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資料1 第4回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_39301.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第4回 3/29)《厚生労働省》
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医療現場の運用フローの整理/入院患者の院内処方の場合
(理想的な運用が難しい場合)
○ 投薬フェーズの薬剤情報をシステム上で管理していない(その他当該情報を他院などで遅滞なく活用でき
る形で保持していない)医療機関の運用も踏まえ、電子処方箋管理サービス側では薬剤情報を柔軟に登録で
きることとする。その場合、具体的には以下のようなタイミングでの薬剤情報の登録が考えられる。(他院
での情報活用を考慮し、退院時までには登録を促すこととする。)
ア. 日次の処理業務のタイミングで処方情報や調剤情報を登録:日常的に患者の処方情報などを院内システムに登録する際や、
レセプト請求業務に関連して医事課職員が各入院患者の処方情報を基に診療情報を1日ごとに電子カルテ上でまとめ、それ
を暫定的に確定する運用を行う。このタイミングで該当する薬剤情報を登録する。
イ. 退院や会計のタイミング等で処方情報や調剤情報をまとめて登録:退院時などの会計処理やレセプト請求業務に関連する月
末の締め処理時には、少なくとも処方情報や調剤情報は患者の服薬実績として見なせるため、これらのタイミングでこれら
の情報を登録する。
入院患者に係る電子処方箋管理サービスの運用フロー (理想的な運用が難しい場合)
診察・処方

フェーズ




調剤

投薬

来院・
閲覧同意

等医

師看



療 師薬


関 事


薬物治療
必要判断

会計

投薬を
受ける

薬剤情報
閲覧

処方情報
仮確定

重複投薬等
チェック

処方情報
確定入力
調剤薬の
受け取り

入院患者における薬剤情
報を登録する場合、患者
の持参薬情報については
電子処方箋管理サービス
に登録しない。

受付・
調剤

調剤結果
情報入力

想定登録情報

電子カルテ
システム

電子処方
箋管理
サービス

電子処方箋
管理サービス

電子カルテ
システム等

調剤情報

電子カルテ
システム等

投薬

服薬実施
記録入力

投薬情報
とりまとめ
登録

想定登録情報

処方情報

シス
テム

指示受付/
処方入力

電子カルテ
システム

電子カルテ
システム

医事会計
システム

電子処方箋
管理サービス

*補足
• 薬剤情報の閲覧に関しては、診察・処方フェーズに限らず、患者の同意を前提に医療機関の必要に応じて、任意のタイミングで実施できることとする。
• 電子処方箋管理サービスに登録する情報は医療機関の状況によるため、図で示された処方情報、調剤情報などのうち、いずれかの情報が登録されることになる。ただし、図については一般的に想定され
る例を示しているものであり、実際には各現場により様々な登録パターンがあることに留意が必要。
• 医療機関によってシステム構成が異なり、多様な登録パターンが想定されるため、電子処方箋管理サービスに登録していただきたい情報やタイミングについては技術解説書等で詳細に示していくことと
する。電子カルテシステム等の医療機関システムでは、剤形(内服剤、注射剤等)によりオーダの発行方法が違うため、電子処方箋管理サービスでも別ファイル及び別のタイミングで登録していただく
ことを検討している。

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