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資料2-1 一般社団法人次世代基盤政策研究所 御提出資料 (38 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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医療データ利活用の観点からみた現行個人情報保護制度の問題点
 現状

 情報基盤の未整備
 データ利活用のための制度の未整備
 医療データ利活用のためのシステムの「グラン
ドデザイン」の欠如
 個人情報保護制度の制約

• 「病歴」は個人情報保護法における「要配慮個
人情報」
• 運用におけるデータ取得・利用時の「同意」
「匿名化」の偏重

 課題
 電子カルテ・電子処方箋等の普及
 データ形式の標準化等、相互運用性の確保
 データ結合のための強固なIDシステムの形成
 個人の権利保護手段としての「同意」のあり方の再検討
• 本人にとって利活用のメリットが大きい
• 高度の専門性
• 同意取得のコスト =運用実態としての「黙示の同意」
• 意思能力の問題 =認知症高齢者等の同意

 「公衆衛生例外」の不明確性

 医療現場における明確な判断基準が必要

 二次利用における「匿名加工」

 多くの医学研究には、遡及的なデータの確認、事後的な
追跡調査が必要。匿名加工情報では、研究や医薬品等の
開発には利用できない。

• 次世代医療基盤法の改正で、「仮名加工情報」
の利用が可能に

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