論点４（電子処方箋管理サービスに登録するデータについて）関連事項

院内処方の閲覧項目や閲覧表示について
○

現在、マイナポータルやオンライン資格確認等システム上では、「処方箋情報」および「調剤結果情報」
を処方日または調剤日ごとに、医薬品名や用法、調剤数量を確認できる仕様になっているが、院内処方につ
いても、①「項目」及び②「表示の仕方」について検討する必要がある。

○

まず、①「項目」について、院内処方（特に入院）の場合、医療機関のシステムの実装状況や運用に委ね
られるため、登録情報や注射用法レコードを項目として追加することで、どの情報（処方情報、調剤情報、
投薬情報等）かを明示できる。加えて、これまでの院外処方箋では考慮不要であった注射剤についても登録
可能とした上で、内服剤等とは異なる用法の表記とする。
※詳細は、別添資料に記載

○

②「表示の仕方」については、下記のとおりイメージを参照いただき、他に追加すべき閲覧項目や表示の
仕方（表示イメージ）案について、ご意見をいただきたい。
医療機関等における閲覧イメージ
処方

処方
区分

使用
区分

24年３月 ２日 A病院
入院

内服

年月

日

注射

医薬品名
（成分名）
内服・外用等の場合：【用法】／≪１回用量≫／［用法等の特別指示］
注射の場合：経路／部位

１．サインバルタカプセル 20 mg
（デュロキセチン塩酸塩）
【１日１回朝食後 服用】／［奇数日］
２．アロキシ静注 0.75mg
（パロノセトロン塩酸塩）
静脈内／左腕 ※

調剤数量

登録情報

１カプセル

３日分

処方

１瓶

１処方分

投薬

※そのほか「装置／手技／ ライン／速度／投与時間」等の記載も表示することも考えられる。
例：シリンジ／静注（末梢）／ 末梢ルートメイン１／２mL/hr／30min 等

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