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2010年04月14日(水)
[高齢者医療] 65歳以上を国保加入としたとき、国保は6000億円の負担増
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厚生労働省が4月14日に開催した、高齢者医療制度改革会議で配付された資料。この日は、制度設計と費用負担について、財政試算をもとにした議論が行われた。
高齢者全員を国保加入者とする案(A案)では、65歳以上を「高齢者」と位置づけたとき、協会けんぽは9000億円、健保組合は7000億円の負担減となるが、国保は6000億円、公費は1兆2000億円の負担増となる。
高齢者全員を被用者保険加入者とする案(B案)では、やはり65歳・・・
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2010年04月14日(水)
[診療報酬] 疑義解釈第2弾、同一日の介護支援は1回のみ算定 厚労省
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厚生労働省は4月13日に、疑義解釈資料の送付について(その2)事務連絡を行った。平成22年度診療報酬改定に関するQ&Aの第2弾である(p1~p7参照)。
たとえば、介護支援指導料では(1)介護サービス等の情報提供(2)ケアプラン原案作成のための情報収集―という2段構えで点数を算定できるが、両者を同一日に行った場合には1回分しか点数算定できないことなどが明らかにされている。
なお、低髄液症候群に対するブラッドパ・・・
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2010年04月13日(火)
[労働] 期間雇用者が育児・介護休業を取得できる範囲について解説
- 厚生労働省は4月13日に、「育児休業や介護休業をすることができる期間雇用者について」と題したリーフレットを公表した。これは、有期契約や派遣で働いている労働者と雇用している事業主に向け、育児・介護休業法によって、期間雇用者でも休業することで今後働き続けられると見込まれる一定の範囲内で育児・介護休業を取得できることを周知するもの(p1参照)。リーフレットには、育児休業・介護休業をすることのできる期間・・・
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2010年04月13日(火)
[行政改革] 省内事業仕分け、今後のスケジュールが明らかに 厚労省
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厚生労働省は4月13日に、今後の省内事業仕分けの実施日程を明らかにした。省内事業仕分けは、厚労省の事務・事業や、所管する独立行政法人、公益法人の事業などの在り方について、公開、かつ外部の視点を入れて議論を行うもので、第1回は4月12日に行われた。
資料では、第2回から第5回の開催日時のほか、仕分け対象が示されている。第3回(4月19日開催)では、独立行政法人国立病院機構や独立行政法人福祉医療機構が、第5回(4・・・
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2010年04月13日(火)
[がん対策] がん検診対策事例、韓国のがん検診受診率53%の理由を分析
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厚生労働省が4月13日に開催した、がんに関する普及啓発懇談会で配付された資料。この日は第1部として公開シンポジウムが、第2部として懇談会が開催された。
公開シンポジウムでは、(1)訪問視察報告として、「韓国が、がん検診受診率53%を達成した理由」(p3~p18参照)(2)中外製薬におけるがん啓発の取り組み(p19~p24参照)(3)がん対策基本法制定以降の、「日本医師会におけるがん検診の取組」(p25~p32参照)・・・
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2010年04月12日(月)
[介護] 介護保険施設等実地指導マニュアル(改訂版)の一部を差し替え
- 厚生労働省は4月12日に、介護保険最新情報Vol.145で公表した、「介護保険施設等実地指導マニュアル(改訂版)」の差し替え資料を示した。差し替えとなるのは、当該マニュアル「第3 参考資料」のうち「別表2」にあたる部分。条項の修正が行われている。
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2010年04月12日(月)
[行政改革] 支払基金の省内事業仕分けスタート 厚労省
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厚生労働省が4月12日に開催した、厚生労働省省内事業仕分けの初会合で配付された資料。これは、厚労省の事務・事業や、所管する独立行政法人、公益法人の事業などの在り方について、公開、かつ外部の視点を入れて議論を行うもの。仕分け作業は8月末の平成23年度予算概算要求までに行われる。
この日は、独立行政法人雇用・能力開発機構と社会保険診療報酬支払基金が、仕分け対象として出席した。支払基金が提出した資料では、・・・
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2010年04月12日(月)
[意見募集] 「がん専門薬剤師」を専門性資格に追加
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厚生労働省は4月12日に、「広告が可能な医師等の専門性に関する資格名等について」の一部改正に関する意見募集を開始した。
今回の改正は、一般社団法人日本医療薬学会の認定する「がん専門薬剤師」を広告可能な薬剤師の専門性資格として追加するもの(p1参照)。平成22年5月中旬に、改正通知を発出する予定だ(p2参照)。
意見・情報の提出締め切り日は、平成22年5月12日(水)必着となっている。
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2010年04月09日(金)
[がん医療] がん対策に向けた具体的な施策を厚労相に提示
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厚生労働省は4月9日に、がん対策推進協議会の垣添会長が「平成23年度がん対策に向けた提案書」を長妻厚生労働大臣に手交したことを発表した。この提案書は、3月11日に開催された、第12回がん対策推進協議会において議論され、取りまとめられたもの(p1参照)。
提案の骨子は、(1)がん対策の現状に対する提案(2)「予算」「診療報酬」「制度改正」の3つの側面からなる140本の推奨施策を提案(3)重点項目に入れるべき施・・・
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2010年04月09日(金)
[行政改革] 手数料是正に向け、支払基金を省内事業仕分け対象に 厚労相
- 長妻厚生労働大臣が4月9日に行った、閣議後記者会見の概要。省内事業仕分けの対象に社会保険診療報酬支払基金を入れた点について、「基金の問題で言えば手数料が高いと言われている」とし、「多角的に見て、役所も最終的には納得する形で削って行くこということを繰り返して行い、そういうマインドを厚生労働省の中に埋め込んで行きたい」と説明している(p1~p3参照)。
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2010年04月09日(金)
[福祉] 平成21年12月の障害福祉サービス等の利用者総数は52.8万人
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厚生労働省は4月9日に、障害福祉サービス等の利用状況について公表した。資料によれば、障害福祉サービス費等の報酬については市町村より委託を受け、平成19年10月から国民健康保険団体連合会(国保連)において事業者への支払い事務を開始している。今回のデータは、国保連より支払いが行われた実績に係るデータより、利用者数等基本情報を抽出・集計したもの。
(1)利用状況等の概況(平成19年11月~平成21年12月)(2)サ・・・
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2010年04月09日(金)
[医療施設] 一般病床は150床減、療養病床は83床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は4月9日に、平成22年1月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月に比べて4施設減って8724施設、病床数は297床減って、160万90床となっている。このうち、一般病床は150床減の90万5951床だった。療養病床は83床減少し、33万5506床になっている。
一般診療所の施設数は51施設減って9万9592施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が49施設減少、無床診療所も2施設減少して・・・
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2010年04月09日(金)
[診療報酬] 先進医療の施設基準にかかる解釈通知を改正 厚労省
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- 「厚生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の制定等に伴う実施上の留意事項及び先進医療に係る届出等の取扱いについて」の一部改正について(4/9付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
主な改正点は、(1)第2項先進医療を実施する保険医療機関の施設基準について、医師の経験年数・経験症例の規定を追加(2)検体検査にかかる技・・・
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2010年04月09日(金)
[難病] 難治性疾患研究の採択課題を発表 厚労省
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厚生労働省は4月8日に、平成22年度難治性疾患克服研究事業の研究課題(第1次公募後)一覧表を公表した。本事業は、症例数が少なく、原因不明で治療方法も未確立で、かつ、生活面で長期にわたる支障がある疾患について、研究班を設置し、原因の究明、治療方法の確立に向けた研究を行うもの。
資料では、(1)臨床調査研究分野(2)重点研究分野(3)横断的基盤研究分野(4)研究奨励分野―の4分野について、採択課題、研究者、所・・・
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2010年04月08日(木)
[予防接種] 国内4メーカーに不活化ポリオワクチンの早期開発を依頼
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厚生労働省は4月8日に、混合不活化ポリオワクチン開発メーカー4社に対し、不活化ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチンの速やかな薬事承認取得および供給のため、より一層の開発促進を依頼したと公表した。
平成12年にWHO西太平洋地域においてポリオ根絶宣言が出され、また日本国内でも昭和56年以降、野生株によるポリオ患者発生は確認されていない。しかしながら、我が国では、生ワクチンでの予防接種を続けており、極めて希ではあ・・・
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2010年04月08日(木)
[行政改革] 厚労省の行政事業レビュー計画、6月に中間まとめ
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内閣府が4月8日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、各省庁における行政事業レビューの行動計画などについて議論を行った。
行政事業レビューとは、事業仕分けの内生化・定常化と言うべきもので、各省庁で予算の支出先や使途等を把握し、自ら事業点検をしながら、その結果を行政に反映させるというもの。
厚労省の行動計画は、省内事業仕分けとレビューを一体的に実施する基本方針のもと、長浜副大臣を責任・・・
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2010年04月08日(木)
[看護] 4割の患者が、インドネシア人看護師候補者との意思疎通に問題なし
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厚生労働省は4月8日に、インドネシア人看護師候補者受入実態調査の結果を公表した。
調査結果を見てみると、候補者の受入目的は、「将来の外国人看護師受入れのテストケース」が約85%。「国際貢献・国際交流」「職場の活性化」と回答した割合は約7割だった。一方で、「看護補助者の人員不足の解消」という回答も約6割あった(p5参照)。
コミュニケーション能力については、職員から見ると、「時々話が通じないときはあ・・・
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2010年04月08日(木)
[病院] 21年12月の1日平均外来患者数は減少傾向に
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厚生労働省は4月8日に、平成21年12月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で7084人減少し、129万5992人となっている。一般病床の1日平均患者数は7492人減の67万6092人、外来患者数は6473人減の141万4901人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比7.9ポイント減の73.1%で、うち一般病床は14.0ポイント減の61.0%、介護療養病床は0.3ポイン・・・
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2010年04月08日(木)
[審査支払] 審査支払機関の在り方について検討開始 厚労省
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厚生労働省が4月8日に開催した、「審査支払機関の在り方に関する検討会」の初会合で配付された資料。
医療機関は、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と国民健康保険団体連合会(国保連)に対し、患者の診療報酬明細書を提出することで医療費を得ているが、行政刷新会議や累次の規制改革関係会議において、審査支払機関の在り方について様々な指摘がある。そのため、この検討会では、審査支払機関の組織の見直しや効率化の・・・
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2010年04月07日(水)
[介護保険] 施設基準や報酬算定基準にかかるQ&A集を発表 厚労省
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厚生労働省は4月7日に、介護保険最新情報Vol.146を公表した。今回は介護サービス関係Q&A集の送付に関する事務連絡を掲載している。
介護サービスに係るQ&Aは、これまでも同最新情報等で示されてきており、相当の蓄積がある。しかし、体系だった整理がなされていなかったため、今般、Q&Aをサービス種類ごとにまとめたものだ。
本Q&A集に掲載されているのは、(1)人員・設備および運営基準(2)報酬算定基準―の解釈に関するも・・・
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2010年04月06日(火)
[障害者] 自立支援医療の利用者負担限度額を整理 厚労省
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厚生労働省は4月6日に、自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組みについての資料を公表した。
障害者に関する公費負担医療制度である育成医療、更生医療及び精神障害者通院医療費公費負担制度については、平成18年4月から自立支援医療として再編されている。利用者は1割の定率負担をするが、負担が過大にならないよう、所得に応じて1ヵ月あたりの負担限度額が設けられている。
資料では、所得別の負担限度額が整理さ・・・
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2010年04月06日(火)
[医薬品] 医師による医薬品等の個人輸入、啓発パンフで注意呼びかけ
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- 医師・歯科医師による医薬品等の個人輸入について(4/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 監視指導・麻薬対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
パンフレットでは、個人輸入する医薬品等には、(1)不衛生な場所や方法で製造された(2)正規のメーカー品を偽った偽造製品(3)含有量が基準を満たしていない―などの可能性があり、危険性を伴うとして、注意を呼びかけている。そのうえで、これまでに健康被害が報告された健康食品・サプリメント等を紹・・・
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2010年04月06日(火)
[子ども手当] 子ども手当制度を設けた趣旨など解説 厚労省
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- 子ども手当について 一問一答(4/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 総務課 カテゴリ: 社会福祉
パンフレットでは、(1)子ども手当制度を設けた趣旨(p1参照)(2)所得制限を設けない理由と、高所得者優遇の有無(p2参照)(3)支給対象や支給額等の仕組み(p3参照)(4)児童養護施設に入所している子どもへの支給(p6参照)―などについて、一問一答形式で説明している(p1~p9参照)。
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2010年04月05日(月)
[医薬品] 平成20年における医薬品、輸出額も輸入額も前年に比べ増加
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厚生労働省はこのほど、平成20年薬事工業生産動態統計年報を公表した。概要版については、すでに3月11日に発表されており、詳細な本報告をまとめたものである。
本報告は、(1)医薬品の薬効分類別生産状況(p13~p20参照)(2)医薬品の地域別生産金額(p25~p27参照)(3)医薬品の輸出入状況(p27~p34参照)(4)衛生材料(p35~p36参照)(5)医療機器(p37~p36参照)―などがまとめられている。資料には、詳細・・・
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2010年04月05日(月)
[臓器移植] 小児臓器移植に向け、被虐待児を除外するマニュアルの作成へ
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厚生労働省が4月5日に開催した、厚生科学審議会疾病対策部会の臓器移植委員会で配付された資料。この日は、改正臓器移植法の7月施行にあたり、制度面からの検討や小児からの臓器提供について議論した。
小児からの臓器提供については、同委員会の下部組織である「臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班」から、「改正臓器移植法の施行に係る論点」が提示された(p4~p9参照)。作業班では、虐待を受け・・・
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