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【参考3】医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議取りまとめ(令和2年9月). (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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2.汎用され安定確保に特に配慮が必要な医薬品の選定
(1)基本的考え方
令和2年7月、日本医学会傘下の主たる学会の各専門領域において、医療
上必要不可欠であって、汎用され安定確保が求められる医薬品として、専
門領域ごとにそれぞれ 10 成分を目安に検討され、58 学会から、551 品目
(成分)19が検討対象として提案された20。
これらの品目について、医療上必要不可欠であって、汎用され安定確保が
求められる医薬品であって、我が国の安全保障上、切れ目のない医療供給
のために必要で、安定確保について特に配慮が必要とされるもの(以下
「安定確保医薬品」という。
)を今後速やかに選定し、次の観点から、個
別の対策を行うためのカテゴリ(分類)を取り決める。
【安定確保医薬品のカテゴリ(分類)
】※現時点のイメージ
以下のイ)~ニ)の要素やそれらの重要度を勘案して、3.に掲げる対応
を講じるに当たってのカテゴリ(分類)を取り決める。
イ)

対象疾患が重篤であること(重篤であること:生命に重大な影響が

ある疾患(致死的な疾患)であること又は病気の進行が不可逆で日常
生活に著しい影響を及ぼす疾患であること)
ロ)

代替薬又は代替療法がないこと

ハ)

多くの患者が服用(使用)していること

19

用量違い(内注外の区分違いのものを除く。)の同一成分品目等は1品目(成分)
としてカウント(薬価未収載品目、試薬等は除く)
20

提案学会が多い品目:11 学会 プレドニゾロン(ステロイド薬:内)
9学会 ヘパリンナトリウム(抗凝固薬:注)
7学会 ワルファリンカリウム(抗凝固薬:内)
、シクロホスファミド(がん等の化学療
法:注)
6学会 スルファメトキサゾール・トリメトプリム(抗菌薬:内)
、ミダゾラム(鎮静薬:
注)、ナファモスタットメシル酸塩(急性膵炎、抗凝固薬:注)
、メトトレキサート(リンパ
腫、関節リウマチ:注)
、セフメタゾールナトリウム(抗菌薬:注)
、フェンタニルクエン酸
塩(鎮静、麻酔薬:注)
5学会 シクロスポリン(免疫抑制薬:内)
、タクロリムス(免疫抑制薬:内)
、アルガトロ
バン(抗凝固薬:注)
、アドレナリン(昇圧薬:注)
、ノルアドレナリン(昇圧薬:注)
、シ
スプラチン(抗悪性腫瘍薬:注)、バンコマイシン塩酸塩(抗菌薬:注)
、セファゾリンナト
リウム(抗菌薬:注)、タゾバクタムナトリウム・ピペラシリンナトリウム(抗菌薬:注)、
メロペネム(抗菌薬:注)
、人血清アルブミン(アルブミン補充:注)

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