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【資料1】生物学的製剤基準の一部改正について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24649.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会(令和3年度第4回 3/23)《厚生労働省》
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他製剤(DPT)ではエンドトキシン試験が代替試験として導入されている
WHO と EDQM では最終製品でエンドトキシン試験の実施を推奨している(WHO Technical
Report Series, No. 927, 2005; European Pharmacopoeia 10th edition, 2019)
上記の理由及び 3R の観点に基づき本試験を削除し、エンドトキシン試験を代替法として小分製品の
試験に記載した。

改正案(新旧対照表)
改正前
1

3. 1 原液の試験

改正後
3. 1 原液の試験

備考
エンドトキシン試験の

3. 1. 3 発熱試験

3. 1. 3 発熱試験

規格値は,ウサギ(発熱

検体を生理食塩液を用いて希釈し,1mL

一般試験法の発熱試験法又はエンドトキ 試験)に対するエンドト

中のたん白質含量を最終バルク 1mL 中の シン試験法を準用して試験するとき,適合 キ シ ン の 最 小 発 熱 量
各株たん白質合計量の1/3以上とした しなければならない.発熱試験法によると ( 5EU/kg ) に 基 づ き
ものを試料とする.動物の体重 1kg につき きは,検体を生理食塩液を用いて希釈し, 15.0EU/mL 未満とした
1mL を接種して,一般試験法の発熱試験 1mL 中のたん白質含量を最終バルク1 (5 EU/kg/mL÷1/3)
法を準用して試験するとき,適合しなけれ mL 中の各株たん白質合計量の1/3以上
ばならない.

としたものを試料とし,動物の体重1kg に
つき1mL を接種する.
エンドトキシン試験法によるときは,検
体の1mL 中のたん白質含量を最終バルク
1mL 中の各株たん白質合計量と等濃度以
上に換算したエンドトキシン含量が
15.0EU/mL 未満でなければならない.
なお,エンドトキシン試験法による成績
が規格値を超える場合は,発熱試験法を適
用する.

2

3. 1. 4 マウス白血球数減少試験

削除

検体を生理食塩液を用いて希釈して,最
終バルクと相当濃度にしたものを試料と
する.「検体」を「試料」と読み替えて 3. 2.
8 を準用して試験するとき,適合しなけれ
ばならない.

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