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【参考3】医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議取りまとめ(令和2年9月). (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24780.html
出典情報 医療用医薬品の安定確保策に関する関係者会議(第6回 3/25)《厚生労働省》
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はじめに
医療現場で長年汎用されてきた医薬品について、製造上のトラブルや、
操業の一時停止や生産の中止、輸出禁止措置などその原因の如何を問わ
ず、原薬やその原料である中間体などの製造又は輸入が行われず、供給
が停止されることは、医療の提供に支障を来たす恐れがある。
実際、一部の抗菌薬について、国外における製造上のトラブルに起因し
て長期にわたり安定的な供給が滞り、医療の円滑な提供に深刻な影響を
及ぼす事案が発生した。このほかにも様々な要因により供給不安に陥る
事案が発生しているが、往々にして、国外における原材料調達・製造工
程(サプライチェーン)が不全なことが理由となっている。こうした状
況を受け、昨今、関係学会等から、海外の状況によって国内の患者の命
が左右される安全保障上の問題として、安定的な医薬品の確保を求める
強い要請が寄せられている。
このため、厚生労働省医政局長の意見聴取の場として、医薬品の製造や
流通に関するステークホルダー(利害関係者)や有識者から構成される
関係者会議を令和2年3月に設置し、必要とされる医療用医薬品の安定
確保策について、4回にわたり議論を行った。
今般、安定確保が求められる医薬品に関する考え方や、安定確保を図る
ための具体的な方策などについて、これまでの議論を以下のとおり取り
まとめた。

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