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資料３－３ がん検診事業のあり方について（案） (1 ページ)
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| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41159.html |
| 出典情報 | がん検診のあり方に関する検討会（第42回 7／4）《厚生労働省》 |
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第 42 回がん検診のあり方に関する検討会
がん検診事業のあり方について
資料３－３
別添
新旧対照表（案）
令和６年７月４日（木）
更新後
・はじめに
更新前
・はじめに
がん対策推進基本計画（第 4 期）では、がん死亡率減少を目的として「科学的
がん対策推進基本計画（第 3 期）では、がん死亡率減少を目的として「科学的
根拠に基づくがん予防・がん検診の充実」が分野別目標の一つに掲げられ、「科 根拠に基づくがん予防・がん検診の充実」が全体目標の一つに掲げられ、「科学
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料３
学的根拠のある検診の実施」、「精度管理体制の整備」、「受診率向上」が求めら 的根拠のある検診の実施」、「精度管理体制の整備」、「受診率向上」が求められ
れている。このうち精度管理体制の整備については、「がん検診に関する検討会 ている。このうち精度管理体制の整備については、「がん検診に関する検討会（平
（平成 15～平成 20 年）」、「がん検診事業の評価に関する委員会(平成 19～20 成 15～平成 20 年）」、「がん検診事業の評価に関する委員会(平成 19～20 年))で
年）」で検討され、平成 20 年の「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料２ 検討され、平成 20 年の「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方報告
方報告書（以下「報告書」という。）」で初めて方針が示された。これにより「がん予 書（以下、報告書）」で初めて方針が示された。これより「がん予防重点健康教育
防重点健康教育及びがん検診実施のための指針（以下「指針」という。）」が策定 及びがん検診実施のための指針（以下、指針）」が策定され、厚生労働省は「市町
され、厚生労働省は「市町村事業によるがん検診（住民検診）」の実施主体である 村事業によるがん検診（住民検診）」の実施主体である市区町村に対し、同報告
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料２ 書に沿った精度管理を行うことを通知した（厚生労働省健康局長通知）。その後
市区町村に対し、報告書に沿った精度管理を行うことを通知した（厚生労働省健
康局長通知）。その後 10 年間で住民検診の体制整備は進み、精度管理水準は 10 年間で住民検診の体制整備は進み、精度管理水準は改善傾向にある。一方
改善傾向にある。一方職域検診については、住民検診から 10 年遅れて「職域に 職域検診については、住民検診から 10 年遅れて「職域におけるがん検診に関す
おけるがん検診に関するマニュアル（以下「職域マニュアル」という。）」が公表さ るマニュアル」が公表され、国全体としての精度管理の取組がようやく始まった状
れ、国全体としての精度管理の取組がようやく始まった状況にある。
況にある。
がん検診における精度管理は、「指標の設定」、「指標のモニタリング・評価」、
がん検診における精度管理は、「指標の設定」、「指標のモニタリング・評価」、
「評価のフィードバックと改善」を繰り返すことが重要であり、精度管理水準の改善 「評価のフィードバックと改善」を繰り返すことが重要であり、精度管理水準の改善
に応じて指標を修正することにより、更に高い精度を目指した適切な管理が可能 に応じて指標を修正することにより、更に高い精度を目指した適切な管理が可能
となる。平成 20 年以降、国、厚生労働省研究班、国立がん研究センター等は連 となる。平成 20 年以降、国、厚生労働省研究班、国立がん研究センター等は連
携してこれらの体制構築を進め、全国の精度管理指標のモニタリング、指標の見 携してこれらの体制構築を進め、全国の精度管理指標のモニタリング、指標の見
直しを行ってきた。またこの間に指針は必要に応じて改正された。これらにより、 直しを行ってきた。またこの間に指針は必要に応じて改正された。これらより、報
報告書策定当時と現在の精度管理状況に乖離が生じたため、今後の更なる精度 告書当時と現在の精度管理状況に乖離が生じたため、今後の更なる精度管理水
管理水準の向上のために報告書改定版をまとめることとなった。（略）
準の向上のために報告書改定版をまとめることとなった。（略）
第1章.
がん検診に関する基本的事項
１．１． がん検診の目的、健診・検診・診療の違い
がん検診は当該がんの死亡率減少を目的として（※１）、無症状の健康な
集団から当該がんの疑いのある者とない者を選別し、前者を適切な治療に、
後者を次回の検診に導く一連のプログラムである（※２、３）。
一般的に健康診査には「健診」と「検診」があるが、「健診」は「健康づくりの
観点から経時的に状態を把握することが望ましい検査群」であり、「検診」は
第1章.
がん検診に関する基本的事項
１．１． がん検診の目的、健診・検診・診療の違い
がん検診は当該がんの死亡率減少を目的として（※１）、無症状の健康な
集団から当該がんの疑いのある者とない者を選別し、前者を適切な治療に、
後者を次回の検診に導く一連のプログラムである（※２、３）。
一般的に健康診査には「健診」と「検診」があるが、「健診」は「健康づくりの
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観点から経時的に状態を把握することが望ましい検査群」であり、「検診」は
がん検診事業のあり方について
資料３－３
別添
新旧対照表（案）
令和６年７月４日（木）
更新後
・はじめに
更新前
・はじめに
がん対策推進基本計画（第 4 期）では、がん死亡率減少を目的として「科学的
がん対策推進基本計画（第 3 期）では、がん死亡率減少を目的として「科学的
根拠に基づくがん予防・がん検診の充実」が分野別目標の一つに掲げられ、「科 根拠に基づくがん予防・がん検診の充実」が全体目標の一つに掲げられ、「科学
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料３
学的根拠のある検診の実施」、「精度管理体制の整備」、「受診率向上」が求めら 的根拠のある検診の実施」、「精度管理体制の整備」、「受診率向上」が求められ
れている。このうち精度管理体制の整備については、「がん検診に関する検討会 ている。このうち精度管理体制の整備については、「がん検診に関する検討会（平
（平成 15～平成 20 年）」、「がん検診事業の評価に関する委員会(平成 19～20 成 15～平成 20 年）」、「がん検診事業の評価に関する委員会(平成 19～20 年))で
年）」で検討され、平成 20 年の「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料２ 検討され、平成 20 年の「今後の我が国におけるがん検診事業評価の在り方報告
方報告書（以下「報告書」という。）」で初めて方針が示された。これにより「がん予 書（以下、報告書）」で初めて方針が示された。これより「がん予防重点健康教育
防重点健康教育及びがん検診実施のための指針（以下「指針」という。）」が策定 及びがん検診実施のための指針（以下、指針）」が策定され、厚生労働省は「市町
され、厚生労働省は「市町村事業によるがん検診（住民検診）」の実施主体である 村事業によるがん検診（住民検診）」の実施主体である市区町村に対し、同報告
第 41 回がん検診のあり方に関する検討会
参考資料２ 書に沿った精度管理を行うことを通知した（厚生労働省健康局長通知）。その後
市区町村に対し、報告書に沿った精度管理を行うことを通知した（厚生労働省健
康局長通知）。その後 10 年間で住民検診の体制整備は進み、精度管理水準は 10 年間で住民検診の体制整備は進み、精度管理水準は改善傾向にある。一方
改善傾向にある。一方職域検診については、住民検診から 10 年遅れて「職域に 職域検診については、住民検診から 10 年遅れて「職域におけるがん検診に関す
おけるがん検診に関するマニュアル（以下「職域マニュアル」という。）」が公表さ るマニュアル」が公表され、国全体としての精度管理の取組がようやく始まった状
れ、国全体としての精度管理の取組がようやく始まった状況にある。
況にある。
がん検診における精度管理は、「指標の設定」、「指標のモニタリング・評価」、
がん検診における精度管理は、「指標の設定」、「指標のモニタリング・評価」、
「評価のフィードバックと改善」を繰り返すことが重要であり、精度管理水準の改善 「評価のフィードバックと改善」を繰り返すことが重要であり、精度管理水準の改善
に応じて指標を修正することにより、更に高い精度を目指した適切な管理が可能 に応じて指標を修正することにより、更に高い精度を目指した適切な管理が可能
となる。平成 20 年以降、国、厚生労働省研究班、国立がん研究センター等は連 となる。平成 20 年以降、国、厚生労働省研究班、国立がん研究センター等は連
携してこれらの体制構築を進め、全国の精度管理指標のモニタリング、指標の見 携してこれらの体制構築を進め、全国の精度管理指標のモニタリング、指標の見
直しを行ってきた。またこの間に指針は必要に応じて改正された。これらにより、 直しを行ってきた。またこの間に指針は必要に応じて改正された。これらより、報
報告書策定当時と現在の精度管理状況に乖離が生じたため、今後の更なる精度 告書当時と現在の精度管理状況に乖離が生じたため、今後の更なる精度管理水
管理水準の向上のために報告書改定版をまとめることとなった。（略）
準の向上のために報告書改定版をまとめることとなった。（略）
第1章.
がん検診に関する基本的事項
１．１． がん検診の目的、健診・検診・診療の違い
がん検診は当該がんの死亡率減少を目的として（※１）、無症状の健康な
集団から当該がんの疑いのある者とない者を選別し、前者を適切な治療に、
後者を次回の検診に導く一連のプログラムである（※２、３）。
一般的に健康診査には「健診」と「検診」があるが、「健診」は「健康づくりの
観点から経時的に状態を把握することが望ましい検査群」であり、「検診」は
第1章.
がん検診に関する基本的事項
１．１． がん検診の目的、健診・検診・診療の違い
がん検診は当該がんの死亡率減少を目的として（※１）、無症状の健康な
集団から当該がんの疑いのある者とない者を選別し、前者を適切な治療に、
後者を次回の検診に導く一連のプログラムである（※２、３）。
一般的に健康診査には「健診」と「検診」があるが、「健診」は「健康づくりの
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観点から経時的に状態を把握することが望ましい検査群」であり、「検診」は