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2007年02月20日(火)
自助努力の受け皿として「医療貯蓄口座」の導入を提案
- 日本経済団体連合会が2月20日に発表した「持続可能で国民の満足度の高い医療の実現に向けて(概要)」と題する資料。経団連は、「免責制導入の可能性を含め、セーフティネットとしての公的医療保険の範囲を吟味する必要がある」と指摘、自助努力の受け皿として、医療貯蓄口座制度を導入する考えを示した(p4参照)。また、同口座については、民間金融機関等に設け、個々人が多様な民間の保険商品や金融商品の中から、それぞれ・・・
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2007年02月19日(月)
厚労省、高額医療・高額介護合算制度案を提示
- 2月19日に開催された「全国老人医療・国民健康保険主管課(部)長及び後期高齢者医療広域連合事務局長会議」で配布された資料。この日は、保険局老健局より、「高額医療・高額介護合算制度について(案)」が提示された(p79~p107参照)。高額医療・高額介護合算制度は、医療保険と介護保険の両方から給付を受けることにより、自己負担額が著しく高額になる場合に、医療・介護を通じた限度額が適用される制度。資料では、その支・・・
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2007年02月09日(金)
政管健保、平成18年度の単年度収支は1278億円の黒字見込み
- 社会保険庁が2月9日に開催した全国社会保険事務局長会議で配布された資料。医療保険課は、政府管掌健康保険の財政状況を報告し、平成18年度の単年度収支が1278億円の黒字になる見通しを示した。一方、平成19年度予算案では、単年度収支で1779億円の赤字を見込んでいる(p4参照)。また、レセプト点検調査については、引き続き診療報酬明細書等の点検調査要綱に基づいて、効果的なレセプト点検を実施することとした・・・
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2007年01月19日(金)
リハビリ見直しに関する通知を一部訂正 厚労省事務連絡
- 厚生労働省が1月19日付けで地方社会保険事務局等宛てに出した、「医療保険及び介護保険におけるリハビリテーションの見直し及び連携の強化について」の訂正に関する事務連絡。平成18年12月25日に発出した同名通知について、訂正箇所を示している(p2参照)。
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2007年01月18日(木)
新中期方針案で「医療保険の改革不可避」 諮問会議
- 政府が1月18日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、新中期方針である「日本経済の進路と戦略」(仮称)の案について議論が行われた。医療・介護分野では、生活習慣病対策や介護予防を進め、健康寿命の延伸を図る「新健康フロンティア戦略」を推進するとしている(p13参照)。また、レセプトオンライン化など、サービスの質の維持向上を図りつつ、効率化等により供給コストを低減させていく。医療保険につい・・・
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2007年01月15日(月)
未払一部負担金徴収の徹底を改めて周知 保険局
- 厚生労働省が1月15日・16日の2日間にわたって開催した、「全国厚生労働関係部局長会議」で配布された資料のうち、保険局が提出した資料。重点事項としては、(1)今後の医療政策のあり方(p1~p22参照)(2)特定健診・特定保健指導(p23~p74参照)(3)後期高齢者医療等(p75~p89参照)(4)医療保険及び介護保険におけるリハビリテーションの見直し及び連携の強化について(p90~p91参照)(5)70歳未満の者の入院に係・・・
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2007年01月12日(金)
特定保健指導の委託先について実態調査を開始
- 厚生労働省が1月12日に公表した、特定保健指導のアウトソーシング先等に対する実態調査の実施要綱。平成20年度から生活習慣病予防のための「特定健診・保健指導」を医療保険者が実施することになる。「特定保健指導」の実施には相当数の人的資源が必要となることから、医療保険者が特定保健指導業務を事業者にアウトソーシングすることが想定されている。そこで、アウトソーシング先となる可能性のある事業者の実態を把握するため・・・
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2006年12月25日(月)
リハビリ見直しについて医療・介護の連携強化を通知 厚労省
- 厚生労働省が12月25日付けで地方社会保険事務局長等宛てに出した通知で、医療保険・介護保険におけるリハビリテーションの見直しと連携の強化に関するもの。平成18年4月の診療報酬・介護報酬改定においては、リハビリテーションの見直しが行われたが、その取扱いについて医療現場等に必ずしも正確に伝わっていないとして、今回の見直しの趣旨、内容、医療保険と介護保険のリハビリテーションの連携の強化等について改めて通知して・・・
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2006年12月13日(水)
社会福祉法人で不適正な決算上の処理が見られる
- 厚生労働省が12月13日に公表した福祉施設・保険医療機関等に対する指導検査結果の報告書。この報告書は、平成17年度に福祉施設や保健医療サービス事業者等を対象に実施した指導検査等の結果をとりまとめたもので、これに基づいて、さらに福祉や保健医療サービスの質の向上と事業者等の育成を図る、としている。実施検査から見た主な問題点としては、(1)社会福祉法人で不適正な予算・決算上の処理が見られる(2)児童福祉施設(保・・・
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2006年12月07日(木)
医療保険の保障内容に関する相談事例などを発表 国民生活センター
- 独立行政法人国民生活センターが12月7日に発表した「医療保険の保障内容に関するトラブル-実際の保障内容と消費者の期待・理解に大きなズレ」と題する資料。それによると、消費者から全国の国民生活センター等に寄せられる医療保険に関する相談は近年増加しており、その内容は「保険金が支払われない」という苦情が多い、としている。国民生活センターでは、医療保険の保障内容に関するトラブルにみられる保険会社の問題点を指摘・・・
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2006年11月28日(火)
日本療養病床協会が7月改定の影響度調査を公表
- 日本療養病床協会が11月28日に公表した「2006年7月改定による医療保険療養病床の影響度調査」の報告書。調査は、2006年9月に実施されたもので、改定前後の療養病床の状況に関してまとめられている。日本療養病床協会員287病院、非会員38病院の計325病院から回答を得ている。報告書によると、医療療養病床(回復期リハ病棟を除く)の2006年3月時点の入院基本料は、平均1324.1点であったのに対し、8月は1230.5点となっている・・・
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2006年11月06日(月)
医療保険者、「特定保健指導」の委託可能に 厚労省検討会
- 厚生労働省が11月6日に開催した「労働安全衛生法における定期健康診断等に関する検討会」で配布された資料。この日は、健康診断の項目や保健指導について議論が行われた。厚労省から提示された「保健指導の考え方について(案)」の中で、高齢者医療法に基づく特定保健指導と労働安全衛生法に基づく保健指導の実施方法等が整理されない場合には、労働者が一部重複した保健指導を2回受ける可能性が指摘されている。そのため、医療保・・・
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2006年10月24日(火)
レセプトオンライン化などについて意見交換 政府IT戦略本部
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- IT戦略本部 評価専門調査会(第2回 10/24)《内閣府》
- 発信元:内閣府 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療制度改革
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2006年09月22日(金)
2次元(QR)コード」付き個人保険証カードの導入を提言 厚労省報告書
- 厚生労働省の「医療保険被保険者資格確認検討会」が9月22日に公表した報告書。同検討会が、平成17年8月から開催していた資格過誤によるレセプト返戻の解消に向けた取組みについてまとめている。報告書によると、患者受付時の保険情報の登録誤りなどにより発生するレセプトの返戻作業を削減するため、2次元コード(QRコード)方式の個人カードを導入することなどが盛り込まれている(p3参照)。また、実施時期は平成20年度以降・・・
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2006年07月31日(月)
レセプト請求 オンライン資格確認システムの導入検討
- 7月31日に厚生労働省が開催した「医療保険被保険者資格確認検討会」で配布された資料。同検討会では、現状のレセプト請求における被保険者資格の誤りによる返戻作業の不効率などを是正するために、オンラインによる資格確認システムの導入を検討している。この日は、「病院の返戻データを用いた資格返戻内訳の調査報告」(日立製作所)(p2~p15参照)や、「医療機関の資格過誤レセプト返戻状況の調査報告」(里村研究班)・・・
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2006年06月30日(金)
「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項について」等の一部改正について(6/30付 通知)《厚労省》
- 厚生労働省が6月30日付けで地方社会保険事務局長等宛に出した通知で、「診療報酬の算定方法の制定等に伴う実施上の留意事項についての一部改正について」。この通知は、療養病床の再編成に伴って7月1日から変更となる療養病床に関する診療報酬の算定要件などをまとめたもの。また、先日の中医協で承認された在宅医療に関する一部改正内容についても盛り込まれている。通知では、医療区分2と3の患者の合計が8割以上の場合は、看護配・・・
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2006年06月23日(金)
医療保険制度と年齢階層別にみた受診行動(政策効果分析レポート)《内閣府》
- 内閣府が6月23日に公表した「医療保険制度と年齢階層別にみた受診行動」と題する、政策効果分析レポート。調査は、1995年から2004年までに厚生労働省が実施した国民生活基礎調査のデータを利用し、「診療の必要性」と「実際の通院確率」を数値化して比較している。これによると、60歳代前半の国保加入者で低所得者ほど、医療機関に受診できない人が多いことがわかった(p7参照)。しかし、退職後も組合健保に継続して加入して・・・
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2006年06月21日(水)
中央社会保険医療協議会 調査実施小委員会(第19回 6/21)《厚労省》
- 厚生労働省が6月21日に開催した中医協の調査実施小委員会で配布された、医療経済実態調査(医療機関調査)の報告書本編。平成17年8月に実施された医療経済実態調査の結果がまとめられている。(1)病院(2)一般診療所(3)歯科診療所(4)保険薬局―といった開設種別ごとに、医業収支が集計されている。開設主体や、病床数、診療科など様々な視点から比較するため、それぞれ別個の集計表となっている。また、医療機関を「介護保険・・・
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2006年06月19日(月)
標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会 (第2回 6/19)《厚労省》
- 厚生労働省が6月19日に開催した「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」で配布された資料。この日は、健診の実施に関するアウトソーシング等について議論が行われた。5月26日に行われた同検討会の健診分科会では、アウトソーシングについて保健指導プログラムに盛り込まれていなかったが、今回提示されたプログラムには、「健診」と「保健指導」の実施に関するアウトソーシングの内容が盛り込まれている・・・
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2006年05月19日(金)
「平成18年4月診療報酬改定に関する緊急アンケート」報告書《四病協》
- 日本病院会など4つの病院団体で組織する四病院団体協議会が取りまとめた「平成18年4月診療報酬改定に関する緊急アンケート」の報告書。同アンケート調査は、平成18年診療報酬改定をうけて、四病協の医療保険・診療報酬委員会が中心となり、入院基本料・リハ施設基準の届出状況を把握するとともに、早急に問題点を整理するために行われた。調査は、四病協加盟の約5570病院を対象に、平成18年4月14日から4月20日の期間で実施し、2321・・・
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2006年05月10日(水)
医療保険と介護保険の給付調整に関する留意事項及び医療保険と介護保険の相互に関連する事項等について(4/28付 通知)《厚労省》
- 厚生労働省が4月28日付で都道府県等に出した「医療保険と介護保険の給付調整に関する留意事項及び医療保険と介護保険の相互に関連する事項等について」と題する通知。同一の疾病又は傷害については、介護保険の給付を受けることができる場合には、医療保険からの給付は行わないことになっているが、通知では両方の保険給付の調整に関して、施設基準や留意事項がまとめられている(p3~p7参照)。また、「入院中以外の患者」「入・・・
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2006年04月25日(火)
「医療分野における情報化促進のための国内外の実態調査」報告書《総務省》
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- 「医療分野における情報化促進のための国内外の実態調査」報告書《総務省》
- 発信元:総務省 情報通信政策局 情報流通高度化推進室 カテゴリ: 調査・統計
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2006年03月20日(月)
標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会 健診分科会(第1回 3/20)《厚労省》
- 厚生労働省が3月20日に開催した「標準的な健診・保健指導の在り方に関する検討会」の健診分科会の初会合で配布された資料。この日は、標準的な健診プログラムの内容についての議論が行われた。健診データ等の電子化について、健診機関から医療保険者に対してデータを電子的に提出することや、生涯を通じて健康情報を活用できるユニークコード「健康管理番号」を設けること等が提案されている(p16参照)。その他、資料として、・・・
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2006年03月08日(水)
全国老人医療担当課(部)長 国民健康保険主管課(部)長会議(3/8)《厚労省》
- 3月8日に開催された全国老人医療担当課(部)長国民健康保険主管課(部)長会議で配布された資料。資料では、(1)医療保険制度改革(p3~p9参照)(2)健康保険法等の一部を改正する法律案の概要(p10~p46参照)(3)後期高齢者医療制度(p47~p64参照)(4)都道府県適正化計画及び保健事業の見直し(p71~p88参照)(5)平成18年度診療報酬改定(p150~p156参照)―などについてまとめられている。平成18年4月の診療・・・
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2006年03月07日(火)
今後の病床運営に関するアンケート集計結果《日本療養病床協会》
- 日本療養病床協会が公表した「今後の病床運営に関するアンケート」の集計結果。現在、療養病床の再編成案が打ち出されており、介護療養病床の廃止が検討されている。同調査は、平成18年2月に日本療養病床協会の会員663病院を対象に行われたもので、417病院から回答が得られた(p1参照)。介護療養病型医療施設295施設に対して今後の方向性を聞いたところ、「医療保険の療養病床に転換する」と回答した施設は83施設で全体の28.・・・
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