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03【資料1】_HPVワクチンの接種について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》
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【1】経緯及び接種の現状

(3)HPVワクチンの接種に係る調査の結果

HPVワクチンに関する調査

調査結果の概要(調査1:アンケート調査)①

■子宮頸がんやHPVワクチンについての認知・認識
• 子宮頸がんについての認知・認識
⁃ [子宮頸がんという病気]について:接種対象者本人の94.4%、母親の99.5%が、「知っている」「少し知っている」または「聞いたこと
がある」と回答した。
⁃ [子宮頸がんは深刻な病気だと思う]:対象者本人の80.1%、母親の87.5%が「非常にそう思う」または「そう思う」と回答した。
⁃ [HPVは、性交渉の経験のある女性であれば、誰でも一生に一度は感染する可能性がある]:「非常にそう思う」または「そう思う」と回答
したのは、対象者本人の58.9%、母親の62.6%であった。
• HPVワクチンについての認知
⁃ [HPVワクチン]について:対象者本人の36.1%、母親の14.4%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。
⁃ [HPVワクチンの接種方法・必要な手続き]:対象者本人の52.3%、母親の25.1%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。
⁃ [政府が、HPVワクチンの接種を積極的にお勧めしていること(積極的勧奨)]:対象者本人の44.0%、母親の15.6%が「知らない(聞い
たことがない)」と回答した。
• キャッチアップ接種についての認知
⁃ [政府が、1997~2006年度生まれの女性に対しても、HPVワクチンを公費で接種できる機会を提供していること]:対象者本人(高校2年
相当~1997年度生まれの女性)の48.5%、母親(高校2~3年相当の娘の母親)の19.0%が「知らない(聞いたことがない)」と回答した。

• HPVワクチンに対する認識
⁃ [HPVワクチンは、子宮頸がんを予防するのに有効である]:「非常にそう思う」または「そう思う」と回答したのは、対象者本人の
59.8%、母親の59.8%であった。
⁃ [公費で接種できるHPVワクチンで、子宮頸がんの原因となるHPVの90%までが予防できる]:「非常にそう思う」または「そう思う」と
回答したのは、対象者本人の41.4%、母親の47.1%であった。
⁃ [HPVワクチンは重要である]:「非常にそう思う」または「そう思う」と回答したのは、対象者本人の58.1%、母親の54.5%であった。
⁃ [HPVワクチンは安全である]:「非常にそう思う」または「そう思う」と回答したのは、対象者本人の27.5%、母親の24.9%であった。
また、対象者本人の55.8%、母親の55.1% は「どちらともいえない」と回答した。
⁃ [HPVワクチンは有効である]:対象者本人の52.0%、母親の53.5%が「非常にそう思う」または「そう思う」と回答したが、対象者本人
の41.4%、母親の40.9%は「どちらともいえない」と回答した。
⁃ [HPVワクチンのリスクについて十分な情報がなく、接種する/させるかどうか決められない]:対象者本人の51.2%、母親の53.9%が「非
常にそう思う」または「そう思う」と回答した。
⁃ [接種することで以前報道で見たような健康被害が起きるのではないかと思っている]:対象者本人の48.5%、母親の56.0%が「非常にそ
う思う」または「そう思う」と回答した。

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