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03【資料1】_HPVワクチンの接種について (26 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40341.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第60回 5/22)《厚生労働省》 |
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HPVワクチン導入10年後における、ワクチンの効果に関するレビュー(オーストラリア)
○ 2007年にHPVワクチン接種を導入したオーストラリアにおいて、ワクチン接種導入10年後にお
ける、男女のHPV感染率、女性の性器疣贅や子宮頸部病変の発生状況の変化を評価するため、
文献レビューを実施した。
○ 4価ワクチン関連のHPV感染率は、女性で28.7%から2.3%に、男性で18%から7%に減少した。
○ 女性の性器疣贅の発生率は、ワクチン導入後明らかに減少していた。
〇 女性の子宮頸部高度病変検出率は、若年齢層ほど低減効果が大きく、20歳未満では2007年から
2014年で半減していた(11.6→5.0/1,000)。20~29歳でも2011年から2014年にかけて低下傾
向が認められた。
○ HPVワクチン接種導入により、子宮頸部病変を含むHPV関連疾患を低減させる効果が示された。
豪国健康福祉当局で公表されている、
子宮頸部高度病変の経時的推移
出典:Cyra Patel, et al. Euro Surveill. Oct;23(41), 2018 doi: 10.2807/1560-7917.ES.2018.23.41.1700737.
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○ 2007年にHPVワクチン接種を導入したオーストラリアにおいて、ワクチン接種導入10年後にお
ける、男女のHPV感染率、女性の性器疣贅や子宮頸部病変の発生状況の変化を評価するため、
文献レビューを実施した。
○ 4価ワクチン関連のHPV感染率は、女性で28.7%から2.3%に、男性で18%から7%に減少した。
○ 女性の性器疣贅の発生率は、ワクチン導入後明らかに減少していた。
〇 女性の子宮頸部高度病変検出率は、若年齢層ほど低減効果が大きく、20歳未満では2007年から
2014年で半減していた(11.6→5.0/1,000)。20~29歳でも2011年から2014年にかけて低下傾
向が認められた。
○ HPVワクチン接種導入により、子宮頸部病変を含むHPV関連疾患を低減させる効果が示された。
豪国健康福祉当局で公表されている、
子宮頸部高度病変の経時的推移
出典:Cyra Patel, et al. Euro Surveill. Oct;23(41), 2018 doi: 10.2807/1560-7917.ES.2018.23.41.1700737.
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