参考資料5_薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版) (44 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html |
出典情報 | 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》 |
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C-1-1 化学結合と化学物質・生体高分子間相互作用
<ねらい>
医薬品を含む化学物質の作用発現に必要な、タンパク質をはじめとした生体高分子との相互作
用を理解するうえで基盤となる化学結合及び分子間相互作用の様式を理解し、具体的な化学物質
(医薬品)と生体高分子との間の相互作用を学修し、関連する他領域の科学的理解の基礎を形成す
る。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-2-6 分離分析法」、「C-3-1 物質の基本的性質」、「C-4 薬学の中の医薬品化学」、
「C-6-4 生命活動を担うタンパク質」
この小項目を学んだ後につなげる項目
「D-4-1 薬物の体内動態」、「D-4-2 薬物動態の解析」、「D-5-3 Drug Delivery Syst
em (DDS):薬物送達システム」、「D-5-1 薬物と製剤の性質」、「E 衛生薬学」、「F
臨床薬学」
<学修目標>
1)医薬品や生体分子を形成する結合の仕組みを説明する。
2)医薬品や生体分子の間で働く様々な相互作用を説明する。
3)医薬品の作用発現に必須である医薬品と生体高分子との相互作用を説明する。
<学修事項>
(1)化学結合、混成軌道、共役と共鳴、分子軌道【1)】
(2)静電相互作用【2)】
(3)双極子間相互作用と水素結合【2)】
(4)ファンデルワールス力【2)】
(5)疎水性相互作用【2)】
(6)医薬品・生体高分子間相互作用【3)】
<評価の指針 重点>
1、3
C-1-2 電磁波、放射線
<ねらい>
この小項目では、電磁波の性質と化学物質との相互作用を学ぶ。この内容は、化学物質や生体
成分の性質の解析や定量法の原理の学修につながるとともに、生体の画像診断や治療にも応用さ
れている。また、粒子線を含む電離放射線の種類や性質と、化学物質及び生体への影響を学ぶ。
この学修内容も生体の画像診断や治療に応用されている。
「他領域・項目とのつながり」
この小項目を学ぶために関連の強い項目
「C-2-4 電磁波を用いる分析法」、「C-2-5有機化合物の特性に基づく構造解析-原理
-」、「C-2-8 生体に用いる分析技術・医療機器」、「C-3-4 有機化合物の特性に基づ
く構造解析」
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