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2016年05月18日(水)
[医薬品] 支払側・診療側双方が薬価算定のルール見直し要請 中医協・総会3
- 5月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「医薬品の薬価収載」などを議論した。厚労省は2016年5月25日収載予定の医薬品を報告したものの、前回に引き続き、高額医薬品を巡り、診療側・支払側から意見が相次いだ(p37参照)。 診療側の中川俊男委員(日本医師会副会長)は生物由来製品の希少性のある生薬や抗体薬等のコストが一般的に高いことを確認した上で、「化学合成品の医薬品の最類似薬が抗体薬で・・・
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2016年05月17日(火)
[社会福祉] 社会福祉法人、会計監査人の証明範囲は法人単位 財務検討会
- 厚生労働省は5月17日、「社会福祉法人の財務規律の向上に係る検討会」を開催し、「社会福祉法人の会計監査」を議論した。社会福祉法人は2017年4月1日施行の社会福祉法改正で、一定事業規模を超える場合に会計監査人の設置が義務付けられた。検討会は7月まで、会計監査人の設置対象法人の範囲や控除対象財産等を審議して、福祉部会に報告する。 前回、厚労省は「会計監査の実施範囲(証明範囲)」に関し、会計監査人が責任を持ち・・・
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2016年05月17日(火)
[特定検診] メタボ予備群等を抽出するための質問項目検討 特定健診検討会
- 厚生労働省は5月17日、「特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会」を開催し、「標準的な質問項目」を議論した(p5~p149参照)。 厚労省は標準的な質問項目に関し、糖尿病等の生活習慣病、とりわけメタボリックシンドロームの該当者・予備群を減少させられるよう、保健指導が必要な者を的確に抽出するための検査項目を健診項目としていると説明。その上で、標準的な質問項目の論点として、(1)生活習慣病リスクの・・・
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2016年05月16日(月)
[難病対策] 2017年度実施分の検討対象として222疾病を提示 指定難病検討委
- 厚生労働省は5月16日、厚生科学審議会・疾病対策部会の「指定難病検討委員会」を開催し、「2016年度に指定難病検討委員会において検討する疾病」について議論したほか、今後の検討の進め方やスケジュール案について確認した(p8~p17参照)(p7参照)。 厚労省は、2017年度実施分の検討対象である222疾病を提示(p8~p17参照)。検討対象は、2014年度・2015年度難治性疾患政策研究事業で研究された(情報が得られた)約・・・
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2016年05月16日(月)
[災害医療] 熊本地震、薬剤師派遣で医薬品供給など支援 厚労省まとめ
- 厚生労働省は5月15日17時現在の「熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況」に関するまとめ(p2~p38参照)を発表した。 医療施設の被害状況に関して、厚労省は熊本周辺の主要な被災が想定される131医療機関を直接確認して、概況を報告。内訳は「建物損壊のリスクがある医療機関」8カ所、「ライフライン(電気・ガス・水道)の供給に問題のある医療機関」0カ所、「連絡が取れない医療機関」0カ所、「問題がない医療機関・・・
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2016年05月13日(金)
[通知] ミコフェノール酸 モフェチルの一部変更承認 厚労省
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- 公知申請に係る事前評価が終了し、医薬品医療機器法に基づく承認事項の一部変更承認がなされた医薬品の保険上の取扱いについて(5/13付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2016年05月13日(金)
[療養費] 不正請求対策に抽出調査や要件強化を提案 柔道整復専門委
- 厚生労働省は5月13日に、社会保障審議会・医療保険部会の「柔道整復療養費検討専門委員会」を開催し、(1)支給対象の明確化に向けた個別事例の収集の方策、(2)不正の疑いのある請求に対する審査の重点化、(3)適正な保険請求を促すための施術管理者の要件強化、(4)療養費詐取事件への対応―などに関して「今後の進め方の案」を示して議論した(p3~p34参照)。 (2)に関し、厚労省は、新たな不正請求として、同一患者で・・・
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2016年05月13日(金)
[歯科] 専門医認定の客観的な評価方法、評価基準を 厚労省WG
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- 歯科医師の資質向上等に関する検討会 歯科医療の専門性に関するワーキンググループ(第5回 5/13)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 歯科保健課 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 予算・人事等
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2016年05月13日(金)
[社会福祉] 生活保護の傷病者・障害者世帯は44万2,755世帯 厚労省
- 厚生労働省は5月11日、生活保護の被保護者調査(2016年2月分概数)の結果(p1~p5参照)を発表した。被保護者の総数は216万1,307人(前年同月比7,859人減)で、保護率は人口100人あたり1.70%となった(p1参照)(p3参照)。 被保護世帯数は163万2,946世帯(同1万4,263世帯増)。このうち、傷病者・障害者世帯は前年同月比1万3,156世帯減の44万2,755世帯(構成割合27.3%)、高齢者世帯は同4万2,058世帯増の80万8,299・・・
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2016年05月12日(木)
[診療報酬] 2016年度改定の内容盛り込みデータ提出加算説明会 厚労省
- 厚生労働省は5月12日、2016年度「データ提出加算に係る説明会」の資料を公表した。 データ提出加算はこれまで、7対1入院基本料、地域包括ケア病棟入院料、特定一般病棟入院料で届出が義務付けられている。さらに、今回2016年度の診療報酬改定では、新たに10対1入院基本料(許可病床の一般病床が200床以上の病院)でも届出が義務付けられた(p8~p9参照)。 厚労省はデータ提出を希望する病院は様式40の5を地方厚生(支)局医・・・
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2016年05月12日(木)
[がん対策] 職域検診受診率は肺がんが最多の71.9% がん検診検討会
- 厚生労働省は5月12日、「がん検診のあり方に関する検討会」を開催し、(1)がん検診に関する実施状況等調査結果、(2)今後のがん検診に関する論点、(3)がん検診受診率などに関するワーキンググループでの論点―などを議論した。 (1)では、がん検診に関する実施状況等調査の結果の公表・分析を実施(p11~p24参照)。2015年12月から2016年1月にかけて、2014年度の健康保険組合のがん検診実施状況を調べ、1,406対象組合のう・・・
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2016年05月12日(木)
[先進医療] 粒子線治療の今後の取り扱い案を提示 先進医療会議
- 厚生労働省は5月12日、「先進医療会議」を開催し(p5~p187参照)、 (1)3月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け(p5~p9参照)、(2)4月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け案(p10~p16参照)、(3)先進医療Bに係る新規技術の科学的評価(p17~p141参照)、(4)先進医療の保険導入等の検討(p142~p180参照)、(5)粒子線治療の取り扱い(p182~p185参照)、(6)審議参加の運用の見直し・・・
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2016年05月11日(水)
[通知] 放射性医薬品を投与された患者の退出指針を一部改正 厚労省
- 厚生労働省は5月11日付で、「放射性医薬品を投与された患者の退出」に関する通知を発出した。 骨転移のある去勢抵抗性前立腺癌の治療を目的とする、塩化ラジウム(Ra-223)が放射性医薬品として薬事承認(2016年3月28日付)されたことに伴い、塩化ラジウムの投与を受けた患者が、放射線治療室などから退出するにあたっての新たな基準が必要となった(p1参照)。 このため、「放射性医薬品を投与された患者の退出に関する指・・・
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2016年05月11日(水)
[医療情報] データベース利活用の成果は原則公表 厚労省検討会
- 厚生労働省は5月11日、「医療情報データベースの運営等に関する検討会」を開き、「中間報告書骨子案」を議論した(p7~p67参照)。検討会は、医療情報データベース基盤整備事業で構築したデータベースの運営等に関する課題(データの利活用のあり方、費用負担のあり方、その他必要事項)について検討している。 中間報告書の骨子案で、厚労省はデータベースの利活用などについて、 (1)利活用の目的の範囲(p9~p10参照)・・・
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2016年05月11日(水)
[医療費] 医科病院の医療費平均25.22億円、病院間のばらつきは拡大 厚労省
- 厚生労働省は5月11日、2014年度の「施設単位でみる医療費等の分布の状況」を公表した。各医療機関等の規模・状況が異なるため、1施設あたり医療費データを平均に加え、分布状況を標準偏差、パーセンタイル値などで示している。 医科病院全体では、1施設あたり医療費は平均25.22億円(2014年度は2.1%増、2013年度は2.0%増)。医療費の大きい病院と小さい病院の散らばり・ばらつきを示す標準偏差も40.98億円(2013年度は40.06億・・・
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2016年05月11日(水)
[医療費] 11月実績の医療費、前年同期比3.1%増 厚労省
- 厚生労働省は5月11日、2015年度の11月までの「最近の医療費の動向(概算医療費)」を発表し、医療費総額の伸び率は前年同期比で3.1%増だった。年齢別では、75歳未満は同2.5%増、75歳以上は同4.1%増(p1参照)(p4参照)。診療種類別は、医科入院同1.6%増、医科入院外同2.5%増、歯科同1.2%増、調剤同8.2%増だった(p1参照)(p6参照)。同時期の1人あたり医療費の伸び率は総額同3.3%増、うち75歳未満は同・・・
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2016年05月11日(水)
[医療費] 11月の調剤医療費は6,354億円、後発品割合は数量で60.3% 厚労省
- 厚生労働省は5月11日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向(2015年11月)を発表した。2015年11月の調剤医療費は6,354億円(前年度同期比12.1%増)で、うち技術料が1,472億円(同3.3%増)、薬剤料が4,872億円(同15.0%増)、うち後発医薬品が686億円(同17.5%増)(p1参照)。後発品割合は数量ベース(新指標)で60.3%(同3.2ポイント増)だった(p1参照)。・・・
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2016年05月10日(火)
[人事] 5月10日付の幹部名簿などを公表 厚労省
- 厚生労働省は5月10日、幹部名簿(5月10日付)を公表した。名簿には塩崎恭久厚生労働大臣をはじめ、各部局の室長級までが記載されている(p1~p13参照)。・・・
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2016年05月10日(火)
[災害医療] 熊本地震、細やかな生活支援が求められる局面 塩崎厚労大臣
- 塩崎恭久厚生労働大臣は、5月10日の記者会見で、発生から約1カ月となる熊本地震について言及した。 熊本地震後の現状に関し、塩崎厚労相は「医療で言えば、急性期のような危機的な状態、救命救急が何よりも求められる状態から、生活支援をきめ細かくやっていくフェーズ(局面)に変わってきている。福祉施設への介護職員の方々の全国からの応援のマッチングも、大事な仕事になってきている」と説明した(p1~p2参照)。 また・・・
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2016年05月10日(火)
[特定検診] これまでの議論の整理を提示 特定健診検討会
- 厚生労働省は5月10日、「特定健康診査・特定保健指導の在り方に関する検討会」を開催し、(1)特定健康診査の健診項目(腹囲・その他)(p17~p44参照)、(2)これまでの議論の整理(p45~p48参照)―を議論した。 (1)では、腹囲について、前回検討会で、腹囲が基準以下であっても、内臓脂肪の蓄積がみられる場合があると指摘(p4参照)。このため、厚労省は今回の検討会で有識者からのヒアリングを実施した。 門脇・・・
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2016年05月10日(火)
[健康] 2016年管理栄養士国家試験の合格者は8,538人 厚労省
- 厚生労働省は5月10日、2016年3月20日に実施した「第30回管理栄養士国家試験」の合格者を発表した。 受験者数1万9,086人(前年度比798人減)に対し、合格者数は8,538人(同2,530人減)で、合格率は44.7%(同11.0ポイント減)だった(p2参照)。合格者の受験資格別内訳は、管理栄養士養成課程新卒者7,673人、同既卒者90人、栄養士養成課程既卒者775人(p2参照)。・・・
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2016年05月10日(火)
[病院] 1月の1日平均外来患者数は前年同月比5.7万人減少 厚労省
- 厚生労働省は5月10日、2016年1月分の病院報告(概数)を発表した。 「1日平均入院患者数」で、一般病床を含む病院全体は、前月比1万185人増にあたる125万3,378人(前年同月比1万4,369人減)、一般病床は、前月比9,475人増の67万2,460人(同8,572人減)だった。「1日平均外来患者数」は、前月比11万3,207人減の125万6,341人(同5万7,911人減)。「月末病床利用率」は、病院全体で、前月比8.8ポイント増の79.6%(同0.3ポイント減・・・
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2016年05月09日(月)
[災害医療] 熊本地震、不眠対策のリーフレットを配布 厚労省
- 厚生労働省は5月9日7時現在の「熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況」に関するまとめ(p2~p37参照)を発表した。 救援活動の状況に関して、DPAT(災害派遣精神医療チーム)は5月5日に活動拠点本部を、2カ所から3カ所に増設。退院者や通院患者に対し、病院職員などと協力して訪問支援を行っている(p7参照)。 また、不眠への対応として、専門家が作成した不眠対策のリーフレット(内山真日本大学教授ほか監修・・・
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2016年05月09日(月)
[経営] 3月の医療・福祉業、平均給与は前年比1.9%増の26.7万円 厚労省
- 厚生労働省は5月9日、「毎月勤労統計調査2016年3月分結果速報」(p1~p19参照)を発表した。常用労働者5人以上の約3万3,000事業所を対象に、賃金や労働時間、雇用の変動を調査している。 月間の平均現金給与総額は、医療・福祉業で26万7,670円(前年同月比1.9%増)、産業全体では27万8,501円(同1.4%増)だった(p6参照)。 医療・福祉業の現金給与総額の内訳は、定期給与24万8,472円(同0.9%増)、特別給与(賞与、・・・
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2016年05月06日(金)
[災害医療] 入院を必要としたエコノミークラス症候群の患者は46人 厚労省
- 厚生労働省は、5月5日18時現在の「熊本県熊本地方を震源とする地震に係る被害状況」に関するまとめ(p2~p37参照)を発表した。 DPAT(災害派遣精神医療チーム)は引き続き活動を実施しており、5月2日から、熊本県内の病院の退院・通院患者に対して、病院職員などと協力して訪問支援を開始している(p7参照)。 また、熊本県内の主要医療機関で、入院を必要としたエコノミークラス症候群の患者数は、5月4日16時現在で46・・・
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