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03【資料1】_HPVワクチンの接種について (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》
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HPVワクチンの男性接種の費用対効果

第24回厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会
予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会
2024(令和6)年3月14日

資料
2-2
より作成

分析方法の概要
• 先行研究(文献1,2)をベースに
i) 男性のHPV関連各種疾患への直接的効果をMarkov modelにより推計した。
ii) 女性への間接的効果(子宮頸がんの予防効果)を女性接種に関する評価モデルを通して推計した。
分析シナリオ
A) 男性に対する尖圭コンジローマ・肛門がんの予防効果を対象とした場合
B) A)に加えて、中咽頭部周辺のがん・陰茎がんの予防効果を対象とした場合

C) B)に加えて、女性への間接的効果を組み入れた場合
基本分析・感度分析の結果
ICER(万円/QALY)
組み入れ疾患

(基本分析)
発症予防期間:20年

(感度分析)
発症予防期間:30年

(A)

尖圭コンジローマ・肛門がん

23,459.7

8,216.8

(B)

尖圭コンジローマ・肛門がん・中咽頭がん・陰茎がん

9,334.9

4,165.3

(C)

(B)に女性への間接的効果も追加

584.6~2,898.9

402~1,748.6

※ 第24回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会(2024(令和6)年3月14日開催)
池田委員発表資料(HPVワクチンの男性接種の費用対効果)から、事務局において作成。

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