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参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (104 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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(6)患者背景と医療安全を踏まえた処方監査・解析と疑義照会・処方提案【6)】
(7)患者背景と製剤の特性を踏まえた計数・計量調剤及び注射薬無菌調製と調剤薬(注射薬含む)
監査【6)】
(8)患者の状態と背景及び薬剤の特徴(製剤的性質等)を考慮した調剤上の工夫【7)、8)】
(9)問題指向型システム(POS)とSOAP形式等による適切な記録【5)、6)】
(10)患者情報に基づく薬物治療上の問題点の抽出とその適切な評価及び薬学的管理の実践【7)、
8)】
(11)患者の状態を考慮した栄養管理、口腔ケア、生活指導【7)、8)】
(12)患者の継続的なフォローアップ、薬物治療開始後からの継続的なモニタリングの実施、薬物
治療の効果と副作用の評価【7)、8)】
(13)様々な背景を有する患者の薬物治療の個別最適化【7)、8)、9)】
(14)複数の疾患が併存する場合の適切な薬物治療への対応【7)、8)、10)】
(15)多数の併用薬が混在する(ポリファーマシー)患者の薬物治療の再検討、改善【7)、8)、10)】
(16)在宅医療やチーム医療等の多職種連携の現場における薬物治療【7)、8)、11)】
(17)プロトコールに基づく薬物治療マネジメント【9)、10)、11)】
<評価の指針 重点>
1、2、3、6、7、8

F-2 多職種連携における薬剤師の貢献
F-2-1 多職種連携への参画・薬剤師の職能発揮
<ねらい>
「B 社会と薬学」で学ぶ薬剤師及び多職種の職能の理解と自他尊重のコミュニケーション力を
基に、多職種連携の中で薬剤師の専門性を積極的かつ柔軟に発揮する能力や多職種と信頼関係を
築きチーム形成を促す能力を身に付ける。
医療、保健、介護、福祉の全体を捉えて薬剤師に求められる役割を考え、患者・生活者中心の
質の高い医療、保健、介護、福祉に携わる心構えを持つ。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-2 薬剤師に求められる社会性」「B-3 社会・地域における薬剤師の活動」
<学修目標>
1)多様な医療チームにおける薬剤師及び多職種の役割を説明し、薬剤師に求められる役割と責任
を自覚する。
2)地域に応じた施設間連携等の医療制度、保健福祉制度等を説明する。
3)機能が異なる病院間、病院と薬局間、薬局と薬局との間等の施設間の連携、地域包括ケアシス
テムにおける医療、保健、介護、福祉に関する連携に参画して、入退院時等における療養環境
の変化にシームレスな患者支援を実践する。
4)連携する多職種とともに、患者・生活者にとって何が重要な課題かを明確にし、共通の⽬標を
設定し、チームの活動方針を共有し課題解決を図るとともに、薬学的観点からチームの活動に
有益な情報を提供する。
5)患者や家族が議論や意思決定に積極的に参加できるように多職種・患者や家族に働きかける。
6)各専門職の背景が異なることに配慮し、双方向に互いの専門職としての役割、知識、意見、価
値観を共有する。また、相互理解を深め、対立や葛藤を回避せず、お互いの考えを確認しなが
ら連携する職種間の合意を形成し、患者・生活者の問題解決を図る。
7)積極的にコミュニケーションを図り、連携する多職種と信頼関係を構築し、その維持、向上に
努める。
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