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2014年09月18日(木)
[税制改正] 消費税の「原則課税」をとくに強調 四病協
- 日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会の病院4団体で構成される四病院団体協議会(四病協)は9月18日に、塩崎厚生労働大臣に宛てて「平成27年度税制改正要望の重点事項」を提出した。 四病協は、とくに医療に関する消費税制が、医療機関の利益率を圧迫しているとして、「矛盾した制度のまま、消費税率を平成27年10月に10%まで引上げるなら、地域医療のさらなる脆弱化をまねくことは必至」と強調し・・・
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2014年09月18日(木)
[医療提供体制] 地域医療構想GL、2025年の医療需要等推計方法なども盛込む
- 厚生労働省は9月18日に、「地域医療構想策定ガイドライン等に関する検討会」の初会合を開催した。 今年(平成26年)10月から病床機能報告制度がスタートする(p81~p91参照)。都道府県はこの報告情報や地域の人口動態などを踏まえた「地域医療構想(ビジョン)」を策定することになる(p7~p10参照)。 この構想策定は、当然のことながら初の試みのため、国が策定にあたっての拠り所となるガイドラインを示す必要がある。・・・
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2014年09月17日(水)
[地域医療] 地域医療構想策定や「協議の場」の論議は公開すべき 日病
- 日本病院会は9月17日に、塩崎厚生労働大臣および二川医政局長に宛てて、「地域医療構想(ビジョン)ガイドライン策定に関しての要望」を提出した。 日病は、今年(平成26年)10月から始まる病床機能報告制度を用いて、平成27年度から都道府県が策定する地域医療構想を、「将来の日本の医療の形を決定し、病院の姿を変えていく、きわめて重要なもの」と位置づけ、同時に、「策定については、どのような手法によってなされるかは・・・
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2014年09月16日(火)
[医療保険] 後発医薬品使用促進事業で約83億円の軽減効果 協会けんぽ
- 全国健康保険協会は9月16日に、運営委員会を開催した。 この日は、(1)平成27年度保険料率に関する論点(p9~p11参照)(2)保険者機能強化アクションプラン(第2期)に係る実施状況(平成25年度パイロット事業等)(p12~p21参照)―などを議論したほか、「協会けんぽの取り組み等に対する加入者の意識調査」(p69~p136参照)について報告をうけるなどした。 (1)の保険料率に関しては、平成27年医療保険制度改革に向・・・
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2014年09月16日(火)
[消費税] 医療機関等の消費税問題、医療界が「抜本的解決」を要望
- 日本医師会は9月17日の定例記者会見で、「消費税に関する税制改正要望」を発表した。 これは、9月16日に、日本歯科医師会や日本薬剤師会、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会などと調整し、「医療界をとりまとめた要望」と位置づけられている。 社会保険診療等については消費税が非課税とされており、患者の窓口一部負担などで消費税を負担することはない。 一方、医療機関が物品等を購入する・・・
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2014年09月12日(金)
[臨床研修] 川崎市立多摩病院など7病院、臨床研修病院として新規指定へ
- 厚生労働省は9月12日に、「臨床研修病院の新規指定等の審議結果」を公表した。 臨床研修病院の指定・取消は、医道審議会・医師分科会の「医師臨床研修部会」で審議する。 今般(8月27日)の部会では、基幹型臨床研修病院(臨床研修の全体的な管理・責任を有する)の新規指定申請があった8件のうち、7件を「適当」、1件を「不適当」と判断している。新規指定が「適当」と認められた7病院は次のとおり(p1参照)・・・
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2014年09月12日(金)
[臨床研究] 国際水準の臨床研究進めるため、新たな中核病院を医療法に規定
- 厚生労働省は9月12日に、「医療法に基づく臨床研究中核病院の承認要件に関する検討会」の初会合を開催した。 今年(平成26年)6月に成立した医療介護総合確保推進法では、来年(平成27年)4月から、医療法に「日本発の革新的医薬品・医療機器の開発などに必要となる質の高い臨床研究を推進するため、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的な役割を担う医療機関」として臨床研究中核病院を位置づけることとしている・・・
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2014年09月12日(金)
[病院] 有床診療所38施設減少、病床数は496床減少
- 厚生労働省は9月12日に、医療施設動態調査(平成26年7月末概数)を公表した。 医療施設の総数は、平成26年6月末に比べ32施設増加し17万8095施設、病床数は合計636床減少し168万6243床となった(p1参照)。 病院の施設数は5施設減少し8501施設、病床数は140床減少し157万1321床となった。精神科病院施設には増減が見られなかったものの、精神病床が94床減少。療養病床は96床増加している(p1参照)。 一般診療所では、・・・
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2014年09月11日(木)
[改定速報] 消費増税改定の還元率、病床規模や施設の種類で大きなバラつき
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- 平成26年度 診療報酬改定影響率調査結果(9/11)《全国自治体病院協議会》
- 発信元:全国自治体病院協議会 カテゴリ: 診療報酬 調査・統計
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2014年09月10日(水)
[病床機能] 病床機能報告制度、医療機関は10月1日~11月14日にデータを提出
- 厚生労働省は9月10日に、「病床機能報告制度専用ホームページの立上げ及び疑義照会窓口の設置等」に関する通知を発出した。 既にお伝えしたとおり、本年(平成26年)10月1日から、一般病床・療養病床をもつすべての病院・有床診療所を対象とした「病床機能報告制度」がスタートする(p1~p2参照)。 これらの医療機関は、(1)自院の一般病棟・療養病棟が持つ(持たせたい)機能(2)構造設備・人員配置等(3)具体的な医療・・・
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2014年09月10日(水)
[病床機能] 病床機能報告制度、26年の提出締切りは11月14日に設定
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- 10月1日から医療機関による病床機能報告制度が始まります~専用ホームページ及び疑義照会窓口の設置~(9/10)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 総務課 カテゴリ: 医療提供体制 医療制度改革
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2014年09月10日(水)
[診療報酬] 東日本大震災に係る診療報酬特例、27年3月までの延長を決定
- 厚生労働省は9月10日に、中医協総会を開催した。 この日は、(1)被災地特例(2)DPC機能評価係数II―について議論を行ったほか、新たな先進医療技術や最近の医療費、平成25年7月1日時点の施設基準届出などについて報告を受けている。 (1)の被災地特例は、東日本大震災に対応するための特例を継続すべきか否かという問題だ(p127~p132参照)。 震災の被災地では、医療従事者の不足や、1医療機関あたり患者数の増加(医療・・・
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2014年09月10日(水)
[診療報酬] 研究班による企業データの再分析結果、事前に企業へ示すべきか
- 厚生労働省は9月10日に、中医協の「費用対効果評価専門部会」を開催した。 この日は、諸外国の費用対効果評価の現況について福田参考人(国立保健医療科学院上席主任研究官)から報告を受けたほか、具体例の検討状況について確認を行った。 福田参考人は、(1)イギリス(p5~p15参照)(2)フランス(p16~p22参照)(3)ドイツ(p23~p28参照)―の現況を説明。 (1)のイギリスでは、NICE(National Institute for He・・・
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2014年09月10日(水)
[薬価] 23年度の薬剤費比率は21.9%、推定乖離率は8.4% 薬価専門部会
- 厚生労働省は9月10日に、中医協の薬価専門部会を開催した。 この日は、「薬価改定の経緯と薬剤費、推定乖離率の年次推移」について報告を受けたほか、ディオバン等について議論を行った。 まず平成26年4月1日に実施された薬価改定を振返ると、次のようになっている(p5参照)。●医療費ベースでマイナス1.22%(ほか消費税対応でプラス0.64%)の引下げ●薬剤費ベースでマイナス5.64%(ほか消費税対応でプラス2.99%)の引・・・
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2014年09月08日(月)
[立入検査] 法改正によってネット広告も指導の対象に 26年度の立入検査
- 厚生労働省は9月8日に、「平成26年度の医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査の実施」に関する通知を発出した(p1参照)。 平成26年度に重点的に検査されるのは、例年どおり(1)安全管理体制の確保(p1~p5参照)(2)院内感染防止対策(p5~p6参照)(3)最近の医療機関における事件等に関連する事項(p6~p10参照)(4)立入検査後の対応その他(p10~p13参照)―の大きく4点。 (1)の安全管理体制に関して・・・
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2014年09月08日(月)
[立入検査] 防火体制の整備に関連する検査基準を強化
- 厚生労働省は9月8日に、「医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査要綱の一部改正について」に関する通知を発出した。本紙では、主な改正点を見てみる。 まず、【第1表(施設表)作成要領】に関連する事項をあげる。●「(7)開設者」において、「6.国((独)地域医療機能推進機構)とは、独立行政法人地域医療機能推進機構が開設する病院をいう」などの文言が追加された(p87参照)(p92参照)。●「(11)1日平均外来・・・
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2014年09月08日(月)
[医療改革] 医療介護提供体制の柱となる「総合確保方針」固まる、近く告示
- 厚生労働省は9月8日に、「医療介護総合確保促進会議」を開催した。 この日は、総合確保方針を概ね了承したほか、今後の医療・介護制度についての自由討議を行った。◆「総合確保方針」近く告示へ、同時に基金の交付要綱も示される見込み 今年(平氏26年)6月に成立した医療介護総合確保推進法では、厚生労働大臣に「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針(総合確保方針)」を定めることを命じている。・・・
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2014年09月05日(金)
[改定速報] 訪問診療料、26年10月から患者・家族の同意書を原則として添付
- 厚生労働省は9月5日に、疑義解釈資料の送付(その9)について事務連絡を行った。 今回は、「看護補助加算」「地域包括ケア病棟入院料(入院医療管理料)」「在宅医療」「向精神薬多剤投与」「妥結率」についてQ&Aを掲載している。 「地域包括ケア病棟入院料」等については、施設基準において「専任の在宅復帰支援担当者」を1名以上配置することが求められている。 ここで、「専任の在宅復帰支援担当者」として、A238【退院調・・・
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2014年09月05日(金)
[病院] 26年5月、1日平均入院患者数・外来患者数ともに減少
- 厚生労働省は9月5日に、平成26年5月分の病院報告(概数)を発表した。 報告によると、一般病床を含む病院の1日平均入院患者数は124万6245人(前月比1万7797人減)となっている。一般病床の1日平均入院患者数は65万5987人(同1万5115人減)、外来患者数は133万4204人(同5万9810人減)となっていた(p1参照)。 病院全体の月末病床利用率は77.6%で、うち一般病床は70.5%、介護療養病床は92.3%だった(p1参照)。 ま・・・
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2014年09月05日(金)
[DPC] DPCII群の要件、地域医療構想の進捗状況など睨んで見直しを検討
- 厚生労働省は9月5日に、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会を開催した。 この日は、平成28年度診療報酬改定に向けて「医療機関群のあり方」見直しの方針を固めたほか、厚労省当局から平成25年度の「退院患者調査」の結果報告を受けるなどした。◆II群の要件、地域医療構想の動き睨み絶対値基準を検討 平成24年度改定で、DPC対象病院は次の3つの医療機関群に分類された。(1)大学病院本院で構成される「I群」(2)大学病院本・・・
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2014年09月05日(金)
[臨床研修] 平成26年度の研修医の採用は7792人で過去最多を記録
- 厚生労働省は9月5日に、平成26年度の臨床研修医の採用実績調査の結果を公表した。 この調査は平成16年度に、医師の臨床研修が義務化されたことに伴い、新しい臨床研修制度の実施状況把握のために厚労省が毎年度行っているもの。今年度は1014ヵ所の臨床研修病院と大学病院を対象に採用実績の調査が実施された。 調査結果によると、研修医の採用は7792人で、昨年度の7674人より118人上回り、平成16年度の新制度導入以降、過去最・・・
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2014年09月05日(金)
[改定速報] 7対1一般病棟等、26年10月6日までに経過措置後の施設基準届出を
- 厚生労働省は9月5日に、「平成26年度診療報酬改定において経過措置を設けた施設基準の取扱い」に関する事務連絡を行った。 平成26年度改定では、「7対1・10対1における特定除外の廃止」「7対1における在宅復帰率(自宅等退院患者の割合)要件の導入」「一般病棟における重症度、医療・看護必要度の見直し」「地域包括ケア病棟(病床)の新設」など広範な見直しが行われた。 このため、厚労省は医療現場に与える影響を考慮し、・・・
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2014年09月02日(火)
[DPC] アレクチニブ塩酸塩の薬価収載に伴い、肺がん治療の診断群分類精緻化
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- 「厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部改正等に伴う実施上の留意事項について」の一部改正について(9/2付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬 医薬品・医療機器
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2014年09月02日(火)
[医療提供体制] 25年の一般病床平均在院日数、17.2日で前年より0.3日短縮
- 厚生労働省は9月2日に、平成25年(2013年)の「医療施設(動態)調査・病院報告」の概況を取りまとめ、公表した。この調査は、全国の医療施設(医療法に定める病院・診療所)の分布および整備の実態を明らかにするとともに、医療施設の診療機能を把握し、医療行政の基礎資料を得ることが目的(p3参照)。 まず、平成25年10月1日現在の医療施設総数は17万9855施設で、「休止・1年以上休診中」をのぞく活動中の施設は17万7769・・・
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2014年09月01日(月)
[肝炎対策] C型肝炎ウイルス増殖に必要なタンパク阻害剤使用に医療費助成
- 厚生労働省は9月1日に、肝炎治療戦略会議を開催した。 この日は、ウイルス性肝疾患に対する新規治療法に関する検討などを行った。 ウイルス性肝疾患の治療法としては、インターフェロンを投与し、抗ウイルスタンパクや免疫の誘導を中心とする手法が一般的である(非特異的治療)(p6参照)(p18参照)。 しかし、インターフェロン治療が効かない患者や、副作用や合併症でインターフェロン治療が困難な患者もおり、よ・・・
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