よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2-1 一般社団法人次世代基盤政策研究所 御提出資料 (32 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

各加盟国の評価と対応(2)
3. デンマーク

 EUの加盟国の中でも最もデジタル化が進んだ国の一つであり、医療データの利活用の制度も
すでに整備されている。政府への信頼も高い。
 2次利用に関してオプトアウトを認めていない。最終合意への審議の過程で、オプトアウトの
義務づけが争点となったとき、フィンランド等とともに反対し、理事会における採決でも反対
票を投じた。
 デンマークにとって、オプトアウトの制度を設けることは、現状のデジタル化からみて後退で
あり、そのための制度作りシステム作りの負担も大きい。

4. フランス

 医療データ利活用において、個人情報の保護を含め、制度が整備されている。端的に言うと、
EHDSの最終案は、それを反映している。
 オプトアウトにしても、権利としては認めるが、公益性の高い目的の場合には認めない。認め
る場合にも、国民に対して充分な説明をし理解を求めれば、オプトアウトの権利が行使される
割合は非常に小さい。
 CNILをはじめ、十分な制度を形成し、国民の信頼を獲得してきた自信と、EUにおけるリー
ダー国家としての自負を感じた。最終案については、不満はない。
Copyright(C) 2024 Next Generation Fundamental Policy Research Institute (NFI) All Rights Reserved.

31