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別紙3:「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)別添 (33 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000395.html
出典情報 「遠隔医療モデル参考書-オンライン診療版-」(改訂版)の公表(5/31)《総務省》
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使用されているハードウェアに関しては、OS のアップデートを通じてセキュリティを確
保しています。最新のセキュリティパッチや機能改善を利用し、端末の安全性を保って
います。
■ウィルス対策ソフトの使用
オンライン診療アプリケーションがインストールされた PC 等の端末にはウィルス対策
ソフトを導入し、外部からのサイバー攻撃やウィルス感染対策を実施しています。
■ウィルス定義の定期的な更新
オンライン診療に使用される PC には、ウィルス対策ソフトがインストールされており、
外部からのサイバー攻撃やウィルス感染に対する予防措置が講じられています。また、
ウィルス対策ソフトは定期的に更新され、最新の脅威からシステムを保護するための
最新の定義ファイルが適用されています。(PC 起動時に自動で再診の情報を取得する
設定としています。)
■個人情報の取り扱いに関する注意
シンクヘルスでは、主に血糖値や血圧などの限られた情報のみを扱っています。ま
た、その他のツールで情報共有を行う際は、万が一の情報漏洩に備え、必要以上の情
報の入力を抑える配慮を行っています。
■プライバシー保護のための措置
プライバシー保護を目的として特定の診察室でのみ実施されています。患者情報の
漏洩リスクを最小限に抑え、診療中のプライバシーを確保しています。特に、通常の診
療室から物理的な距離を確保した診療室にて実施されることもあります。公民館の個
室を利用し、オンライン診療のコミュニケーション内容の外部への漏洩や患者の同意を
得ている支援者以外の介在を排除する対応を実施しています。これは、一般的な外来
診療室で実施されている近くの診療中の音声が、ネットワークを通じて外部に漏れるリ
スクに配慮した対応です。なお、医療機関側の環境のみならず、患者側の診療環境が
プライバシーの確保に十分な環境でない場合、オンライン診療を中止する措置が取ら
れることもあります。
■物理的な接続の回避
オンライン診療に使用されるハードウェアは、院内の電子カルテシステムと物理的に
隔離されており、院内の他のシステムへの不正アクセスやデータ漏洩のリスクを適切
に管理されシステム間のセキュリティリスクを最小限に抑えています。オンライン診療シ
ステム以外の用途では、ブラウザを使用しない、オンライン診療で必要なツールやアプ
リ以外はインストールしないなどの制限を設け端末を使用されることもあります。必要
時以外は電子カルテもインターネットに接続しないようにするなどの対応が来られるこ
ともあります。
■情報漏洩リスクの最小化
スタッフが退職する際には、パスワードを変更するなど、情報漏洩を防ぐ措置を講じ
ています。

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