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2010年01月29日(金)
[国保] 運営安定化計画、平成22年度は97市町村を指定
- 厚生労働省は1月29日に、平成22年度における安定化計画の指定市町村を指定した。これは、医療費の地域差問題に対応するため、厚生労働大臣が指定する医療給付費が著しく多額な市町村(指定市町村)に、国民健康保険事業の運営の安定化計画を作成するもの。これにより、国及び都道府県の指導及び援助の下に、給付費等の適正化等運営の安定化のための措置が講じられる(p4参照)。なお、指定市町村とは、当該市町村の実績給付・・・
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2010年01月25日(月)
[介護保険] 介護従事者の平均給与額、介護報酬改定後は約9000円の増
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厚生労働省が1月25日に開催した、社会保障審議会介護給付費分科会の調査実施委員会で配付された資料。この日は、平成21年度介護従事者処遇状況等調査の結果について速報値が報告された。
この調査は、平成21年度介護報酬改定が、介護従事者の処遇状況にどの程度の影響を及ぼしたかなどを検証することを目的として、平成21年10月1日に、7つの介護保険サービスを対象に実施したもの(p5~p6参照)。平成21年4月から9月の間にお・・・
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2010年01月18日(月)
[介護保険] 保険給付費の総額5800億円を超える
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厚労省は1月18日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年9月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年9月末現在、第1号被保険者数は2865万人で、このうち要介護(要支援)認定者は477万4000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は286万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は23万9000人、施設サービス受給者は83万2000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サービ・・・
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2010年01月08日(金)
[医療費] 1人当たり老人医療費は福岡と長野で1.51倍差、全国的には西高東低
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厚生労働省は1月8日に、平成19年度の国民健康保険と老人保健の医療費マップを公表した。医療費マップとは、1人当たりの実績医療費、地域差指数を都道府県別にまとめて地図として表したもの。地域差指数とは、各市町村の年齢構成の相違による保険給付費への影響を補正し、その他の要因による保険給付費の地域格差を指数化したものである。
1人当たり実績医療費の全国計40万7千円を1として、都道府県別に対全国比をみると、最高・・・
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2010年01月06日(水)
[国保組合] H19年度の国庫補助、医師国保が27.2%、薬剤師国保が35.8%
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厚生労働省は1月6日に、国民健康保険組合に対する国庫補助割合を公表した。
資料によると、平成19年度の国保組合の保険給付費に対する国庫補助割合は、医師国保が27.2%、歯科医師国保が29.7%、薬剤師国保が35.8%であることが明らかになった。また、国庫補助の額は、医師国保165億1126万円、歯科医師国保136億2965万円、薬剤師国保36億6152万円だった(p2参照)。
資料には、平成19年度の、(1)保険給付費に対する国・・・
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2009年12月25日(金)
[22年度予算] 精神科救急医療体制の整備に23億円計上 社会援護局
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厚生労働省が平成21年12月25日に発表した、社会援護局の平成22年度予算案の概要。社会福祉施設等に対する支援として、(1)福祉医療機構の貸付事業(2)社会福祉施設職員等退職手当共済事業給付費補助金―などが盛り込まれている(p1~p7参照)。
資料2として、平成22年度障害福祉関係予算案の概要を添付した。精神医療の質の向上や精神障害者の地域移行を支援する施策として、(1)精神科救急医療体制の充実・強化に23億円(・・・
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2009年12月09日(水)
[医療保険] 4500億円の準備金残高赤字、複数年度で解消 協会けんぽ
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全国健康保険協会が12月9日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配付された資料。この日は、平成22~26年度の5年収支見通し(試算)について議論を行った。
資料では、平成21年度に見込まれる準備金残高の赤字(4500億円)について、平成22年度に係る収支見通しをベースに、平成23~26年度の収支見通しを、(1)被保険者数(2)総報酬額(3)保険給付費―の見通しを前提に試算し分析(p2~p41参照)。その上で、引上げ幅・・・
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2009年11月30日(月)
[介護] 介護支援専門員資格向上事業の予算維持を JCMA
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- 介護支援専門員資質向上事業の予算維持に関する意見(11/30)《日本介護支援専門員協会》
- 発信元:日本介護支援専門員協会 カテゴリ: 介護保険
JCMAは、(1)介護支援専門員資質向上事業の予算維持を求める(2)資質向上事業の予算削減は、平成21年度介護報酬改定の基本的・・・
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2009年11月17日(火)
[介護保険] 保険給付費の総額5700億円を超える
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厚労省は11月17日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年7月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年7月末現在、第1号被保険者数は2853万人で、このうち要介護(要支援)認定者は475万3000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は282万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は23万4000人、施設サービス受給者は83万1000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サー・・・
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2009年10月26日(月)
[社会保障] 平成19年度の社会保障給付費は91兆円
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- 平成19年度社会保障給付費(概要)(10/26)《国立社会保障・人口問題研究所》
- 発信元:国立社会保障・人口問題研究所 カテゴリ: 調査・統計
このうち医療給付費は28兆9462億円で、全体の31.7%を占めている。また、介護対策費は6兆3727億円で、全体の7.0%である。対前年度の伸び率をみると、医療は3.0%、介護は5.2%で、介護分野の・・・
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2009年10月21日(水)
[介護保険] 第1号被保険者数は2848万人、要介護(要支援)認定者は472万人
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厚労省は10月21日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年6月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年6月末現在、第1号被保険者数は2848万人で、このうち要介護(要支援)認定者は472万3000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は278万3000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は22万7000人、施設サービス受給者は82万6000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サー・・・
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2009年10月20日(火)
[社保庁] 平成20年度の政管健保保険料収納率は97.2%
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社会保険庁が10月20日に開催した、社会保険事業運営評議会で配付された資料。この日は、社保庁の平成20年度事業実績や平成22年度予算などについて議論が行われた。
平成20年度事業実績を見ると、政管健保の保険料収納率が97.2%、医療給付費は1兆9415億円であることなどが示されている(p3~p75参照)。
このほか資料では、(1)厚生年金・健康保険の適用対策(p76~p80参照)(2)RFOから社会保険病院等の運営を引き継・・・
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2009年10月09日(金)
[健保組合] 財政窮迫組合などへの補助金交付要綱を通知 厚労省
- 厚生労働省が10月9日に、健康保険組合理事長に宛てて出した、平成21年度健康保険組合給付費等臨時補助金の国庫補助に関する通知。健保組合給付費等臨時補助金は、(1)財政基盤の脆弱な保険者の支援(2)小規模組合の合併促進―の2点を目的に国から交付されるもので、本通知では平成21年度の交付要綱について知らせている。財政基盤が脆弱と判断される基準は、保険料率が1000分の82以上、かつ法定給付費を保険料に換算した場合に1・・・
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2009年10月02日(金)
[介護保険] 要介護認定者数は469万人、保険給付総額は5091億円
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厚労省は10月2日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年4月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年4月末現在、第1号被保険者数は2838万人で、このうち要介護(要支援)認定者数は469万人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は275万1000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は22万5000人、施設サービス受給者は82万8000人となっている。
さらに、保険給付決定状況では、特定入所者介護サービス・・・
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2009年09月30日(水)
[社会保障] 日本の社会保障給付は高齢化の割りに緩やかに増加 厚労省
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- 社会保障の給付と負担の現状と国際比較(政策レポート)(9/30)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 大臣官房 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
レポートでは、(1)平成18年度の社会保障給付費は90兆円(2)給付費の内訳は、年金5割、医療3割、福祉ほか2割である(3)諸外国と比較すると高齢化率の割りに増加は緩やかである(4)社会保障財源は保険料6割、税4割という構成である(5)OECD諸国と比較して高齢化は最も進んでいるが国民負担率は低い水準にある―などの点に・・・
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2009年09月28日(月)
[国保] 平成19年の国保医療給付費は17兆円 厚労省
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厚生労働省は9月28日に、平成19年度国民健康保険事業年報を公表した。資料によると、平成19年度の保険者数は1969(市町村国保1804、国保組合165)、被保険者数は5072万4000人(市町村4688万1000人、組合384万3000人)となり、被保険者数は平成17年度をピークに減少していることなどがわかった(p53参照)。
また、平成19年度の医療費は20兆404億円で、保険給付と高額療養費の合算である医療給付費は17兆2102億円、医療給付・・・
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2009年09月10日(木)
[介護保険] 平成18~20年度の在宅サービス実績は見込みを上回る
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- 第3期(平成18~20年度)市町村介護保険事業計画及び都道府県介護保険事業支援計画における介護給付等サービス量の見込みと実績の比較について(9/10)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 老健局 介護保険計画課 カテゴリ: 介護保険
資料によると、施設・居住系サービスについては、定員総数の増加見込み11.5万床に対して実績は8.1万床に止まり、結果として平成20年度末の定員総数は92万床であった(p2~p3参照)。一方、在宅系サ・・・
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2009年09月08日(火)
[介護費] 平成21年5月の介護費総額は6243億円 国保中央会
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国民健康保険中央会は9月8日に、平成21年5月サービス分の介護費等の動向を公表した。
5月における介護費の総額は6243億円で対前年同月比6.0%増、サービス件数は910万件(同4.6%増)、サービス日数は9958万日(同4.8%増)だった。また、受給者数は385万人(同3.7%増)、認定者数は477万人(同2.8%増)、受給率は80.7%だった。なお、受給者1人当たり平均介護費月額は16.2万円となっている(p1参照)。
要介護度区分・・・
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2009年09月08日(火)
[介護費] 平成21年4月の介護費総額は6052億円 国保中央会
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国民健康保険中央会は9月8日に、平成21年4月サービス分の介護費等の動向を公表した。
4月における介護費の総額は6052億円で対前年同月比6.0%増、サービス件数は893万件(同4.0%増)、サービス日数は9579万日(同4.8%増)だった。また、受給者数は382万人(同3.6%増)、認定者数は477万人(同3.1%増)、受給率は80.1%だった。なお、受給者1人当たり平均介護費月額は15.8万円となっている(p1参照)。
要介護度区分・・・
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2009年09月04日(金)
[介護保険] 第1号被保険者1人当たり保険給付費は1万9000円
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厚労省は9月4日に、介護保険事業状況報告の概要(平成21年3月暫定版)を公表した。
資料によると、平成21年3月末現在、第1号被保険者数は2832万人で、このうち要介護(要支援)認定者数は467万3000人となっている。また、居宅(介護予防)サービス受給者は274万9000人、地域密着型(介護予防)サービス受給者は22万4000人、施設サービス受給者は82万9000人となっている(p1参照)。また、第1号被保険者1人あたりの保険給付・・・
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2009年08月27日(木)
[概算要求] 老健局介護保険計画課は1兆6690億円を計上
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厚生労働省は8月27日に、老健局の介護保険計画課と老健課の、平成22年度概算要求の概要を公表した。
介護保険計画課の概算要求額は、前年度比789億9600万円増の1兆6690億3600万円で、その内訳は、(1)介護給付費等負担金1兆3007億8000万円(前年度比618億1100万円増)(2)調整交付金3652億1400万円(同比172億4100万円増)(3)介護保険事業費補助金27億600万円(同比6100万円減)―などとなっている(p1参照)。
一方・・・
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2009年08月07日(金)
障害者自立支援に係る利用者負担を軽減
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厚生労働省がこのほど、都道府県知事等に宛てて出した、「障害者自立支援法施行令及び児童福祉法施行令の一部を改正する政令の施行」に関する通知。障害者自立支援法の利用者負担軽減に係る所得制限が廃止されたことなどを管下の市区町村に周知し、円滑に施行を進めるよう求めている。
通知には、(1)利用者負担軽減にかかる所得制限を廃止(2)高額介護合算療養費、高額医療合算介護サービス費及び高額医療合算介護予防サー・・・
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2009年08月04日(火)
政管健保と協会けんぽの通算で平成20年度は2538億の赤字
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厚生労働省は8月4日に、政府管掌健康保険及び全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)を通算した平成20年度単年度収支決算の概要を公表した。協会けんぽは平成20年10月1日に政管健保を継承しており、そのため平成20年度単年度収支決算については両者の通算となっている(p2参照)。
資料によると、平成20年度単年度収支決算は、医療分で2290億円の赤字、介護分で248億円の赤字で、全体では2538億円の赤字だった。これ・・・
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2009年07月30日(木)
平成20年度は訪問介護が減少し、福祉用具貸与が増加 介護給付費調査
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厚生労働省は7月30日に、平成20年度介護給付費実態調査結果の概況を公表した。
平成20年度の介護サービスの累計受給者は3576万7700人(前年度比71万500人増)、介護予防サービスの累計受給者は958万4600人(同79万2200人増)であった(p4~p5参照)。また、21年4月審査分の受給者1人当たり費用額は、介護サービスで18万1200円(前年同月比2100円増)、介護予防サービスで3万9700円(同400円増)となっている(p8参照)。・・・
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2009年07月14日(火)
平成20年度特定健診受診率、被保険者は35.9%、目標には達せず 協会けんぽ
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全国健康保険協会が7月14日に開催した、全国健康保険協会運営委員会で配布された資料。この日は、平成20年度決算について議論された。
平成20年度全国健康保険協会決算報告書の概要(平成20年10月~平成21年3月)によると、協会けんぽの収入は4兆5343億円、支出は4兆5669億円で、326億円の赤字と報告している。財政収支については、政府管掌健康保険において運営されていた平成19年度に引き続き、赤字基調となっており、赤字の・・・
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