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05参考資料 帯状疱疹ワクチンファクトシート第二版[3.2MB] (67 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_47466.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会(第65回 12/18)《厚生労働省》
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れ、かつプログラムを有効と考えるならば、帯状疱疹ワクチンの定期接種化の導入を決めてもよいだろ
う。帯状疱疹ワクチンプログラムを推進しようとする国々では、最適の接種年齢と接種スケジュールを決
めるに際し、年齢依存的な疾病負荷およびワクチン有効性、防御期間、費用対効果を考慮するべきであ
る。
」との見解を表明している 283。
表 18.

諸外国における帯状疱疹ワクチン導入状況(各国引用文献および文献 251, 文献 268 より)
承認ワクチン *1

NIPへの

弱毒生

不活化

ワクチン

ワクチン

米国





あり

50歳以上

カナダ





あり

50歳以上

オーストラリア





あり

ニュージーランド





あり

帯状疱疹ワクチン導入

NIP対象者

NIP未導入国における

特定対象者への

接種推奨年齢

接種適応

19歳以上ハイリスク群

帯状疱疹罹患歴

弱毒生帯状疱疹ワクチン

がある場合の

の接種歴がある場合の

推奨間隔

推奨間隔

急性期を過ぎて

少なくとも

症状軽快後

8週間/2か月

少なくとも1年

少なくとも1年

65歳以上

NIPとして接種していた

50歳以上のアボリジニと

場合は5年

トレス海峡諸島の人々

自費接種の場合は
問わない

18歳以上重症免疫不全者
中国
香港
韓国
オーストリア
チェコ

65歳

18歳以上ハイリスク群






2021年時点情報

2021年時点情報

50歳以上





弱毒生

60歳以上

2023年時点情報

2023年時点情報

不活化

50歳以上









50歳以上

18歳以上ハイリスク群

18歳以上ハイリスク群
18歳以上ハイリスク群

2021年時点情報





60歳以上

18歳以上ハイリスク群

アイルランド





50歳以上

18歳以上ハイリスク群

フランス





あり

65~74歳

ドイツ





あり

60歳





あり

60~75歳

免疫不全者

オランダ





イタリア





あり

ルクセンブルグ





あり

スペイン





あり

50歳以上ハイリスク群







急性期を過ぎて
症状軽快後

少なくとも5年

18歳以上免疫不全者 *2
60歳(60歳以上)
65歳以上

接種間隔の

18歳以上ハイリスク者

下限の推奨なし

65歳以上
18歳以上ハイリスク者
65歳以上

少なくとも5年

18歳以上ハイリスク者

あり

18~49歳の造血幹細胞

70~79歳

移植後の場合接種妥当

50歳以上ハイリスク者
イスラエル

少なくとも1年

60~75歳

65歳、70歳 *3
英国

少なくとも1年

50歳以上

2021年時点情報

ベルギー

ギリシャ

急性期症状の軽快後
(少なくとも2か月)



60歳以上

NIP; National Immunization Program 国の予防接種プログラム
*1 特筆ない場合は2024年1月現在.斜線は情報確認困難.
*2

2回以上の帯状疱疹の既往がある場合.

*3

60歳以上を推奨し、10年間で対象年齢を移行中.2028年9月以降変更の予定.詳細は本文参照.

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