参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-1 薬剤師の責務」、「B-3 社会・地域における薬剤師の活動」、「B-4 医薬品等の
規制」、「D-3 医療における意思決定に必要な医薬品情報」
<学修目標>
1)自らのヒヤリハット事例などを振り返り、医療現場の安全の向上に努める。
2)医療に関するリスクマネジメントにおける薬剤師の責任と義務を把握し、医療現場での患者安
全の原則と概念、安全を確保する体制や具体的な方策を説明する。
3)医療過誤やインシデント・アクシデント事例を収集し、要因を解析した上で、発生時や対応時
における法的措置(刑事責任・民事責任)を理解し、医療環境に合わせた適切な対応と予防策を
検討する。
<学修事項>
(1)ヒューマンエラーと組織的なリスク【1)、2)】
(2)医療安全確保のための改善を目的とした報告・事例(インシデント・アクシデント事例等)の
把握【1)、3)】
(3)医療安全管理者(リスクマネージャー)の役割と、医療安全対策に関するマニュアル・指針の
把握【1)、2)】
(4)医療事故発生時の対応(報告・連絡・相談等)と記録の方法【1)、3)】
(5)医薬品の安全管理体制(未承認・禁忌・適応外医薬品の使用に関するモニタリングを含む医薬
品安全管理責任者等の役割)【1)、2)】
(6)多職種連携における各職種の医療安全業務内容と役割【1)、2)】
<評価の指針 重点>
4、8
F-3-4 医療現場での感染制御
<ねらい>
「C 基礎薬学」「D 医療薬学」の病原体や感染症の基礎知識を基に、「E衛生薬学」で学ぶ感
染症の予防とまん延の防止の知識を活用して、患者や医療従事者の健康を守り、安全で良質な医
療環境を提供するために、医療現場に応じて感染症を発生させない環境整備や感染予防を実践し、
感染症発生時における感染拡大防止のための対応を図るなどの感染制御に努める。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「B-3 社会・地域における薬剤師の活動」、「B-4 医薬品等の規制」、「C-6 生命現象
の基礎」、「D-2-15 感染症と治療薬」、「E-1-2 人の健康を脅かす感染症の予防とま
ん延の防止」
<学修目標>
1)感染症を発生させない環境整備等に努め、感染源や媒介者にならない等、感染予防や健康管理
に留意して行動する。
2)標準予防策を理解、実践し、感染経路別の予防策を実施する。
3)感染症が発生したときの対応を理解し、感染拡大しないよう感染制御に努める。
4)新興・再興感染症に対して、最新の知見や行政の対応に基づき、医療提供体制の役割等を把握
した上で、感染制御を理解する。
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