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2017年05月18日(木)
[医薬品] 再審査を受ける新医薬品として2品目承認 厚労省
- 厚生労働省は5月18日付で、再審査を受ける新医薬品として2品目を承認したと事務連絡を行った(p1~p2参照)。再審査を受ける新医薬品は次の2品目(p2参照)。●ザーコリカプセル200mg(ファイザー)再審査期間:10年●ザーコリカプセル250mg(ファイザー)再審査期間:10年・・・
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2017年05月17日(水)
[医薬品] 新医薬品8成分18品目の薬価収載を承認 中医協・総会4
- 5月17日に開催された中央社会保険医療協議会の総会では、8成分18品目の医薬品の薬価収載が承認された。オピオイド誘発性便秘症用薬「スインプロイク錠0.2mg」は新規作用機序の医薬品で、既存薬に比べて有効性が認められることから「有効性加算(II)」が上乗せされた。加算率は10%(p15~p16参照)。頭部の尋常性乾癬用薬の「コムクロシャンプー0.05%」はすでに同一成分の使用実態があるため、新薬に適用される14日の処方制・・・
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2017年05月17日(水)
[医薬品] 医薬品18品目をDPC包括対象外とすることを了承 中医協・総会5
- 中央社会保険医療協議会は5月17日に開いた総会で、13成分18品目の医薬品を、DPC(包括医療費支払い制度)の包括対象から外して出来高算定することを了承した(5月24日付で薬価収載予定の4成分6品目を含む)(p197~p199参照)。 DPCの包括対象から外れた医薬品は、▽マキュエイド硝子体内注用40mg▽レブラミドカプセル2.5mgなど▽リツキサン注10mg/mL▽ゾレア皮下注用75mgなど▽ソバルディ錠400mg▽レベトールカプセル200mg▽コペガ・・・
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2017年05月17日(水)
[医薬品] 長期収載品の給付引き下げ、反対が多数占める 医療保険部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は5月17日、政府の「経済・財政再生計画改革工程表」に盛り込まれた、先発医薬品(後発医薬品のある先発医薬品:長期収載品)の保険給付額引き下げについて議論した。改革工程表は先発医薬品の保険給付額を後発医薬品の平均薬価まで引き下げ、超過部分を全額患者負担とすることを求めているが(p16参照)、「後発品の数量シェア80%達成に向けた取り組みを進めている過程での新たな患者負担導入・・・
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2017年05月17日(水)
[医薬品] 薬価制度改革について関係業界から意見を聴取 薬価専門部会
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は5月17日、薬価制度改革について業界団体から意見を聴取した。製薬団体は、薬価制度改革の基本方針でゼロベースでの見直しが求められている「新薬創出・適応外薬解消等促進加算」について、新薬の研究開発費を確保するためには必要として、特許期間中の新薬の薬価を維持する仕組みの存続を要請。中医協で論点になっている新薬の薬価の外国平均価格調整の際に参照する米国薬価については、・・・
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2017年05月16日(火)
[医療改革] 混合介護、支払基金の審査基準統一盛り込む 規制改革1次答申
- 政府の規制改革推進会議は5月16日、「規制改革推進に関する第1次答申」の構成案をまとめた(p21~p23参照)。医療・介護分野では、介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供するいわゆる混合介護や、社会保険診療報酬支払基金の支部によって解釈に幅がある(ローカルルール)診療報酬審査基準の統一化などが盛り込まれる見通し。 医療・介護分野における規制改革項目は、(1)介護サービス利用者の選択に資する情・・・
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2017年05月12日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 5月15日~5月20日
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- 来週注目の審議会スケジュール(5月15日~5月20日)(5/12)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2017年05月10日(水)
[医療改革] 無産科2次医療圏の解消策など提言 自民党・一億総活躍推進本部
- 自民党の一億総活躍推進本部は5月15日までに、「一億総活躍社会の構築に向けた提言」をまとめた。少子高齢化が現在の水準のまま延伸すれば、50年後の就業者数の総人口に対する割合は、40%半ば程度の水準にまで落ち込むとの危機感を表明。IT化の一層の推進によって各産業の効率化を図るとともに、女性や高齢者が働ける環境を整える必要があるとして、産科医のいない「無産科2次医療圏」の解消や特定健診受診率向上のための保険者・・・
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2017年05月09日(火)
[医薬品] 医薬品11品目の一般的名称を新たに定める 厚労省
- 厚生労働省は5月9日付で、11品目の「医薬品の一般的名称(JAN)」を新たに定めたことを伝える通知を発出した。11品目は次の通り。 「スピラマイシン」(p2~p3参照)、「モメロチニブ塩酸塩水和物」(p4参照)、「ジフェリケファリン酢酸塩」(p5参照)、「カプマチニブ塩酸塩水和物」(p6参照)、「ダプロデュスタット」(p7参照)、「エサキセレノン」(p8参照)、「ベルパタスビル」(p9参照)、・・・
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2017年05月08日(月)
[特集] 2018年度同時改定 改定率はどのように決まるのか?
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- 現在、論点になっている主な改革項目(5/8)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 30年度同時改定 診療報酬
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2017年05月03日(水)
[医療改革] 塩崎厚労相が米で特別講演 国際保健に関する対話で
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- 「国際保健に関する日米対話」(於 米国ワシントンDC戦略国際問題研究所)塩崎大臣による特別講演の概要(5/3)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房 国際課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制
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2017年04月28日(金)
[経営] ドラッグストアの3月販売総額は前年同月比2.4%増 経産省
- 経済産業省はこのほど、2017年3月分の「商業動態統計速報」を発表した。2015年7月から、ドラッグストアや家電大型専門店などの販売動向に関する「専門量販店販売統計調査」が商業動態統計調査に組み込まれている。ドラッグストアに関しては、日本標準産業分類でドラッグストアに該当する企業で、50店舗以上を有する企業または年間販売額が100億円以上の企業が調査対象。 ドラッグストア全体の商品販売額は、4,856億円(前年同月・・・
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2017年04月28日(金)
[医療改革] 地域医療構想実現を促進する診療・介護報酬提案 社会保障WG
- 経済財政諮問会議の経済・財政一体改革推進会議は4月28日、社会保障ワーキング・グループ(WG)から、改革工程表に盛られた改革項目の検討結果について報告を受けた。WGは、「医療費・介護費の高齢化を上回る伸びを抑制する」という目標の達成のため、改革項目を着実に実施していく方針を改めて提示。2018年度の診療・介護報酬同時改定では、地域医療構想に沿った病床の機能分化・連携が進むような入院基本料や、介護医療院の報・・・
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2017年04月26日(水)
[医療改革] 後発医薬品、価格帯の集約などが論点に 中医協・薬価専門部会
- 中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は4月26日、後発医薬品の薬価のあり方について議論した。厚生労働省は、先発医薬品の5割に設定されている新規後発医薬品の薬価設定方法の見直しや3区分ある既収載・後発医薬品の価格帯の集約、通常の薬価改定の間の年に行われる中間年の薬価改定品目に後発医薬品が該当した場合の対応―を今後の検討課題として示した(p5~p6参照)。 新規に薬価収載される後発医薬品の薬価は通常、先発医・・・
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2017年04月21日(金)
[医薬品] 「先駆け審査指定制度」新規指定5品目を公表 厚労省
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- 「先駆け審査指定制度」の対象品目を指定しました~新たに5品目の医薬品を指定。目標審査期間を通常の半分の6か月に短縮~(4/21)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2017年04月21日(金)
[医薬品] 米商務長官から「薬価制度の個別要求はない」と説明 塩崎厚労相
- 塩崎恭久厚生労働大臣は4月21日の閣議後の会見で、19日のアメリカのロス商務長官との会談で、ロス長官が新薬の薬価引き下げについて慎重な検討を求めたという報道について、「薬価制度の個別の要求があったということではない」と否定。会談では、イノベーションの推進と国民皆保険の堅持という日本の基本的な立場を説明し、医薬品の問題も含めてオープンに議論することを求めたと説明した(p2参照)。 また、製薬メーカー・・・
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2017年04月20日(木)
[医薬品] ペムブロリズマブなどの添付文書改訂を指示 厚労省
- 厚生労働省は4月20日、デノスマブ[遺伝子組換え](骨粗しょう症の効能を有する製剤)など3医薬品について、添付文書の改訂と関係者への情報提供を行うよう、日本製薬団体連合会に通知した(p1~p4参照)。 対象は、▽デノスマブ[遺伝子組換え](他に分類されない代謝性医薬品)(p2参照)▽ペムブロリズマブ[遺伝子組換え](その他の腫瘍用薬)(p3参照)▽カスポファンギン酢酸塩(主としてカビに作用するもの)&・・・
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2017年04月20日(木)
[医療改革] 7対1入院基本料の算定要件厳格化を要請 財政審1
- 財務省は4月20日に開かれた財政制度等審議会・財政制度分科会に、社会保障分野の改革項目と今後の方向性を示す資料を提出した。2018年度の診療報酬改定の関連では、【一般病棟7対1入院基本料】の算定要件の厳格化や療養病床の報酬水準の適正化、調剤報酬の抜本的な見直しなどを提案。医療費適正化対策の一環として、地域別の診療報酬設定の特例を認めることについても検討を求めた。 団塊の世代が75歳以上になる2025年度に向け・・・
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2017年04月18日(火)
[医薬品] 硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸に重要な副作用
- 厚生労働省は4月18日、医薬品・医療機器等安全性情報No.342を公表し、痔疾用剤「硫酸アルミニウムカリウム水和物・タンニン酸」について重要な副作用等に関する情報を公表した。直近約3年8カ月(2013年4月から2016年12月)に、因果関係が否定できない直腸膣瘻が1例(うち死亡0例)が報告されたため、本剤投与後は定期的に観察を行い、瘻孔が認められた場合には手術などの適切な処置を行うよう注意を呼びかけている・・・
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2017年04月17日(月)
[医薬品] 高齢者の医薬品適正使用で検討会を設置 厚労省
- 複数の慢性疾患を持ち、服用薬剤数も多い高齢者の薬物療法の安全性向上を目指し、厚生労働省は「高齢者医薬品適正使用検討会」を設置し、4月17日に初会合を開催した。検討会では高齢者の薬物治療の実態や副作用の発生状況、薬物動態の特徴などについてエビデンスを収集した後、それらを踏まえた安全対策を検討し、2018年度末を目処に最終報告書をまとめる予定(p25参照)。 高齢者は若年世代に比べ、生活習慣病をはじめとす・・・
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2017年04月17日(月)
[医薬品] 新医薬品の14日間処方制限などを議論 規制改革WG
- 内閣府の規制改革推進会議「医療・介護・保育ワーキング・グループ(WG)」は4月17日、新医薬品の14日間処方日数制限の見直しなどへの対応について、厚生労働省から説明を受けた(p2~p17参照)。 2015年6月に閣議決定された「規制改革実施計画」に盛り込まれていたもので、薬価基準に収載された日が属する月の翌月の初日から起算して1年を経過していない新医薬品については、処方日数(投与期間)を14日までに制限する規定が・・・
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2017年04月14日(金)
[医薬品] ファブリー病治療薬「ミガラスタト塩酸塩」をオーファン指定
- 厚生労働省は4月14日付けで、「希少疾病用医薬品の指定取消し及び希少疾病用医薬品の指定」に関する通知を都道府県に発出した。指定が取り消されたのは、試験研究等の中止届が提出された、▽ミガラスタト塩酸塩/ファブリー病/グラクソ・スミスクライン(p1参照)。開発権の移行に伴う対応で、厚労省は同日付で新たに開発社となったAmicus Therapeutics社からの申請に基づき、改めて同剤をオーファン指定した(p1参照)・・・
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2017年04月14日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 4月17日~4月22日
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- 来週注目の審議会スケジュール(4月17日~4月22日)(4/14)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2017年04月13日(木)
[経営] 2月のドラッグストアの販売総額は前年同月比1.3%増 経産省
- 経済産業省は4月13日、2017年2月分の「商業動態統計月報」を発表した。ドラッグストアに関しては、日本標準産業分類でドラッグストアに該当し、50店舗以上を有する企業または年間販売額が100億円以上の企業が調査対象。調査期日は毎月月末現在(p3参照)。 ドラッグストア全体の商品販売額は、前年同月比1.3%増となる4,537億円(p31参照)。主な内訳をみると、調剤医薬品は10.0%減の301億円、OTC医薬品は0.1%増の662・・・
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2017年04月12日(水)
[医薬品] 腎細胞がんなどのニボルマブ最適使用GLを了承 中医協・総会2
- 厚生労働省は4月12日の中央社会保険医療協議会・総会に腎細胞がんと古典的ホジキンリンパ腫に対するニボルマブ(遺伝子組換え)(一般名:オプジーボ)の最適使用推進ガイドライン(GL)案を提示、了承された。今後、4月18日に留意事項通知を発出・適用し、適用日以前に投与を受けている患者への投与や医療機関の体制整備などの準備期間として、6月末までの経過措置を設ける。 最適使用推進GLは、有効性の発現の仕方や安全性プ・・・
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