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資料1 第4回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39301.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第4回 3/29)《厚生労働省》
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登録情報と登録タイミングを反映した
院内処方機能追加後の一連の運用フローの整理


前回(第3回電子処方箋等検討WG)までの議論において、院内処方については、
(1)「入院患者に対する処方・調剤・投薬」
(2)「外来患者に対する処方・調剤」
(3)「退院する患者に対する処方・調剤」

の3つのケースに分類した上で、登録情報と登録タイミングの方向性について検討した。特に(1)入院患
者と、(2)外来患者、(3)退院する患者のケースでは、電子処方箋管理サービスにおける重複投薬等
チェックや薬剤情報の閲覧に必要な「処方情報」の確定時点に時系列的な違いが生じる *1 ため、
両者の運用フローは分けて作成することとした。


加えて、(1)入院患者に関しては、(①投薬情報 *2 のリアルタイムでの登録が望ましいものの、)②投
薬情報の登録が困難な場合は、医療機関が管理する情報の中で患者の服薬実績に近い情報を登録する方針と
していた。医療機関が当該方針に従って自院内の運用が検討可能か医療機関ヒアリングを通じて確認を行っ
た結果、少なくとも②の運用フローについては運用可能ではないかと考えられた。



このため「(1)入院患者」の運用フローに関しては、当該結果を踏まえ、上記①の理想的な運用と、上
記②の理想的な運用が難しい場合の2種類に分けて、重複投薬等チェックや薬剤情報閲覧のタイミングも含
めた一連の運用フローを次項以降に提示し、必要な論点について検討していくこととする。

*1 「外来及び退院する患者」のケースの処方情報は、院外処方と同様に医師の診察・処方時に、ほぼ処方内容が確定する一方、「入院患者」のケースの処方情報は実際に患者が薬剤を服用するまでに

患者の容態等に応じて処方内容が頻繁に中止・変更する可能性がある。
*2 投薬情報:患者の服薬実績に近い情報

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