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2014年09月02日(火)
[医療提供体制] 25年の一般病床平均在院日数、17.2日で前年より0.3日短縮
- 厚生労働省は9月2日に、平成25年(2013年)の「医療施設(動態)調査・病院報告」の概況を取りまとめ、公表した。この調査は、全国の医療施設(医療法に定める病院・診療所)の分布および整備の実態を明らかにするとともに、医療施設の診療機能を把握し、医療行政の基礎資料を得ることが目的(p3参照)。 まず、平成25年10月1日現在の医療施設総数は17万9855施設で、「休止・1年以上休診中」をのぞく活動中の施設は17万7769・・・
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2014年09月02日(火)
[薬価] 非小細胞肺がん用薬『アレセンサカプセル』などを薬価収載
- 厚生労働省は9月2日に、「使用薬剤の薬価(薬価基準)の一部改正等」に関する通知を発出した。 今回は、8月27日の中医協総会で薬価収載が承認された、非小細胞肺がん用薬『アレセンサカプセル』など内用薬14品目、悪性黒色腫用薬『オプジーボ点滴静注』など注射薬15品目、慢性閉塞性肺疾患の諸症状緩解用薬である『アノーロエリプタ7吸入用』など外用薬4品目について、実際に薬価収載している(p1参照)(p9~p10参照)。・・・
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2014年09月01日(月)
[肝炎対策] C型肝炎ウイルス増殖に必要なタンパク阻害剤使用に医療費助成
- 厚生労働省は9月1日に、肝炎治療戦略会議を開催した。 この日は、ウイルス性肝疾患に対する新規治療法に関する検討などを行った。 ウイルス性肝疾患の治療法としては、インターフェロンを投与し、抗ウイルスタンパクや免疫の誘導を中心とする手法が一般的である(非特異的治療)(p6参照)(p18参照)。 しかし、インターフェロン治療が効かない患者や、副作用や合併症でインターフェロン治療が困難な患者もおり、よ・・・
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2014年09月01日(月)
[感染症対策] デング熱国内感染者47人に、厚労省も対策打出す
- 厚生労働省は9月1日に、「デング熱の国内感染症例について」(第3報)を、9月2日に第4報、9月3日に第5報を発表した(p1参照)(p16参照)(p27参照)。 新たに国内においてデング熱への感染が確認された患者は、第3報(p1~p15参照)で19人、第4報(p16~p26参照)で12人、第5報(p27~p41参照)で13人と発表され、これまでの3人と合わせ、患者数は計47人となった。いずれの患者も東京都渋谷区の代々木公園周・・・
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2014年08月29日(金)
[材料価格] 腱板断裂性関節症などに用いる人工肩関節等を保険収載
- 厚生労働省は8月29日に、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。平成26年9月1日から適用されている。 区分C1(新機能:新たな機能区分が必要で、技術はすでに評価されているもの)に分類された製品は次の通り(p27参照)。●腱板断裂性関節症などの腱板機能不全を呈する症例に用いる「エクリス・リバース人工肩関節」(バイオジェネシス社)●人工肘関節置換術において、肘関節機能再建のために使用するインプラント・・・
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2014年08月29日(金)
[薬価] リツキサン注の保険診療上の適応について、関連通知を一部修正
- 厚生労働省は8月29日に、「リツキサン注10mg/mLの薬事法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正」に関する通知を発出した。 これは、抗がん剤である「リツキサン注10mg/mL」について、効能・効果等の一部変更がなされたことを受け、保険適用上の取扱いに係る留意事項もあわせて変更するものだ。 具体的には、適応が「ネフローゼ症候群」にも拡大されたことを受け、本剤の投与が「緊急時に十分措置できる医療施設に・・・
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2014年08月29日(金)
[診療報酬] 非小細胞肺がんでALK阻害剤の適応判断するための検査等保険収載
- 厚生労働省は8月29日に、「検査料等の点数の取扱い」に関する通知を発出した。 これは、新たな検査技術の保険導入に伴い、「診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について」(平成26年3月5日付・保医発0305第3号)を一部改正するものだ。 今回はD009【腫瘍マーカー】に、新たに『可溶性メソテリン関連ペプチド』が追加された(p1~p2参照)(p3~p4参照)。 ここでは、悪性中皮腫の診断の補助、または悪性・・・
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2014年08月29日(金)
[高齢者] 「高齢者の負担増」「現役世代の負担増」それぞれ約3割 意識調査
- 厚生労働省は8月29日に、「平成24年 高齢期における社会保障に関する意識等調査報告書」を公表した。 この調査は、老後の生活感や、社会保障に対する意識(負担のあり方)などについて調査し、社会保障制度をはじめ、今後の厚生労働行政施策を企画・立案する際の基礎資料を得ることが目的。今回は、東日本大震災の影響がある福島県をのぞき、46都道府県から無作為に抽出した20歳以上を対象とし、1万1294人から有効回答を得た<・・・
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2014年08月29日(金)
[税制改正] 社会医療法人、認定取消でも「過去の認定期間優遇」制度を要望
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- 平成27年度 厚生労働省 主な税制改正要望(8/29)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 税制改正 医療提供体制
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2014年08月29日(金)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」、厚労省が素案
- 厚生労働省は8月29日に、「医療介護総合確保促進会議」を開催した。 この日は、厚労省当局から「総合確保方針」の素案が提示され、これに基づいた議論を行った。 6月に成立した医療介護総合確保推進法では、厚生労働大臣に「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」を定めることを命じている。 この日示された素案は、次の5部で構成されている。(1)地域における医療および介護の総・・・
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2014年08月29日(金)
[意見募集] 医療費助成対象とする新難病の病状の程度、疾病毎に判断
- 厚生労働省は8月29日に、「難病の患者に対する医療等に関する法律第5条第1項に規定する指定難病及び第7条第1項第1号に規定する病状の程度を定める件(仮称)(案)」について意見募集を始めた。 来年(平成27年)1月1日から新たな難病対策がスタートする。そこでは、患者の一部負担をこれまでの3割から2割に軽減するとともに、所得に応じた負担上限を設定する。さらに、医療費助成対象疾病を拡大することとなっており、今般、厚・・・
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2014年08月28日(木)
[後期高齢者] 平成26年5月現在の後期高齢者医療制度加入者は1545万人
- 厚生労働省は8月28日に、平成26年5月現在の後期高齢者医療毎月事業月報を公表した。これは、後期高齢者医療制度の運営状況について、加入者数を5歳刻みで集計し、毎月報告しているもの。 事業月報によると、26年5月の後期高齢者医療制度の加入者数は、全国で1545万9127人(対前年同月比1.7%増)。65歳以上75歳未満の障害認定者数は36万7439人となっている。100歳以上の被保険者数は5万6469人であった(p1~p2参照)。 また・・・
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2014年08月27日(水)
[介護] 27年8月から一定以上所得者の介護費負担は2割、現時点の考え方示す
- 厚生労働省は8月27日に、介護保険最新情報Vol.391を公表した。 今回は、同日付の事務連絡「自己負担が2割となる『一定以上所得者』の判定基準案について」を掲載している。 平成26年6月に成立した医療介護総合確保推進法(介護保険法改正を含む)により、平成27年8月1日から「一定以上の所得のある第1号被保険者の自己負担を、現行の1割から2割に引上げる」こととなった。 今般の事務連絡では「一定以上所得者」の判定につい・・・
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2014年08月27日(水)
[介護保険] 生活支援サービス推進セミナー、9月18日に開催 厚労省
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- 「生活支援サービス推進セミナー~新たな地域支援事業における住民主体の助け合い活動の役割と課題~」開催のお知らせについて(8/27)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 振興課 カテゴリ: 介護保険 社会福祉
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2014年08月27日(水)
[難病対策] 新難病対策、110疾患を27年1月から医療費助成対象に(第1次実施)
- 厚生労働省は8月27日に、厚生科学審議会・疾病対策部会「指定難病検討委員会」を開催した。この日は、「110疾患を新たな指定難病(第1次実施分)として医療費助成の対象とする」との検討結果をまとめた(p3~p4参照)。 来年(平成27年)1月から新たな難病対策がスタートする。そこでは医療費助成対象とする疾患(指定難病)を大幅に拡大するが、時間的制約があることから(1)平成27年1月からの『第1次実施』(2)平成27年夏・・・
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2014年08月27日(水)
[感染症対策] デング熱、国内感染3患者は推定感染地域が共通
- 厚生労働省は8月27日に、「デング熱の国内感染症例について」(第1報)(p1~p48参照)に関する通知を発出し、8月28日に、同(第2報)(p49~p56参照)を発表した。 デング熱は、蚊がウイルスを媒介する4類感染症で、ヒトからヒトには感染せず、ヒト(患者)―蚊―ヒトという経路で感染する。日本では1940年代前半に流行したことがあるが、その後は今回まで、国内での発生は確認されていなかった(p1~p2参照)。 なお、海・・・
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2014年08月27日(水)
[介護] 通所サービスの評価、種類でなく内容・機能に応じるべきとの声多数
- 厚生労働省は8月27日に、社会保障審議会の「介護給付費分科会」を開催した。 この日は、(1)居宅サービスの機能と連携の在り方(2)通所介護の機能等―をテーマに、平成27年度介護報酬改定に向けた議論を行った。◆高齢者リハビリを集中的に検討する場を介護給付費分科会とは別に設置 (1)の居宅サービスは、訪問系サービス(訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハビリ)(p7~p9参照)と通所系サービス(通所介護、通・・・
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2014年08月27日(水)
[診療報酬] FDG-PET用いた認知症鑑別診断、先進医療導入に中医協で疑問も
- 厚生労働省は8月27日に、中医協総会を開催した。 この日は、新薬、新たな医療機器や臨床検査の保険収載を了承したほか、新たな先進医療技術について報告を受けるなどしている。◆FDG-PETによる認知症鑑別診断、委員からは「費用対効果」について疑問も 厚労省当局からは、新たに次の5技術を先進医療として導入することが報告された。【先進医療A(薬事法の承認を得た医薬品を使用するなど、安全性が比較的高い先進医療)】・・・
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2014年08月26日(火)
[介護保険] 26年6月分の介護サービス受給者は383万8400人
- 厚生労働省は8月26日に、平成26年6月審査分の介護給付費実態調査結果の概要を公表した。 受給者は、介護予防サービスでは108万1500人、介護サービスでは383万8400人であった。複数サービスを受けた者については名寄せを行っている(p1参照)。 受給者1人あたりの費用額は、介護予防サービスでは4万700円、介護サービスでは19万1700円となっている(p1参照)。 介護(予防)サービス受給者の状況をみると、介護予防居・・・
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2014年08月26日(火)
[介護保険] 介護人材確保、参入促進・資質向上・労働環境改善で好循環確立
- 厚生労働省は8月26日に、「介護人材確保の方向性について」の中間整理メモを公表した。 この中間整理メモは、介護人材確保策を探るため、平成26年6月に設置された福祉人材確保対策検討会のこれまでの議論を中間的にまとめたもの。 高齢化の進展に伴い要介護者が増えるため、介護人材・担い手の増員も求められている。団塊の世代が後期高齢者となる平成37年(2025年)には237~249万人の介護職員が必要と試算されており、年平均・・・
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2014年08月26日(火)
[医療費] 24年度の医療費・保険料の地域差分析、医療費は西高東低傾向続く
- 厚生労働省は8月26日に、平成24年度の「医療費・保険料の地域差分析」について発表した。 まず、医療費の地域差について見てみよう(p2~p42参照)。従前の医療費マップにあたるものだ。 医療費に地域差が生じる要因には、(1)年齢構成(2)病床数等(3)受診行動(4)生活習慣(5)医療機関の診療行為―など、さまざまな要素があるが、(1)の年齢構成(つまり高齢者がどれだけ多いか)については自治体ではどうしようもな・・・
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2014年08月26日(火)
[27年度予算] 27年度の厚労省概算要求、一般会計は31兆6688億円
- 厚生労働省は8月26日に、平成27年度予算概算要求の概要を明らかにした。 一般会計(年金や労働保険などの特別会計は含まない)総額は31兆6688億円で、前年度当初予算に比べて9258億円・3.0%の増額要求となっている(p2参照)。 このうち、年金・医療等に係る社会保障経費は29兆8558億円で、前年度に比べて8155億円・2.8%増加している(p2参照)。平成27年度予算においては、「社会保障費の自然増」分として8200億円・・・
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2014年08月26日(火)
[医療費] 25年度医療費、前年度から8500億円増加の39兆3000億円で過去最高
- 厚生労働省は8月26日に、平成25年度の「医療費の動向」を発表した。 これは支払基金と国保連の医療費データをまとめたもので、国民医療費の約98%に相当する(p1参照)。国民医療費は2年遅れで発表されるため、本データの有用性は非常に高い。 平成25年度の概算医療費は39兆3000億円で、前年度に比べて8500億円・2.2%増加した。過去最高を更新している(p5参照)。 ところで医療費の伸び率は、平成21年度が3.5%、22・・・
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2014年08月26日(火)
[27年度予算] 有床診のスプリンクラー整備補助費193億9000万円などを要求
- 厚生労働省は8月26日に、平成27年度予算概算要求について明らかにした。 一般会計は31兆6688億円で、前年度に比べて3.0%の増額要求となっている。 本号では、「社会・援護局(p1~p8参照)」「医薬食品局(p9~p15参照)」「健康局(p16~p54参照)」「老健局(p55~p64参照)」「医政局(p65~p74参照)」の要求内容についてご紹介する。 「医政局」の要求額は2348億2200万円で、前年度に比べて496億9000万円・26・・・
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2014年08月26日(火)
[医療安全] シメプレビルナトリウムなど4医薬品の副作用情報を掲載
- 厚生労働省は8月26日に、医薬品・医療機器等安全性情報No.315を公表した。 今回は、「重要な副作用等に関する情報」として、(1)茵チン蒿湯(医療用)(2)シメプレビルナトリウム(3)テリパラチド(遺伝子組換え)(4)ロラタジン―という4つの医薬品が掲載されている(p1参照)。これは、厚労省が平成26年7月8日に「使用上の注意」改訂を指示した医薬品のうち、重大な副作用などについて、改訂内容や根拠となった症例な・・・
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