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別紙3:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)別添 (26 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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とで、導入費用を縮減することが可能です(なお、医療情報システム 2 に影響を及ぼす可能
性がある 3オンライン診療システムを使用する際は、「医療情報安全管理関連ガイドライン」
に沿った対策を併せて実施する必要があります。また、汎用サービスを使用する際は、汎用
サービスが医療情報システムに影響を与えない設定とする必要があります。)。
■機器概要と参考仕様等
機器名
台数
説明
備考(参考仕様等)
PC 及びモ 1台/医療 医師が患者とテレビ会議ができ 既存機器の利用可。
ニ タ ( 医 療 従事者
るPC とモニタ(またはタブレット (ただし、電子カルテ用端末
機関用)
端末等)
とは区分するケースがほと
んど。)
ビ デオチ ャ 1台/患者 患者が医師とテレビ会議ができ 既存機器の利用可。
ット用端末
る端末(PC、スマートフォン、タ (患者保有のスマートフォン
(患者用)
ブレット等)
やタブレット等を利用するこ
とが多い。オンライン診療シ
ステムが患者保有のスマー
トフォンやタブレット等の
OS(Operation System) に 対
応していない場合もあり留意
が必要)
イ ン タ ー ネ 1回線/患 オンライン診療システム(クラウ 既存ネットワークの利用可。
ット回線
者 ・ 医 療 ドサービス等)へのアクセスの (医療機関においては、院内
機関間
ため。
LANと分離されたネットワー
クで接続するケースが多
い。)患者側は移動通信網を
介してアクセスするケースが
多い。

3.2

オンライン診療システムの構築パターン
前提条件

オンライン診療は、テレビ電話等の機能を活用して診察を行うことが基本となります。オン
ライン診療の主要な導入パターンとして、(ⅰ)オンライン診療専用のサービス事業者が提供
する「オンライン診療システム」を活用するパターン、(ⅱ)FaceTime や Skype などの既存の

2

医療情報システムは、医療機関のレセプト作成用コンピュータ、電子カルテ、オーダリングシステム等の医療事務や診療を支
援するシステムだけでなく、何らかの形で患者の情報を保有するコンピュータ、遠隔で患者の情報を閲覧・取得するコンピュー
タや携帯端末等も対象として想定される。また、患者情報の通信が行われる院内・院外ネットワークも含む。

3

例えば、電子カルテを利用する端末で、オンライン診療に用いるシステムを直接起動し、オンライン診療を行うと、セキュリテ
ィ上の問題が生じた場合、当該診療に係る患者だけではなく、電子カルテデータベースやそれと連結した医事システムやレセ
プト作成用コンピュータ内のすべての患者の情報に影響が及ぶ可能性がある。

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