方(p57~p111参照)」「規制改革会議の第2次答申」など(p112~p114参照)(p115~p368参照)について報告を受けるなどした。◆傷病手当金や海外療養費の不正受給を防止するための方策を検討 給付の効率化については、(1)予防・健康管理・・・
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2014年06月20日(金)
[国保] 平成25年10月の国保医療給付費8266億円、給付率81.5%
- 厚生労働省は6月20日に、国民健康保険事業月報(平成25年10月)を公表した。 まず、加入世帯数は2174万4803世帯(対前年同月比0.7%減)、被保険者数は3744万961人(同1.8%減)(p1参照)。 また全国計の医療費(国保計)について見てみると、総計1兆147億4800万円で、そのうち入院が3770億4000万円、入院外が5441億1400万円、その他182億1600万円などであった(p1参照)。 次いで、医療給付費を見ると8266億3500万・・・
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2014年06月20日(金)
[医薬品] ファイバ注射用の用法・用量変更、保険適用上の留意事項も改正
- 厚生労働省は6月20日に、「ファイバ注射用500及び同1000の薬事法上の用法・用量の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。 血友病患者の出血を抑制する『ファイバ注射用500・同1000(一般名:乾燥人血液凝固因子抗体迂回活性複合体)』について、同日、用法・用量の一部変更が承認され、「定期投与を目的とした治療」に使用が拡大された。 これを受けて、同製剤の保険適用上の取扱いにかかる留意事項が、次の・・・
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2014年06月20日(金)
[薬価] 内用薬353品目、注射薬71品目等の後発医薬品を薬価収載
- 厚生労働省は6月20日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正」に関する通知を発出した。 今回は、後発医薬品を薬価収載している。 薬価収載された後発品は、内用薬353品目、注射薬71品目、外用薬29品目、歯科用薬剤1品目(p1参照)(p4~p15参照)。 ところで、後発品の使用を促進するために、診療報酬上「後発品を使用、調剤等した場合の加算」が設けられている(後発医薬品調剤体制加算など)。 これは、低価・・・
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2014年06月20日(金)
[医療安全] フェントステープに「慢性疼痛」への効能追加、適正処方を要請
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- フェンタニルクエン酸塩経皮吸収型製剤の使用に当たっての留意事項について(6/20付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 審査管理課、監視指導・麻薬対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2014年06月20日(金)
[薬価] 一般名処方を行う際の標準的記載例「一般名処方マスタ」を更新
- 厚生労働省は6月20日に、平成26年6月20日適用の「処方せんに記載する一般名処方の標準的な記載例(一般名処方マスタ)」を公表した。 マスタでは、内用薬・外用薬のうち、後発品の存在する先発品の主なものについて、(1)記載例(2)成分名(3)規格(4)同一剤形・規格内の最低薬価(5)効能の違い等―などが整理されている(p1~p24参照)。 平成24年度診療報酬改定において、後発品使用を促進するために、医師が銘柄名で・・・
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2014年06月20日(金)
[医療改革] 病床機能分化進めるための新基金、国の負担は3分の2に決定
- 安倍内閣は6月20日の閣議で、「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律の施行に伴う関係政令の整備に関する政令」を決定した。 これは、6月18日に成立した医療介護総合確保推進法の施行に向けた関係政令の1つである。 医療介護総合確保推進法は、社会保障・税一体改革を進めるもの。 医療提供体制に関しては、「病床機能報告制度や地域医療構想(地域医療ビジョン)を策定し、・・・
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2014年06月20日(金)
[医療安全] 病院・有床診のスプリンクラー設置義務基準等の見直し内容決定
- 総務省消防庁は6月19日に、「有床診療所・病院火災対策検討部会」を開催した。 この日は、「有床診療所・病院火災対策報告書」案を了承した(p16~p46参照)。 スプリンクラー設置義務が課せられる施設を整理すると、まず「延べ床面積3000平米以上」の施設では、病院・有床診のいずれでもスプリンクラーの設置が義務付けられる(p9参照)(p38~p39参照)。 また、「延べ床面積3000平米未満」の施設についても、次の・・・
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2014年06月19日(木)
[医療安全] 単回使用医療機器、特段の合理性ない限り再使用は厳禁
- 厚生労働省は6月19日に、「単回使用医療機器の取扱いの周知徹底」に関する通知を発出した。 酸素マスクや挿管チューブ、気管切開チューブなどの単回使用医療機器については、その添付文書に「再使用禁止」である旨が明記されている。 しかし一部の病院において、この規定にもかかわらず、単回使用医療機器を滅菌したうえで再使用している事例が報告されている。 これを重くみた厚労省当局は、改めて「医療機器の添付文書の記・・・
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2014年06月19日(木)
[規制改革] 臨床研修医の定員枠、兵庫県は改めて「決定権限の移譲」を要望
- 内閣官房は6月19日に、「構造改革特区(第25次)及び地域再生(第11次)に関する再検討要請の実施について」を公表した。 今般の提案では、医療・介護関係について次のような提案がなされ、規制主体である厚労省からは概ね「提案を実行することは難しい」旨の回答が示された(6月6日)。しかし、これに納得できない提案主体から改めて規制改革に関する検討要請が行われ、内閣官房当局が「理由あり」と判断したものについて、厚・・・
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2014年06月18日(水)
[医薬品] ダイアモックス注射用の重篤な副作用リスクに注意呼びかけ
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- ダイアモックス注射用による重篤な副作用の発生について(6/18)《日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本神経学会、日本核医学会》
- 発信元:日本脳卒中学会、日本脳神経外科学会、日本神経学会、日本核医学会 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2014年06月18日(水)
[医療改革] 医療と介護を奪う、医療・介護総合法の実施中止求める 民医連
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- 医療・介護総合法の参議院本会議での可決成立に断固抗議し、実施中止を求める(6/18)《全日本民主医療機関連合会》
- 発信元:全日本民主医療機関連合会 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 介護保険
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2014年06月18日(水)
[消費税] 厚労省が医療機関に対し、消費税適正転嫁を阻害しないよう再要請
- 厚生労働省は6月18日に、「消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法の遵守の徹底」に向けた通知を発出した。 消費税率が今年(平成26年)4月から8%に引上げられたことに伴い、一部の医療機関では、診療材料等の納入業者に対して「一律に納入商品の価格を3%以上引下げる旨を要請し、これを一部受入れさせていた」事例が報告されている。 これを受け、公正取引委員会で・・・
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