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別紙3:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)別添 (27 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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「汎用テレビ電話システム」を活用するパターン、(ⅲ)新規にオンライン診療のシステムを開
発するパターンの3種類が存在します。(ⅰ)及び(ⅱ)では医師側はオンライン診療用の端
末(PC・スマートフォン・タブレット等)を準備し、患者側は個人の保有するスマートフォンやタ
ブレット等の携帯端末を使用することがほとんどです。また、医師(医療機関)側では通常の
インターネット回線が整備されているものとします。

費用の目安
(ⅰ)オンライン診療システム
<医療機関側>
• 初期費用:端末代金+オンライン診療システム導入費用(※1)
• 運用費用:オンライン診療システム利用料(※2)、通信料 (セキュリティ対策ソフ
ト利用料などがかかる場合がある。)
<患者側>
• 初期費用:なし(既に端末を保有している場合)
• 運用費用:通信料(別途オンライン診療システム利用料(※2)が患者側にも発生
する場合もある。その他、セキュリティ対策ソフト利用料などがかかる場合がある。)
(※1)オンライン診療システム導入費用はおおむね 30~50 万円程度(一部、無料
で提供している事業者も存在)。なお、オンライン診療専用端末と併せてオンライン
診療システムを提供する場合や、オーダーメイドでオンライン診療システムを提供す
る場合など導入費用の負担が大きくなるケースも存在する。
(※2)医師側のオンライン診療システム利用料はおおむね1~3万円/月程度(一
部、無料で提供している事業者も存在)。患者側にオンライン診療システム利用料
が発生するケースでは数百円/回程度と回数に応じた料金体系となっている事例が
ある。一部の医院では診療報酬を請求せず、患者から 15 分あたり数千円程度の費
用を徴収する事例がある。
(ⅱ)汎用サービスシステム
<医療機関側>
• 初期費用:端末代金(病院側でオンライン診療用専用端末を準備することが望まし
い。)
• 運用費用:通信料(セキュリティ対策ソフト利用料などがかかる場合がある。)
<患者側>
• 初期費用:なし(既に端末を保有している場合)
• 運用費用:通信料(セキュリティ対策ソフト利用料などがかかる場合がある。)
(ⅲ)独自開発システム
• 費用の目安は開発するシステム内容によって大きく異なる。

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